なんだか三木さんの攻めを聞くのは久々な感じがしました。良かったですvv
これは、先日書いた 同じ遠野さんの小説&CD『じれったい口唇』の別CP話になっています。
ご参照:CD
『じれったい口唇感想
建築家の沢渡(子安さん)が、以前の恋人、雅之(野島さん)に一歩踏み出させる為に、当て馬として雇った出張ホスト、聖(平川さん)のお話です。
聖は前回、重要な脇役でした。
でも、
軽井沢の別荘で、誤解が解け、心を通わせ合った二人を後に
聖は淋しく帰途に着くことになってました。
「何となく聖、カワイソ~~」
と、思われた方も多かったのではないでしょうか。
かくなる私も気になっていたので、彼の続編が聴けて嬉しかったです。
聖は、実は政治家の次男で、父の私設秘書兼自分の世話係である萩原大成(三木さん)に想いを寄せていたのでした。
だからって、彼の気を引くために『出張ホスト』のバイトをするなんて危なすぎ~~なんだけど、そこはエンタメ小説ですからね。目つぶってます。
CDは、最初が
沢渡たちとのエピソードのおさらいです。
芝居とは言え、沢渡の恋人の振りをして、雅之を苦しめることに耐えられない、優しい聖なのでした。
子安さん達、前回のCDを聞いて、同じトーンにしようとか努力したのでしょうか??
何度聴いてもムカツク沢渡のイジメです(笑)
次が
とうとうキレた大成となりまして、
考えていたよりも早く、二人は恋人同士になっていました。
(そんなに割りとあっけなく告白できるんだったら、ホストのバイトなーんてリスクを犯すなよ・・と言いたいオバサン。←話を面白くする必要上、仕方ないと思っていても、一応突っ込んでみる)
面白いのが、いつもは『ですます』調で喋っている大成が
閨では
遠野さんお得意の傲慢エッチモードに豹変しているトコロですね。
また三木さんの声でその『慇懃』から『傲慢エロエロ』への豹変を聴くのがイイんです~~~~~~。久々にうっとりvしつつも、笑ってしまいました。う、嬉しかったからなのか??
それからお話は、もう一つのヤマ
安易なバイトをしてきた聖に回ってきたツケ事件になります。
その事件は、もちろん大成によって解決するんですが
その調査のし方が徹底していて、
『このシト、優しいけれど、一歩間違えるとアブナイ人になるんじゃないか』
的な妄執がうかがえて、大変ワタクシの好みでした。(いいのか)
三木さん、あっぱれです。
聖役の平川さんも、相変わらず色っぽ~~~~くて、
大満足の1枚でした。