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テーマ:ニュース(100257)
カテゴリ:ブログっぽい?
キャバレーホステス(32)を拳銃で撃ち殺し、自らも命を絶った巡査長(40)についての真相が、次第に明らかになってきている。最初の報道では無理心中というニュアンスが伺えたが、じつは、ホステスの佐藤さんにとって友野巡査長は、あくまでもお客さんであり、人生を共にするパートナーではなかった。
釣り上げたサケを満足げに持って写っている例の写真が脳裏に残る。 友野巡査長にとって佐藤さんは、それは魚拓にとりたいほどの女性であったのだろう。この2ヶ月間に親から100万円を借りるほど、彼は佐藤さんに入れ込んでいた。佐藤さんにとって友野は、金の払いがよく、またプレゼントもいろいろしてくれる上客であった。はじめは。しかしホステスとその贔屓の関係はしばしばねじれた関係となって、知恵の輪をはずすようなめんどうくさい間柄となってしまうことがあるのだ。 (オレサマのことか?) 結論を言えば、友野巡査長と私の違いは、擬似恋愛における解釈が正反対だということだ。友野はいやがる相手の言動を見るにつけて『カノジョ、なんか悩んでいるよ、よーし、ボクが解決してあげる。カノジョはボクのことが好きだから。』(原因はおまえ自身だよ!)という一方的で絶対的な自信であり、私の場合は何をやっても、どんなリアクションがきても「どうせ、お金なんだろ?目的は。それがわかっているのに付き合うオレサマはバカだよなあ。」という絶対的猜疑心である。(それで女が涙をみせたり、「水商売の女だからってバカにしないでよ!」と棄て台詞を言われたり。) ただ、年齢、独身であること、女性に慣れていないことなど、友野巡査長と私には共通項が多い。ストーカー行為は私の人生観の対極にあるが、付きまとう行為のほうが純真というか、ひねくれてないというか、飲み屋の客としてまっとうな気もする。うまくやれば、ホステスにとってこの手の男はネギカモだからだ。そのあたり、佐藤さんにもプロになりきっていないということで非があるな。佐藤さんは根が優しい人だったのかもしれない。 佐藤さんは優しいがうえに冷酷ともいえた。友野はおそらく佐藤さんを釣り上げてはいないのだと思う。そのうち玉が出ると思って万札をどんどんつぎこんだパチンコ台をしまいには叩き壊してしまったということだろう。いや1回くらい肉体関係はあったのかもしれないが、それがさらにお金をつぎ込む結果となったのだろう。 佐藤さんは友野の仲間の警察官にストーカー行為を相談している。警官仲間では「友野のやつ、すっかりサトコ(勝手につけた源氏名)に入れ込んじゃって、どうしようもないよ。」とぼやかれていたのかもしれない。 32歳のホステスと40歳の独身男か、ビミョーだよなあ。 友野の性格がこんな粘着パラノイアでなくて誠実な本官さんであったなら、結婚もありえたな。警察官と水商売の女性の結婚は多いと、ネットの書き込みで知った。そうかもね。 友野は確かにストーカー行為をするようなアブナイ性格だ。しかし、佐藤さんもホステスでメシを食うならば、かわしてかわして、かわしきらなければならなかった。今週末の巷の飲み屋では、この話題をだせばホステスは食いつくな。これはホステスにとって永遠のテーマなのだ。 (追記) 読み直して、ちょっと思い直しただが、猜疑心をもちつつ付き合うのも、じぶんにいいように解釈して付きまとうのも同じような気がしてきた。男女の心がかみ合っていないという点で、そとめにはまったく同じだ。友野も私も同じようなもんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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