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カテゴリ:私のお買いもの
角田光代『八日目の蝉』 これ↑買いました。 そう読みにくいところもなく、スラスラよめたんだけど・・・・ やっぱり私には理解できないな。 以下、ネタバレになるので、ネタバレしてほしくないひとはここでさようなら ネタバレOKな人だけ読み進めてますよね??? 妻子ある男性が、不倫した末に 不倫相手も身ごもる。 でも、なんやかんやいいながら、不倫相手の子を中絶させておき、 本妻との間にも子を授かる・・・。 典型的なパターン。 でも、ここから先が私には理解できないんだけど、 なぜ、不倫相手と本妻との間の子のことを、愛人が「顔をみたい」と思うわけ? 子どもみたさに、下見調査までして、 家に不法侵入し、そのあげくにその子を誘拐???? そしてその誘拐した子を、 自分が中絶した子と重ね、育てちゃうって。 まったくもって理解不能。 不倫相手はさておき、憎き本妻の産んだ子をなぜ誘拐??? 私なら、わが子だからこそ可愛いし、わが子だから大事にしたいと思うけど、 アカの他人の産んだ子、しかも自分の立場を日蔭者にしてしまう相手の子を なぜいとおしく思える??? 誘拐犯にまでなり下がり、自分の境遇を偽り、 財産を失ってまでその子をつれて逃げ続けるという行動、まったく理解できない。 どっちかっていうと、 誘拐された子が戻ってきた後も不安定さが残る妻の様子のほうが容易に理解できる。 誘拐された娘の、生家にもどってから、大人になるまでのこと・・・・ そして大人になった後のこと・・・ まだこっちは想像できる。 私にとって、想像できないところが全体の三分の2を占めるこの本。 共感はまったくできないけど、 自分とは違うものとして、読み進める分には面白かった。 感情移入こそできないけど、まぁ、読めたかな。 ショックだったのは・・・・・ 旦那くんが、先に購入していて、 家にすでにその本があることを知らずに、 ダブって私がこの本を買ってしまったこと。 夫婦で全然話をしていないってことよね~(笑) (というか、うちって、基本、旦那くんは黙っていて、 私が機関銃のようにしゃべりまくって、 私「ねえ、きいてる???」 旦那「うんうん」って感じなので、話題提供が一方通行だからこういうことが起こる) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 18, 2011 09:37:03 AM
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