ワタクシお気に入りのこのシリーズの、続編が出たのですわ!っと買って見ました。
でもでも、一番お気に入りキャラだった高城(メガネ執事)の話ではなく、
前回、彼にちょっかいをかけていた、(実は恋愛からみではなく、親戚だったから)
大物政治家の外孫、侑登のお話だったのでした。
4冊読んで、前作の受け、享(あきら)視点がまだ残っていたワタシは
う~ん。あのヤなカンジの男の子のお話なら、共感できないかも~~
(高岡さんのお話の、作中視点交替についていけなかったから)
と、心配していたんですけど、
ショッパナから、どどーんと侑登に味方したくなってしまう展開でした。
きたざわさん、凄いです。
(郵便局から電話が来たので一旦送信)
外は風が強かったです~~~。前に進めないほどに。
今はきっと、天気図の気圧等高線が、すんごく密になってるんだろうな~と思いつつ(線の幅がせまいと風が強いということを突然思い出した)
倒れるとイヤだから、最初から自転車を倒して置いた私(オイ)
■さて、このお話の主人公、侑登くんですけど。
最初から、イジメで体育倉庫に閉じ込められ、
3階の窓から降りようとして、途中でロープ代わりのタスキが切れて落下、
骨折、入院です。
前の巻では、いたずらに高城に近づいたりして、享を心配させた子だったので
好きになれるかわからなかったのですけど
もう、既に、タスキを繋いでいる辺りから
負けるな侑登!ワタシャあんたの味方だよ(ちびまるこ風)になっている自分がいました。単純~~~。
祖父の後援会長の孫に苛められていた侑登は、
結局、その高校をやめ、家庭教師につきます。それが、前にもちょっと出て来ていた聡という大学生。一見温厚そうな真面目な青年です。
今回、ちょっと意外で面白かったのがこの聡。
品行方正、真面目な秀才かと思いきや
実はバーでバイトしていたり、ゲイだったり、それもお店のお客についていった経験ありだったり(あのウルトラ軟派オトコ、将吾と腹を割って話したことがあるというから・・)フツーの真面目お兄さんではなかったのでした。いいぞ~~~。
まあ、ただの真面目で誠実でカッコ良いお兄さんなら、享とキャラがかぶりますもんね。
後半では、この聡、少々黒イジワルなところも見せてくれまして、それがエロいというかステキですv。
『それでイイ!イイヨ!聡!もし続編があるなら、黒イジワルキングへの道を進んでくれよう』
と願ったワタシです。
(注:きたざわさん小説にはすんごくイジワル~~・・というのはあまりないような気がしますが)
最初に侑登にイジワルをした3年生との話が、まだ解決していません。
それに、侑登の叔父の隠し子という設定の高城(が出ると享ももれなく付いて来るでしょうし)もからんで、祖父の後継ぎ問題も解決していません。
なので夏の続編を楽しみにしています。