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カテゴリ:周辺事態
人類に多く見られる3大タブーとして
1,人肉食 2,近親姦 3,殺人 があるという話しを前回しました。 しかしこれらのタブーは、『人類にとって、できない行為』というわけではありません。 タブーを定義化すると 「特定のコミュニティではやってはいけない、触れてはいけない、話題にしてはいけないとされていること。禁忌」 (はてなダイヤリーより) つまり“それぞれのコミュニティ”、民族、村、国、文化、宗教などなどによって、タブーはいろいろと変わってくるということでもあります。 また、タブーは普遍的なもの、絶対的なものではないということになります。 例えば『殺人』は、時と場合によって「やっても良い」、「やった方が良い」、「やらなければならない」ということもあります。 人肉食も、近年まで……、あるいはもしかしたら現代でも行われているかも知れません。 よく聞くところでは、即身仏としてミイラになった高僧の皮などを食べるとか、亡くなった親族や友人、恋人のお骨を食べるなどということを聞きます。 山や海で遭難した人や、飢餓にあった人が人肉食で命をつないだという話しはよく知られてします。 人類の歴史において、食料として人肉を食べるということもめずらしくなく、例えば中国で儒教を打ち立てた孔子の時代などでは、人肉の塩漬けが一般に食べられていたらしく、孔子の高弟の子路という人が殺されて塩漬けにされたことを悲しみ、孔子自身はそれから人肉を食べなくなったという説があります。 また他にも、中国には『子どもの丸焼き』のようなレシピがあるという話もあります。 世界に目を向けてみると、多くの民族に食人の習慣や記録が残っていたりします。 これらのことを考えるに、人間という生物には 「絶対にやってはいけないものなどない」 「3大タブーとされるものでさえ行われている」 「行われており、それが不都合であるがゆえにタブーとなったり、ルールで禁止する」 「つまりは、絶対にやってはならないものを作った」 となったと考えてよさそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月14日 12時34分04秒
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