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『不登校・ひきこもり・ニート』関係の人って、『オカルト』とか『成功哲学』とか『霊感』みたいなのが、好きな人って多いじゃないですか。
自称スピリチュアルカウンセラーの江原啓行さんも、かなりの人気みたいですね。 それでね、2月1日号の『週間文春』に「江原啓行」7つの疑問」」なる記事が載っておりました。 テレビの人気者、自称スピリチュアルカウンセラーの江原氏の「いい加減さ」を叩こうとするマスコミはこれまで他にもあったんです。 少し前に『週間文春』のライバル誌『週間新潮』が叩こうとしたんですけど、同じ新潮社の『新潮45』で江原氏が連載をしていたということで、江原バッシングは取りやめになったという経過もあったりします。 ま、細木数子さんのような黒い噂もなく、ただ、ときどき笑っちゃうような突拍子もないことを言ったり、霊感が外れたりするくらいですから、特に叩くほどのこともないんですけど、ただあまりにも人気者になってしまったということでしょうか。(笑) 彼が言っていることも、冷静に読んでみれば “どーでもいいこと”や“なんちゃあないこと”、あるいは“矛盾だらけのトンデモ話し”なんですけど(笑) 彼が自称スピリチュアルカウンセラー、つまり文字通りの“霊感商法”で稼いでいることを考えれば、トンデモ話しが出てくるのは当たり前のこと。(笑) 前世は○○とか言われて喜んじゃう視聴者やお客さんがいるんだから、その視聴者やお客さんに文句なければ、それでいいだけの話しです。 江原氏の文章を読んでみれば、決して宗教的にマトモな主張をしているとは思えず、理解もしているとも思えず、矛盾だらけなんですけどね。(笑) まあ、宗教に無関心な視聴者や、お客さんもそんなことは気にしないわけで、それよりも『前世』や『霊』『崇り』みたいなことに関心があるわけでね。 彼は、そういった誰も見えないにとについて、偉そうに解釈してみせたり、祓ったりするわけで、それが商売になっているんだから、まあいいじゃないとしか言い様がありません。(笑) また江原氏のテクニックを見ていて、最初、詐欺師や自称霊能者、占い師が多用する『コールドリーディング』という話術を使っているのかなとも思ったんですけど、もっと稚拙な話術でねえ。(笑) なんと言っても、最終的に誰も見たことのない“あの世”、“前世”、“霊魂”のお話しで決着がつく霊感商法ですし、それ以外では「ごくごく常識的なこと」を、本に書いて、それを読んだおばさんとかが、 「ああ、わたしはこんなに常識的なことも忘れていたのね。江原先生アリガトー」 って感動してる。(笑) おめでたいといえば、これほどおめでたいことはないのですけど、まあ、少し可哀想でもあるな。 可哀想な人だけど、頭の中はおめでたく幸せ…… ま、本人が幸せならそれでいいか。(笑) 江原氏の本で癒されたとかあってもいいし、それが悪いということもないしね。 ただね、ちょっと前に『不登校・ひきこもり・ニート』の関係者に2年程前、斉藤一人さんの「ツイてる・ツイてる」が流行ったことがあったのね。 で、みんな狂ったように「ツイてる・ツイてる」って言い出したの。(笑) 傍でいると、イタイタしくてね。 だって、「きょうはツイてる1.500回言いました! あなにも、光が多くそそがれますように!」なんて言ってるの。 でも、うまく行った人はぼくの知る限りにはいないんですよ。 「ツイてる・ツイてる」って繰り返している間に、「本当はオレ、ツイてないのになあ……」なんて考えだして、かえって落ち込んじゃうんですよ。 だからまあ、占いでも霊感でも宗教でも、心理カウンセラーでもなんでもいいからさあ。 信じるのも自由ですが、ほどほどにね。 あまり振り回されない方がいいと思いますよ。 詐欺師まがいやヒドイのも多いですしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月27日 15時32分40秒
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