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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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2008年06月12日
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カテゴリ:周辺事態

秋葉原通り魔事件の犯人が、『不登校・ひきこもり・ニート』の当事者との共通点があるということを述べてきました。



虐待と思われるような厳しいしつけ。



親による過干渉



社会にも、家庭にも自分の居場所がないという状況など




すべてではありませんが、『不登校・ひきこもり・ニート』の当事者が抱えるものが、事件の犯人周辺には点在しています。


さらに共通点を付け加えるとすれば、



【被害妄想】



【自殺願望】



【強烈な劣等感】



【攻撃性の高さ】




がありますね。


これらはすべて、うつ病の人にも見られる症状です。



【被害妄想】については、犯人が書いたと思われる携帯電話の掲示板に


彼女がいないという文言が、42回以上


一人という文言が、30回以上


不細工という文言が、22回以上


書かれているそうです。



さらに、職場への不満


繰り返す転職


親への不満などなどが書かれており、この被害妄想の強さ、劣等感の強さは、『不登校・ひきこもり・ニート』の当事者にもよく見られるところです。


そして、これらの被害妄想と劣等感は、自分、もしくは他者への攻撃となっていきます。


そして、『不登校・ひきこもり・ニート』の当事者と犯人との共通点として、【自らダメになる方向へ行く】というのもありますね。


人に嫌われるような言動をしてしまったりして、自爆、自滅していくんです。


今回の犯人のようにならない方法としては、【自分で自分のことを、認めてあげる】ということが必要ですね。


いわゆる【自己否定】じゃなくて、【自己肯定】をする。


【自己肯定感】を育てるということです。


自分の悪いところ、ダメなところも含めて、それを認め、肯定する。


自分で自分を許すということが大切になってくると思います。




そして、第二、第三の犯人、この事件の“模倣犯”が出ないことを祈ります。


おかしなことに、こういった事件の後に、必ずマネをする愚か者が出てきますから。












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Last updated  2008年06月12日 11時19分01秒
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