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カテゴリ:総合
3日前のことです。 以前、わたしが製作した『不登校の真実』に出演してくれた人がいまして、この人は現在サラリーマンをやっているのですが、この人にある事件がおこりました。 働いているとき、会社の会長が見当たらないというので、「ちょっと探そう」ってことになったのです。 で、社内を探したのですが見当たらない。 で、ひとつだけ開かないトイレがあって、その人がノックをしても応答がない。 アヤシイと思ってなんとか鍵を外して開けてみた。 会長が倒れていたそうです。 もう紫色になってる。 排便の途中であったらしく汚物が飛び散っている。 倒れたときに顔をぶつけたらしく鼻血を流している。 彼は人を呼び、救急車の手配。 そしてとりあえず心臓マッサージ。 他の社員や、会長の息子である社長は遠巻きに見ているだけで何もしない。 若い社員を見つけて 「キミ、マウスツーマウスできるか?」 「出来ません」 「じゃあ心臓マッサージを代われ!」 若い社員に心臓マッサージのやり方を教え、彼は人工呼吸を。 口の中に広がる鼻血の臭い、死臭、そして汚物の臭い…… 残念ながら、会長が戻ってくることはなかったそうです。 死因は脳溢血。 60代の若さであったそうです。 救急車が来て搬送。 その前に、会長の下着とズボンをあげたのも彼であったそうな。 搬送後、誰も何もしないので、汚物と鼻血で汚れたトイレを掃除して帰宅したといいます。 こういった事態は、事がおきるそのときまで、誰も何も予想をしていないものです。 もしものとき、その瞬間に動けるかどうかなんて、誰にもわからない。 パニックを起したり、おろおろするだけで何にもできない人もいます。 そういった人たちを責めることはできません。 でも、“もしものとき”がもしもおきたとしても…… 常に冷静に対応できる“心”を持っていたいものです。 『不登校・ひきこもり・ニート』の人、その周辺の人にもそれは言えると思うのです。 ある日とつぜんの自傷、自殺、暴力、どうしようもないやるせなさ。 冷静になれ落ち着けというのは、無理なのかも知れませんけれど そういうときが“もしも”起きたとしても、冷静に落ち着いて対応していただけたらなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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