不登校・ひきこもり・ニートを考える

人間には男と女ってのがあって、それがいつもドラマになるわけです。


動物だったら雄と雌。


このふたつは一緒じゃない。


生物として、担っている役割が全然違うのな。


よって行動や思考パターンに大きな違いが出てくるのよ。


どういうところに出てくるかというと、性に関することで違いが出てくる。


カンタンにいうと



女は選ぶ性

男は選ばれる性



なワケさ。



そんなことないよって言う人もいるかも知れないけど、これは事実なんだよ。


生物最大の行動理由のひとつに、自分の遺伝子を次世代に伝えるというのがある。


そのためには、自分が気に入った異性とセックスをして、子どもを作らなくてはならない。


その点、男はそのために、いろいろな女の人とセックスをすれば、より有利に多くの遺伝子を残すことができる。



だから、極端にいうと誰でもいいわけだ。女の子が、やらせてくれると言うと多少好みでなくても、ついフラフラと……っていうのが、男の哀しい性（さが）なんだよ。



女の人はっていうと、誰でもいいと言うワケには行かない。　

女には、妊娠・出産・育児というリスクがあるからね。


だけど、男はやらせてくれそうな女の子にフラフラするから、女もそこを利用して、性的シグナルを送って、男を惹きつけておくようにする。


赤いルージュを引いてみたり、スカートを短くしてみたり、ブラでバストを強調してみたりね。




男は年に数百回も、いろいろな女に自分の種をバラ撒くことが可能だけど、女性は年に一回くらいしか自分の遺伝子を宿すチャンスがないんだ。


だから、女は誰でもいいと言うワケにはいかない。


相手を選んで、自分の遺伝子をより有利に伝えてくれる男を、選ぶことが必要になってくる。



だから女が男を選ぶんだよ。


男のように誰でもいいと言うワケにはいかないのさ。


また、セックスに関しても、女は妊娠・出産というハンデがあるから、妊娠出産、そして育児のときに有利になる男を選ぶ。慎重になる。


昔、３K・３高（高身長・高学歴・高収入）なんて言葉が流行って、それが女の理想とされていたんだけど、それは当たり前のことでね。


高身長は、肉体的に有利、つまり、自分の遺伝子を伝えてくれるのに有利。


高学歴・高収入は、頭脳の優秀さで、自分の遺伝子を伝えてくれるのに有利なのと、妊娠。出産・育児においても有利なので、そういった男を選びたいというのは、当たり前のことなんだよ。


じゃあ、男はというと、若い女性に惹かれる傾向があるでしょ。


若い女性ということは、それだけ健康であることが多く、出産や育児、やっぱり自分の遺伝子を残すのに有利なワケですよ。


だから男は若い女とセックスをしたがるんだな。


でもこれは、女も一緒なんだけど、若い男には、妊娠・出産・育児をする女性を、安定的に守る力が少ないので、女性は若い不安定な男よりも、ある程度年上で、安定している男を選ぶという傾向にある。


女は50歳くらいで子どもを作れなくなるしね、男の場合は関係ないというのもあるんだろうね。



そういった『性差』が、男と女の行動や考え方の違いを生んでいるんだけど、『不登校･ひきこもり･ニート』系の男って、わりと女性に選ばれることを望むのな。


つまり、勝手になぜか女の子が自分を好きになってくれて、なんでもリーダーシップを取ってくれて、セックスまでリードしてくれるってのをさ。


まあ、これは積極性がないという表れで、一種の妄想とか願望なんだけどね。


でも、現実には、なかなかそんなことはないワケでさ。


ナンパとかで女の子を引っかけたいとか思ってもなかなかできねえんだろうしさ。


オレだって、ナンパとかしたことねえし。


オレがパーソナリティーをやっている『不登校･ひきこもり･ニート』を対象にした 『オールニートニッポン』/なるネットラジオ番組があってさ。


「小穴哲至のオールニートニッポン」って番組で、夏目涼介さんって人が、ナンパの話しやナンパブログを書いているんですよ。


この『夏目涼介のひきこもりナンパブログ』 っていうのが、結構おもしろいんだ。（笑）


夏目さんは、元ヒッキーで、自分の性格を何とかしようと思い、行動的になるために、思いっきりきりきっちゃって、街で女の子に声を掛ける練習からはじめたってんだよ。

それで、普通に女の子と話しをすることさえ、難しかったんだから、いろいろと悪戦苦闘するわけ。


第1話から読んでいくことをオススメするよ。（笑）


ひきこもりの男の子も、女の子も、恋愛をしたい、セックスをしたいという気持ちは、当たり前に持っているわけでね。


でも異性が怖かったりもしたりするわけだ。


別にナンパをしろと言うつもりもないし、されてみろと言うつもりもないけどね。

少しずつでもいいから、動き出してみたらいいと思うよ。