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カテゴリ:周辺事態
「ヤンキー先生」こと教育再生委員会の義家弘介氏が、高校教師時代、担任していた女生徒と交際し、妊娠、退学させ、その後に結婚したという噂が流れているというのですよ。
ぼくは義家先生のことはよく知らないんですけどね、教師と生徒の恋愛について以前から書こうと思っていたことでもあるので、この機会に書きましょうか。 まず、大方のご意見としては次のようなものでしょう。 「教師と生徒の恋愛など、倫理・道徳的に許されない!!」 と、オモテムキではそういうことになってる。(笑) つい数日前にも、50代の男性教師が自分の女子生徒をラブホテルに連れ込んで“いかがわしい”ことなどをいたし、懲戒免職になるという事件がありました。 教師の言い分はこうでした。 「冗談で、誘ってみたら本当についてきた」 そこにパワーハラスメントとか、他に事情なりがあったのかも知れませんが、報道ではそこまで書いておりません。 あったのは、その二人が「ラブホテル」なるところにいき、どうやら“コト”に及んだらしく、それが人に知れ、教師は懲戒免職になったということです。 ま、こういったことは世間では“常識”とか“道徳観念”ではダメということになってたりするのね。 ま、けっこうあったりしますけどね。 凶悪犯罪のひとつに「レイプ」というものがあります。 レイプは許されることではありません。 でもね、それが「プレイ」や「ゲーム」でやるということもありますね。 人間とは何ともやっかいなもんです。 これを、他者の目からみて、「どこまでがよくて、どこからがダメ」なんてことを判断するのは非常に困難だったりします。 動物行動学的に言えば、脊椎動物のほとんどが、メスがそれとなく誘い、オスが追いかけ、攻撃的(あくまで“的”ですよ)な行為をし、メスが受け入れるという風にして命が次世代に繋がれるということが多い。 哺乳類サル目ヒト科であるあなたも、恋愛を何度か経験したことがあるならば、何となくそれはわかると思います。 そしてぼくも何回か恋愛なるものをした経験がありますので、恋愛について言うとすれば…… 恋はするもんじゃないぜ~! 堕ちるものさ~!!(笑) 恋愛にしても、夫婦、親子、家族なんてものは、幻想、フィクションで包まれていたりしますね。 結婚して夫婦になる。 結婚式のとき、多くの親族や友人、そして神にまで“永遠の愛”を誓ったりするんですけど 現実では、3組に1組が離婚してる! つまり男と女の関係っていうのは、実に不安定なものなんです。 そこで、何とか安定させようとすれば、宗教や慣習、法律、倫理、道徳で縛るしかない。 縛っても不安定であるのは、歴史が示す通り。 さて、本題である「教師と生徒の恋愛」ですが、恋愛は常に不条理です。 そこで文学とか芸術が生まれるんですね。(笑) ではぼくたちはどう考えればいいか? そこそこ柔軟に対応するしかないということになります。 「教師と生徒の恋愛」が、道徳に反するからといって、恋愛は人には抑えることがなかなかできない感情であったりします。 未成年だからいけない? 馬鹿言っちゃいけません。 女性は16歳から、男性は18歳から結婚ができるのです。 つまり、両者と保護者がOKであれば、問題ないってことですね。 え? ダメ?(笑) 未成年の従業員と経営者の恋愛もダメですか? 上司と部下の恋愛もダメですか? 未成年同士の恋愛はダメですか? ダメと言われて燃え上がるのが恋愛です。(笑) 不倫もそうですね。だから燃え上がる。 と、いうことは、やっぱり一応ダメってことにしておいた方がいいのかも知れません。(笑) でも双方、保護者も納得していればOKでいいんじゃないの? ところが、こんなことをいう人がいる。 「先生がダンナだと、テスト問題の漏洩やエコヒイキがあるからよくない」 そうかも知れませんが、現実には生徒の親が教員なんてことはザラにある。 これと同じことですね。 おそらく多くの人が思っているのは、そんなことじゃない。 “道徳的によくない” ってことでしょ。 ところが、道徳なんてその時々や文化民族で変わる。 ましてや“恋愛”なんていうバケモノには、常に道徳は負けるんです。(笑) ま、親としては教師に手を出されては安心できないというのもわかります。 だから、そういうのは反則ということでいいんでしょう。 でも双方と未成年なら保護者がOKといえば、もう仕方ない。(笑) それ以上、他人の恋愛に口出しするのは野暮というものです。 でもね。 ひとつ思っていることがあるのですよ。 女子中学生とか女子高生とか妊娠しちゃうことがあるじゃないですか。 女子高生なんて、もう結婚できるわけです。 いいじゃない。結婚して子育てしながら高校生やっていても。 いまの常識だと、たいがい退学とかせざるを得ないというのが現状だと思うんですよ。 そんな常識はいりませんよ。 それよりも、高校に行きながらでも子育てできる環境を作ってやんなよって思いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月25日 01時27分36秒
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