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テーマ:『彩雲国物語』(4)
カテゴリ:彩雲国物語
現在、ひとり大キャンペーン中?の彩雲国物語。今日は、CDのレビューをしたいと思います。
1枚目がコレ、『はじまりの風は紅く』 彩雲国というのは、前にも書きましたとおりどこぞの中国っぽい国でして その中が、色の名のついた8つの州に分かれています。 主都は紫州というらしくて、そこを治める貴族が紫氏(しし)といい、 特に、この州だけは、主都なんで、紫氏はすなわち王族らしいです。 ちょっと見『十二国記』的でもありますが、あれよりもずーーーーっとくだけていますv 主都なので、別の色の名を持つ貴族も住んでいまして その中の紅家(こうけ)直属のお姫様 秀麗(しゅうれい)(桑島さん)というのが主人公です。 桑島さんと言いますと、『犬夜叉の珊瑚でしょうが、私にとっては『花君』瑞希かもしれません。男性声優さんを聞きなれた腐った耳でも大好きです 器量は十人前(まあ悪くないけど、特別美人ではない)でも ぼーっとしたお父さん、紅 邵可(こう しょうか)@池田さん が窓際っぽい仕事しかしてないもので 家柄はいいのに万年貧乏な家を 立派に切り盛りしているらしいです。 家人も、貧乏故に1人しかいません。 それが、13年前に父親が道端で拾ってきた静蘭(せいらん)という清冽な美貌のお兄さん。 このお兄さん、美麗にして剣の腕も立つ、凄い人らしいですけど、一番魅力的なのは、何と言ってもにっこり笑って黒いトコロであります。ワタシ的には(笑) 緑川さんがまた、はまり役なんだよ!!! そんな秀麗が、宮廷の3師(偉いおじいちゃんトリオ)の1人である霄太師(しょうたいし・・この話も漢字がキツイよう)に頼まれて やる気のないヘタレな王さまのおしりをたたいて国政に興味を持たせるようにするというのが1枚目のストーリーです。 天然で、ヘタレで甘えッ子な王様、紫 劉輝(し りゅうき)役が、関智一さんでして、演技なのか素なのか分からない見事なヘタレっぷりが、と~~~っても可愛くてステキですv 関さんって、結構『気のイイ兄ちゃん』役の印象があります(マイネとか)が (ご本人は、『これまででいちばん美麗な役だったので嬉しかった』と言ってました) このCDの甘えッ子振りと思慮深い王様姿とのギャップがカワユクて ワタシは一番のお気に入りキャラになりました。 母性本能つかみ取りなんですよっvv ファンの方々は『殿』って呼んでるンですか? だとしたら、この役になってまた喜んでるんじゃーないでしょうか?? 信長と同じで、彼は本当はとっても賢いらしいです。 ただ、本当は、国を追い出された2番目の兄に玉座をまかせたくて 『大うつけの振り』をしていたらしいのでした。 でも、秀麗が、過去の苦しかった民衆の様子など話しているうちに 考えを改めて、真面目に国政にとりかかる気になったみたい。 ついでに秀麗のこともとっても気に入って、 (いつも寝る時には、男を寝所に引き込むので)男色家との噂がありながら 最後には『余は・・俗に言う・・バイなのだ』宣言までかましてくれました(受けた) これから、彼の長きに渡るラブコールが始まるのですね。 『はじまりの風』というのは、秀麗の国政への関りを言うのだと思いましたが それは、王様、劉輝のラブコールの始まりでもあるのですよ。 秀麗の出世と合わせて、こちらの方も楽しみではあります。 その他の美麗キャラとしては 藍将軍と呼ばれたりしてる 藍 楸瑛(らん しゅうえい)@森川さん が、余裕シャクシャクな色男っぽい武官で、ステキです。 それから、相方の檜山さんが、李絳攸(り こうゆう)という 『秀才だけれど しょっちゅうキレてて、しかも方向音痴』という 複雑な性格の人を演じてらっしゃいます。 この人は、秀麗の父、邵可の弟(秀麗からすると叔父さん)の養い子で 秀麗の勉強を助けています。 CDでは、キャラのやりとりが楽しくてテンポも良かったものの 最後の方でちょっと分かりにくかったでしょうか?? じいさん達が入り組んで、声も聞き分けできないし 漢字の名前も覚えてなくて ワタシはCDから入ったので『誰がワルモノだったのか』一回では分かりませんでした(ハハハ) なので説明ネ (ここからネタバレ) 静蘭は、実は昔城を出ていった2番目の王子(劉輝の兄)だった。 秀麗がお茶に毒をもられたのは、茶太保を慕うあまりに、侍女の香鈴(こうりん)が、自発的にやっていた 秀麗は、侍女頭の珠翠(シュスイ)の手引きで 茶太保に誘拐された、 でも、香鈴が自白したので、茶太保のたくらみはバレた 茶太保が自分の部下だと思っていた珠翠は、実は、秀麗の父、邵可の部下で 邵可という人は、城では単なるボーっとした書庫係だけど、陰では黒狼という暗殺集団(暗部)の長だった。 茶太保は霄太師にひと泡ふかせたかった・・けど 最後まで霄太師は何でもお見通しだった。 (でも、霄太師は実は仙人っぽく長生きな人みたいなのよね。 そんな長い人生を終わらせなかったのは『お前がいたからだよ』とか 『愛していたよ』とか茶太保に言っちゃって、 めくるめく 霄太師×茶太保ワールドが 一瞬できているのデスヨ。 シルバーJUNEの再現!!) 茶太保が倒れた後、今度は霄太師が 悪役の振りをして 秀麗に毒を盛って 『秀麗を助けたければ、良い王様になると誓いなされ』と脅した 劉輝は、秀麗を助けに行くために、暗闇を克服し(そのせいで誰かと寝ていた) 良い王様になることを霄太師に誓った。 ミラージュでもそうだったけど 聴きなれない漢字熟語を言われても 簡単には理解できないものです。 なので、やっぱり小説の方も読むことをお勧めします。 あと、トークが全く『乙女とは程遠い』モノでして ヴァイスなど聴いて声優さんの実態の少々分かっている人には笑えるものでしょうが 乙女にはどうだかな~と思ったことをお知らせしておきますv ・・・乙女がこのサイトに来ているかどうかは知らないけどサ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月13日 00時02分41秒
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