小沢一郎もよくわからん男だよなあ。積み木をコツコツ積み上げては自分で壊しちゃうんだから。テロ対策特別措置法のこととか、現在のアフガニスタン、イラク、の状況とか、インド洋の軍事的重要性とか、専門的にはろくすぽわからないオレサマがオレ流に論じますよ。11月1日にテロ措置法が切れてしまった。これでいいのか。参院選で民主に投票したオレサマもこれはイカンと思うのだ。アメリカもISAFで指揮を執っているフランスも、パキスタンも、日本にはホント感謝していたんだよな。ちょっとイラクのことはおいといて、アフガンはタリバンが勢いを取り戻し、国民がずいぶんかわいそうなことになっている。隣国のパキスタンもテロの波がやってきて、元来敵対していたアメリカとも強調していかねばならない。アフガニスタンの平和は世界の平和に通じているといってもよいわけだ。国連の常任理事国は、それぞれの対立よりもテロ対策を優先せねばならなくなってきた。
で、小沢さんはそのISAFに自衛隊を後方支援で役立てたいと思っているらしい。筋論だな。国連第一主義。アメリカのポチは嫌だという考え。気持ちはわかるよ。でも、インド洋での給油活動は重要だぞ。あのへんは原油を載せたタンカーもたくさん往来しているでしょ。油が安定して供給されないと経済は不安定だ。物価も上がるし。だから、インド洋にいるアメリカをはじめとする国へ給油することはわが国の国益でもある。ISAFでは多国籍軍が平和維持軍として活躍しているが、各国とも死者をたくさん、出しとるよ。小沢さんは自衛隊より殉職者が出るってことを想定していらっしゃるんでしょうな。
そりゃ、イラク戦争はアメリカが勝手に始めた戦争だ。アフガン戦争も、9.11がなければなかっただろう。だからって、現在の支援活動に参加することイコールアメリカ追随とかたづけるのは短絡的だと思う。パキスタンの立場を考えてみなって。イスラムの国でありながら、国の中にイスラムのテロが増殖し、国存続を揺るがすほどになっている。タリバンをなめちゃいかんよな。やっぱり、暫定的な法律じゃ、間に合わんよ。恒久法を自民、民主の垣根を超えて作るんだ。でも大連立というのはちょっと性急。是々非々で、国会で議論しましょうよ。2大政党制のおかげて膿がずいぶん出てくるようになったんだ。オレサマが思うに、現在、国会は二院制が機能していると思うんだ。ねじれ国会というが、衆院三分の二作戦だって、使わなきゃならんときは使えばいい。それで大混乱になって、衆院解散になればそれで、いい。今回、小沢一郎は国会という土俵の上で勝負しないで、リングサイドでこっそりやったのがいけない。もうちょっと大人になって帰ってこいよ!(ペンペンペペン!)