発売されていたのは知っていましたが、ずっと買えずにいました。
なぜって、既に地元は安全ではないからです。
もっと遠い職場にしておけば良かった・・・
高井戸さんは『ブレックファーストクラブ』から読み始めましたが
独特の、ダラーっとした雰囲気が大好きです。
あの雰囲気に包まれると、暗い事件も重たい悩みも、別の色をもってくるようでして、この『プリンスチャーミング』もそう。
高校の美形であやうい先生と、すでにゲイ自覚のある3人の生徒のお話第2弾です。
朝比奈先生と一応同居している湯浅(黒髪・いい奴でやっぱし主人公キャラ)ですが、
親友だと思っていた永井(長身短髪無口なサッカー部)が自分を好きだった事を知り、荒れていく彼をも放っておくことができません。
ついにある晩、彼の気持ちを受け入れてしまうんですね~~。
この辺りのいわゆるちょっとした『退廃的?』展開が高井戸さんっぽいというか
私は大丈夫ですが、皆さんはどうなんでしょう??
(水無月は永井が一番気になってるからかもしれませんが)
それに並行して、もう1人の友達、加賀見(クールでひょうひょうとしたメガネ。)も、先生にちょっかいをかけてきて、先生もどうやら彼が気になっているようす。
テンション低いんで、ドロドロとしてないんですが、実は四角関係が展開されているのでした。
そんな彼等が、学校や先生のマンションや、ゲイ・クラブなどで交す会話も
高井戸さん独特のムードでクスリと笑わされたり、シリアスだったりして
やっぱり好きだ~~~~~vvv
まだまだ続きそうですけど、
私としては、永井も心配だし、加賀見も好きなので
先生と湯浅には犠牲になってもらって
カップルが2つ成立でも問題ないのですけどね・・・(自己中心??)
これからもダラーっと見守って行きたいと思いますv