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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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巨椋修(おぐらおさむ)

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2006年11月15日
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カテゴリ:周辺事態
熊本の病院で、子育てができない親が乳児を託す「赤ちゃんポスト」  の導入を決めたそうです。


病院側は

「捨てられて命を落とす赤ちゃんや中絶せざるを得ない母親を救いたい」

という主旨だそうですが、

「子捨ての助長につながる」

という意見や倫理的にどうかという声もあり、どうなるかわかりません。


モデルはドイツの「捨て子ポスト」


「捨て子ポスト」のことは、このブログで以前、 子捨て親捨てのススメ という記事を書いたことがありました。


まあ、いろいろな意見があることでしょう。


今月、また秋田県で 母親が我が子を殺すという事件がありましたが、この母親は、残念ながら母親に向かない人であったのかも知れません。


この報道で知る限りですが、この母親にはアダルトチルドレンや、人格障害の傾向があり、突然暴力的になったりしていたりしたようです。


また、自らも虐待を受けていたり、いじめを受けていた可能性もある。


殺してしまった子どもも、望んで作ったいうよりも、「うっかり出来ちゃった」か、「当時付き合っていた男性の気を惹くために作った」というものであったのかも知れません。


このような人、人間的に未熟すぎる、対人関係が不安定すぎる人でも、子どもを作ることは可能です。


しかし、ちゃんと育てることができるかどうかはわからない。


親子ともども成長していければいいのですが、そうではなく虐待を繰り返してしまうこともある。


虐待をしてしまう親は、その未熟さ不安定さゆえに子どもに執着してしまいこともあり、「捨て子ポスト」を設置しても、その親は我が子を施設に託すということは、なかなかないのかも知れない。


虐待は親子で連鎖する場合が多いという話しがあります。


いじめられていた人の子も、またいじめられっ子にになってしまうことがあるという話しを聞いたこともあります。


そういった負の連鎖は、その親の代で断ち切って欲しいものです。


その方法のひとつとしては


「子育てについて不安に思ったり、ストレスを感じたら、とにかく助けを求める」


「窮屈な愛情よりも、のびやかな愛情で子どもに接する」


といったことではないでしょうか。


ストレス過多の時代、意識してのびやかにゆるやかにする必要があるのかも知れません。







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Last updated  2006年11月15日 09時48分14秒
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