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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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2007年05月27日
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カテゴリ:周辺事態
●【教育ニュース】大卒・高卒就職率、数値の上では好調 (2007年05月23日)

平成18年度の大卒・高卒の就職率は、おおむね上向きの傾向を示している。文部科学省が調査したところによると、高校新卒者の就職率(就職者の就職希望者に対する割合)は93.9パーセントで、昨年の92.8パーセントから1.1ポイント上回っていた。また、大学新卒者(短大、高専含む)の就職率は96.3パーセントで、前年を1.5ポイント上回っている。



さらに、団塊の世代1000万人が定年退職という時代でもあり、新卒者だけでなく中途採用者も、就職しやすくなっています。


また、大学は“全入時代”つまり、進学を望み、大学を選びさえしなければ、誰でも大学に進学できる時代がきたということです。



これは何を意味しているか?


不登校支援者が、あるいはニート等支援する市民活動家が、これまで叫んでいた


「受験戦争や学歴差別が諸悪の根源である!」

「働きたくても、仕事がないのだ!」



という主張が通用しにくくなってきたということです。



現実的なことをいえば、どんなあほでも大学に進学できる時代がこようとも


世の中に労働者を求める企業があふれようとも


『不登校・ひきこもり・ニート』問題は解決しない。


なぜならば、不登校とは学校から排除されているというよりも、本人が学校に行けないという問題が主であり


ひきこもり・ニートとは、仕事があっても、働けない・働く気がない人たちのことだからである。


もちろん、ワーキングプアと言われる問題。

ネットカフェ難民やバーガーショップ難民といわれる問題もあります。


こういった状況にならない、あるいはなったとしても、いかに対処するか、いかに自分を守るかという生活スキル、知恵、知識を身につける必要がありますね。






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Last updated  2007年05月27日 12時23分17秒
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