自分のうちを設計してくれた大人の男性をずっと好きだった大学生のお話です。
■久貴(鈴木千尋さん)は、偉大な建築家である祖父を持ち、反動で文系に進んだ大学生です。
祖父の若い秘書で、やはり建築家の竹中(堀内さん)に自宅を設計してもらったのを機会に知り合い、家の完成時に一回告白していますが、その時は断わられていました。
しかし、大学生になって、竹中が祖父の会社(今は叔父が社長になっている)を辞めて別の会社の社長になることを聞き、会いに行きます。
鈴木さんの久貴は、いろいろ考えたり悩んだりとモノローグの多い話を、巧くこなしている印象があります。対する堀内さんも良い声なんだけど、ど~~~~しても、『トーク』の時の堀内さんのイメージが強すぎて、クールで慇懃な竹中のイメージがつかみにくいのではと危惧していたワタシです。
(声優さんの顔が売れ過ぎるのも、あるいみ問題かも)
でもでも、『イヤ~~』という感じは全然なくて、これだったら良いかな~~~と思いました。
大体、竹中の声のイメージが、全然つかめてなかったですからね。
秘書をしていた慇懃メガネなんですけど、年齢設定が既に40歳ですからキャスティングも難しかったのかも。
別カップルで小西さんと鈴村さんが出てきますが、こちらのカップルの話も早く出してほしいですねv
久貴の友人で、クールでハンサムだけど、実は面倒見の良い信を、遊佐さんが演じてらっしゃいます。
大学生の遊佐さん・・・・・。↑の性格に、どうしても表面イジワルテイストが入っていたのが笑えました。地なのか???(でも遊佐さんだからいい)
本を読んだ時のイメージだと
遊佐さんの分のシニカルなテイストを、堀内さん@竹中に加味すると100%ですか。
それでも充分良かったです。