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テーマ:仕事しごとシゴト(23731)
カテゴリ:ソーシャルなワーク
新しい会社に入ってどうにかこうにか2週間が過ぎた。毎日、神頼みである。「どうか、今日、一日、無事に業務が終われますように。職員が休まずにやってきてくれますように。送迎で事故なく、また道に迷うこともありませんように。」と漠然とした神に祈っている。祈りが効いているのかどうかわからんが、ぎりぎりのところで誰かが助けてくれてくれる。もしも何か、信仰をもっていたらそのおかげだと思うだろうな。そのくらいリスキーな毎日だ。
情緒にむらがあるという噂の元力士は土曜日に休んだ以外は大丈夫のようすだ。彼はなにか事業をやっていて、介護の仕事は有償ボランティアのつもりであるという。私の願いはアルバイトといえどもプロの意識と責任感を持ってことにあたってほしいのだが。でも、彼はまだ、ヘルパーの資格を持っていないのだな。5月から講座が始まるという。それにしても会社経営とヘルパー受講生という図式はよくわからん。彼の生活の実態はなぞに包まれているところがある。 介護正職員の退職と入れ替わるように入ってきた常勤パートのシカさんは、1年半くらい、わがセンターで働いていた。(わがっていうのもちょっときがひけるが)2ヶ月前に退職をして自宅近くの宅老所に移ったが、そっちの職場の労務環境がひどくてまた戻ってきたという。入浴や食事の配膳といった細かい仕事の手順は彼女のやり方が共通のやり方となってきている。退職したSさん(52歳女)の色は翌週より新しいものに塗り替えられてきているようすだ。派遣でやってきた、これまたヘルパーを5月から受講予定のノブさんは、Sさんに習ったこととシカさんのやり方が異なるので混乱し、かなりのストレスを感じたことだと思う。もう60代らしいのだな。 もっとも古くから(2年以上前から)月に14日ほど勤務してくださっている、ええとなんだっけ、名前が出てこないぞ。(そのくらいインプットされる事項が多い)60歳くらいの男性は送迎、入浴、と業務をきちんとこなす頼れる人材だ。レクリエーションがカラオケばかりになってしまうのが玉に瑕だが、今はそんな高望みをしている場合ではない。私は送迎のやりくりやこれまでのセンターの人間の履歴、理事長との軋轢など、貴重な情報をいただいている。できることなら常勤で働いてほしいが、この方はよそにもう1箇所、施設で働いているのである。なので、勤務はそっちの勤務表ができて、あいている日がわかってからシフトをつくる。(思い出したUさんだ)Uさんが来てくれる日は他の職員にとっても気になる様子である。(それだけ頼りにしているということ) Uさんで思い出したが、もう60歳を過ぎて顔が犬のチンみたいなサイさん。彼女が毎日、ナーバスでちょっとしたことでヒステリックになり、私の神経にも障っている。悪い人 じゃないのだが。4月の勤務表がめちゃくちゃになっていて、人員が確保されていないためにパニックになっているのだ。古株の職員がどんどん退職し、残っているのがまだヘルパーの資格すら持っていない人だったり、やる気のないおっちゃんだったりすると、現実は勤務表で表されたマンパワーよりもずっと劣った戦力しかないのである。その危機感を抱くのはけっこうだし、私に教えてくれるのはよいが、(私がなんでも知っているモード)になってきていることを私は警戒している。言葉が悪くて、派遣のノブさんをくだらんことでののしったりする小姑ぶりを発揮しているのだ。私に対しても、「センター長!」と叫んで、あれやれこれやれと指示がすざい。まあ、それでも彼女がセンター長と私を呼ぶものだから、この呼び名が職員に定着してきていることはプラスだがな。(呼び名が人心を掌握するのだな) チンみたいな顔のサイさんが戦力外通告をしている一人に、ナカさんという40歳くらいの熟女がいる。彼女については日を改めて日記に書こうと思うが、そもそも彼女はリフレクソロジー(いいんだっけ名称?)ようするに足のマッサージをする人としてセンターにやってきているのだ。だから、入浴業務もしないし、ナースコールがなってもなかなかトイレに行こうとしない。移乗するのがめんどうなのかな。時間も10時~16時と短い。わが施設においてはボランティアのつもりで入ってきてもいつのまにか非常勤職員として組み込まれてしまうにもかかわらず、彼女はかたくなに足をマッサージしている。その一貫した姿勢には感服するところもある。で、その奥さん、ちょっぴり色っぽいのだな。物腰や声のトーンも癒し系。私が管理者として入ってくれば、その下心をちょいとくすぐってくる。どこの会社にもこんなOLはいるでしょ。で、オレサマがまた、その瞬間、いい思いをしてしまうのだな。とはいっても、へんに甘い顔を見せることは禁物で、デレデレしそうなところをじっと耐えている。 介護職員はまだいて正職員にマセさんという60歳くらいのおじさんがいるのだが、彼もまた運転業務しかぜったいにやらない。送迎のコーディネーションすらしない。もっとも古くからいる職員なのに。夕方のミーティングにもでてこない。私は参加してくれるようにアタマを下げて頼んではいるのだが。お茶を用意して待っていてもダメだ。なにか過去に痛い出来事があったのだろう。そんな勤務実体のないおっちゃんが常勤の正職員としてカウントされている。監査上アウトだな、この時点で。 職員はまだいてナースや理学療法士、はり師といろいろいるが長くなるので割愛。みなさん、ときどきやってくる勤務表ではぶつぎりな人たちです。馬鹿理事長はこれらをすべてデイサービスセンターの人員としてカウントするように圧力をかけてくる。勤務表の改ざんですね。それで前任者はやめた。5月の勤務表はいまだできそうにないが、私が心配してみてもどうにもならんのでなるようになるしかないと思っている。29日に5月勤務表の完成予定といったところだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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