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キレる大人急増?=暴行4倍、路上で、素手で-ささいなトラブル発端か・警察庁
12月15日7時1分配信 時事通信 「警察庁がまとめた1~11月の犯罪情勢では、多くの罪種で認知件数が昨年を下回ったのに対し、暴行の増加が目立った。 昨年は10年前の4・2倍に急増し、街頭での暴行や素手で暴力を振るうケースが多いという。 少年の検挙が減少する一方、成人は大きく伸びており、同庁は「ささいなことでキレる大人が増えているのではないか」としている」 ぼくの周囲には、自ら“マジメ人間”と自称したり、“良き市民”と称する人がいます。 その多くが 「急増する少年犯罪」を憎んでおり、そういった少年たちに対して“鉄拳制裁”をするべきだ! と“正義の心”から主張していたりします。 よく「最近の若者はケンカの仕方がわかっていない」と、ふんぞり返るバカオヤジ、バカオバサンがいたりするんですけど、ここ数十年で少年による殺人事件は激減しているんですね。 つまり、昔も今も同じくらい暴力事件が起きているとしたら、昔の若者(つまりいまのオジサンたち)は、ケンカの仕方がわからないから、カッとなって殺してたとも言えますね。 もっとも少年の暴力事件も減っているみたいなんですけど。 全体像としては、昔に比べていまの若者は平和であり、カッとなって人を殺す人は、大人世代より少なくなっているのが現状です。 さらに満員電車のケンカにおいて、もっともキケンな年代は40代50代のオッサン連中だったりします。 そういった人を見ていると、人間ってつくづく暴力が大好きなんだなと思います。 もともと人間って、暴力が大好きなんですよ。 他人に対して暴力をふるうことで、人間はもの凄い快感を得るらしいんです。 だから人類史に戦争や虐殺が絶えないとも言えますね。 「いじめ」もそう。 人間は、他人をいじめることにものすごい快感を得るんです。 だから「いじめ問題」なることについて考える人は、この事実を認めることから初めた方がいい。 暴力が快感になるという理由がふたつあって、ひとつは攻撃欲を満たすことで、鬱屈した精神と肉体が解放されるための快感。 いまひとつは、脳内で暴力的快感と性的快感は、出所が同じであるためと言われています。 つまりセックスをしているときと、暴力をふるっているときは、脳の同じ部分が興奮しているそうなんです。 だからエライセンセイとかが 「昔に比べてレイプが十分の一以下激減したのは、若者に元気がなくなったからだ。嘆かわしい」 とか言っちゃうんですね。 また、そういった若者に対して 「スポーツで攻撃欲を発散させて……」 なんて言っている人もいますが、毎日ゲロ吐く寸前まで練習している運動部でも、「いじめ」や「暴力事件」はあるわけですから、そんなに単純なものじゃない。 まあ、確かにスポーツはストレスの発散に大きな効果がありますけど、暴力に対しては、やはり心の教育というのが大切なんだと思います。 キレる大人が急増しているというのは、ストレス社会というのが関係しているのでしょうね。 あまりストレスをためないで、それこそスポーツなんかで発散させて、感情のコントロールとかを学んで欲しいと思います。 まず、大人からね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月22日 09時13分50秒
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