|
カテゴリ:総合
2008年8月2日、漫画界の大御所、赤塚不二夫先生がお亡くなりになられました。 享年72歳。 赤塚先生に見出されたタレントのタモリさんが、告別式の弔辞で、次のようにいっています。 「赤塚先生は本当に優しい方です。 シャイな方です。 (中略) あなたはすべての人を快く受け入れました。 そのためにだまされたことも数々あります。 金銭的にも大きな打撃を受けたこともあります。しかしあなたから、後悔の言葉や、相手を恨む言葉を聞いたことがありません。 (中略) あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。 それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。 この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。 すなわち『これでいいのだ』と……」 わたしは、『不登校・ひきこもり・ニート』に苦しむ皆さんにに、タモリさんが、赤塚先生について語ったこの言葉を伝えたい。 そして「これでいいのだ」と言える人になって欲しいと思います。 もちろん、みんながみんな赤塚さんのようには生きれないのですが、タモリさんがいうように 人に優しく すべての人を、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れられるような人間を目指してほしいと思います。 そして、自分をも受け入れ、こう言えるような人になって欲しい。 「これでいいのだ」 わたし、巨椋修(おぐらおさむ)の職業は漫画家で、わたし自身は赤塚先生と面識はありませんが、アシスタントなどをさせていただいた先生は、赤塚先生のフジオプロ(赤塚先生のプロダクション)出身の方でした。 つまりわたしは、赤塚系統の漫画家ということになります。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月07日 22時53分32秒
コメント(0) | コメントを書く
[総合] カテゴリの最新記事
|