縁あって働く職場が大企業だった
昨日は勤めることになった会社に出向いて事務的な手続きをした。働くことになったA社はグループでみれば大企業だ。会社の就業規則等の文面がことこまかく、けっこうな分量なのである。私はスタバでオープンエアの開放的雰囲気の空間でそれらを読んだ。しちめんどうくさい内容の文面を自宅で読む気はしないのだ。とにかくコンプライアンスについての決め事が多い。情報の取り扱いにも細心の注意が図られている。たとえばFD、USBメモリといった媒体を事務所に持ち込むことも不可だ。ようするに仕事は事務所でしかできないのだな。会社の社内に入るにも磁気カードを機械に照会させることが必要。めんどうなのだろうが、なんかインテリジェントなオフィスってかんじで、かっこよくもある。職場を選ぶにあたって、じつは先に確認したいことがいくつかあった。たとえば昼食である。利用者とおなじ食事ができるものかどうかが気になった。確認すると、職員用の休憩所のスペースがあってそこで昼食をとるという。肉と魚の2種類より選択できるとのことだった。料金も良心的で安い。あと、確認したかったのは、仕事をする際の服装だ。ケアマネージャーは専用の制服が貸与される。黒のジャケットでネクタイも着用だ。シャツは指定のシャツもあるがなぜか半そでとのこと。パンツも貸与される。私の体は以前よりはやせてきたところで現在のサイズがよくわからない。今着ているスーツはぶかぶかなのだ。それで、せっかくブレザーをあつらえてくれるのならば体に合うものを選択したいと思い、紳士服屋まで寸法を測りに行くことにした。結果、私のサイズはBB7というサイズで標準のAB体ではなかった。それがわかっただけでもよかったと思う。その店で靴を買うことにした。じつは施設内において上履きが必要であり、それも革靴でないといけないのだ。佇まいがお高いところがあるのである。革靴なんて1つしか持ってないので安いのを購入した。安いと入っても7000円以上したのだが。職場そのものも気になった。要するに私の机の場所だ。ホームヘルプと同じ空間にケアプランセンターもあって、いくつか机があいているようだった。私はその場にいる人に「よろしくお願いします。」と挨拶したが、まだ「?}という反応であった。机の場所はまだよくわからないが、よいポジションであってほしい。ケアマネとしての威厳は保ちたいもの。ヘルパーの事務処理をやってます的な小僧ケアマネは嫌だな。自宅に戻ると本社からメール便が届いていた。保証人関係の書類がいくつもあった。保証人には印鑑証明も必要なのだ。やはり大企業はいろいろと手続きが大変だ。そんな書類にざっと目を通しながら、じぶんがA社の看板で仕事をするのだという自覚が嫌でも芽生えてきた。現在の自分に足りないことを考えるに、それは体力とか気力である。いきなりのフルタイムでの仕事がうまくできるかどうか、ちょっと心配だ。ウォーキングをする気にもなかなかなれないしなあ。自宅にいると横になってしまいそうなので、ネットカフェにいき、『特上カバチタレ!!』を読んだ。2冊読み終えて、この文章を書いているところである。少しでもアクティブにならんとな。これからららぽーとにでも出向くかな。