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カテゴリ:ドラマCD
無意識のうちに遊佐さん祭りをやっているらしい水無月です。
今日のBGM(家事やりながら聞くので)はコレでした。 実は、このお話ってば、私のきたざわさん作品の原点みたいなものでして、 ボーイズラブ小説を読み始めた初期(えらそうなこと言ってて経験浅いのv手加減してねv)に買って読んでいたのでした。 ■夏鹿(宮田さん)というカワイイ高校生が、大好きなお兄さんと仲良く暮らしていたのに、突然、 あなたは資産家の息子で、小さい頃に誘拐されていたんです と言われ、BGMも火サス風に『チャ!チャ!チャリラ~~~ン』突然変わるわけですよ。 おまけに、優しかった『兄ちゃん』(遊佐さん)も、事情を知っていて、暗くなってるし。 亡き父親が、上部から『家のもしもの時の為に殺すな』と言われて育てていたなんて、『あの家族団欒はウソだったの??』状態。 しかも、今度は、自分の身を、その資産家桐島家を乗っ取ろうとする側に悪用されるなんて。 兄ちゃんとは引き離されるし、 悪役の息子は迫って来るし、 異母弟も自分の命を狙ってるらしいし 僕のこれまでのシアワセは何だったの?? 状態で監禁されるわけです。 (この話で、きたざわさんの小説=企業の跡取を賭けて陰謀がうずまく~~~@@@@というのが多いという思い込みがインプリンティングされますた。) 聞いているうちに、昔読んだ時の感想が思い出されてきて。 実はもうひとつのカップル(異母弟とお付き)の話が好きだとか 言ってられなくなりました。(すぐに主人公に共感してしまう人) この優しくて、実はずっと前から夏鹿が好きで、メッチャ強いお兄さんが遊佐さんなんだよね。(何が言いたい・・) 全然、黒くない、男らしくて優しいお兄さんです。(だから何が言いたいんだ) 遊佐さん!ひょっとして、今、イイ人キャンペーン中なんですか?? ひょっとしてNHK教育TV新出を狙ってる?? (そんなワケないだろーけど。遊佐さんの『笛はうたう・・』合わないかもな~~。 それなら今お笑いの人がやっている天テレの悪役のが良いかも)←ヒドイ (でもトークではやっぱりシビアに突っ込んだりしてるから好きv) 私は原作を、置鮎ボイスで読んでいました。(テニプリ声優さんとミラくらいしか知らなかったから) なので、ちょっと数馬はイメージが違うんですけど。 やっぱり遊佐さん、またまた皮肉テイストを押さえてらしたので、大丈夫でした。(『イジワル』に決めつけてすみません。でも・・) 悪役の息子で、ホントに夏鹿を好きになってしまう彰彦役は杉田さん。 『彩雲国』の龍蓮をやって欲しい男前ボイスです。(関係ない事言ってゴメン) 最初の方、結構、彰彦のセリフやモノローグ(というか状況説明)が入ったので 思わず彰彦視点になっちゃって、同情しちゃうのか自分??とも思いました。 というか、遊佐さんと宮田さんの兄弟愛のトコロが少なかったからな~~。(キャラ名で言えよ) 小説をちゃ~~んと読んでいる人は、良いでしょうが、 このCDから入った人が、 遊佐さんを、彰彦の思いを邪魔する悪役だと思わないか心配です。(とことん遊佐さんを悪人にしたいのか。←すご~~~くファンですvv) 異母弟役の緑川さんは、ワルくてバカ殿の振りをしている次期当主の高校生、一成を、裏が黒いんではなくて、表が黒く、実は内面結構イイヤツに演じてらっしゃいました。 そのお付きで愛人というのか、他からは小姓と言われている潮は神谷さん イメージではもう少し少年声でしたが、ちゃんと大人っぽく落ちついている人なんで、これで良かったのかもしれません。 と、好きなお話だっただけに、イメージと違った点はありますが 総合的には満足しています。 ところで、この本、ルビー文庫では『愛できつく縛りたい(上)(下)』(2004年7月)なんですけど、その前にリーフでも同じ内容でノベルスが出ているのですね。 『恋より激しく』(1999年10月)が、数馬お兄ちゃんと夏鹿のお話。 『愛できつく縛りたい』(2000年5月)で、潮が只のセフレ状態から脱皮して恋人になる話。 『眠れない夜の終わり』(2000年8月)では、潮がぐるぐるしています。 先日きたざわ作品を古書店で買い漁っていた際、間違って、また買いそうになってしまったワタシです。 皆様もお気をつけ下さいませ。 ちょっと数馬=オッキーで聴きたかった(まだ言ってる)ので 次のCDは置鮎さんで行こうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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