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テーマ:仕事しごとシゴト(23736)
カテゴリ:ソーシャルなワーク
今日は何もしていたくなかった。すべてをドタキャンしようかとも、ふと思ったが10:30頃二度寝より起きて秋葉原へクルマを走らせた。点滴と診察のためだ。
この3日間は今日のことを思いつつ、状態が悪かったと医師に申告した。医師の目からは私はそれほど悪くはないらしい。診察前の点滴が利いたか。ということで私はアナフラニールの点滴の勢いを借りて、60キロほど離れた職場へと向かった。退職のためだ。 18:00頃、来てくれといわれたので、その時間に合わせていった。まず、自分の席に座り、机を整理した。ダンボールがいるなと思っていたが、主任が用意してくれていた。一度、職場につくと「えい!」とばかりに、あってもなくてもいいような紙はどんどんシュレッダーにかけ、引き出しにびっしりあったお菓子の類もそのままゴミ箱行きもなんなので、かばんに放り込んだ。相談にみえている家族がいたので、退職についての話も周囲にできず、黙々と整理をし、20分ほどで、かたづけた。 そして施設長の元へ行き、軽く挨拶をした。施設長は、今回の一件で、一貫してねぎらいの言葉はなかった。6ヶ月しか働いていないのだからそんなものか。私の外見はたいへん太り、見た目で病気のようには見えないので、どこか訝しがっているところがある。私は本日の点滴のあとのテープを液漏れであざになった腕を強調しながら、接した。退職願を持っていくべきか迷っていたのだが、準備のよいことに、フォーマットがあって、その場で辞表を書いた。これでおわりだ。職員が離職するという出来事がルーティンワークのひとつみたいだった。 まあ、これでよかった。私は会社にたいして、一言も不満をもらさず、私の事情でうつ病になったといい続けたからだ。じっさい、そうだから。 今回の職場経験は、じつは、まだリハビリだったのかもしれない。雇用する側からすれば「病気持ちというジョーカーを引いちまった」という思いがあるかもしれないが、私の存在は、まだケアマネとして未熟な若い人によい意味で影響を与えたと思っている。鬱さえなければ私はこの業界で仕事ができるわけだ、という自信につながった。今回は、それでいいや。ちゃんと仕事はしましたよ。明日からはどう過ごすか。なんか四国八十八箇所をめぐりたい心境の今宵である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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