和泉さんのホワイトハート版小説のCD化です。
岸尾さん演じる秋本真紘(あきもと・まひろ)は、憧れのホテル、ラドリック東京の契約社員面接の為に急いでいるところを、麻生という上品な青年(平川さん)と接触します。
この麻生、すごい美形らしいのですが、実は、ラドリックや、もっと他のリゾートグループの役員で
恋愛的には「なんでもアリ」な、危ない人らしいです。
攻めなのか受けなのかわからない、美形で上流階級のお兄さんで
表面は優しげなのに、多分心の底は黒そうな麻生役に
平川さんがぴったりです。
会った時の真摯な態度と、真紘の外見を気に入った浅生は、
ラドリックのアシスタントマネージャーで従兄の久我に
「真紘を面接試験で落としてくれ、僕の個人的な秘書にしたい。(超わがまま)」
と、言いますが、久我は天邪鬼にも、真紘を採用し、
「麻生好みの洗練されたホテルマン(+恋人)に育ててやる・・」と、
麻生とは賭をし、真紘には・・
エロエロ森川ボイスで、セクハラまがいの調教・・ではない教育を施すというお話です。
(ほとんど・・ちゃんとした教育ですよ。だってホワイトハートだもん)
定番ではあるものの、表向きエリートホテルマン、その実イヂワル上司という役が
森川さん、お見事です。
麻生の為に教育しているはずが、真紘のひたむきさと可愛さに自分の方がはまっていくのも
お約束といえばお約束なんですけど、ちょいヘタレ気味でいいカンジ。
やっぱし攻めでも、弱みがあったほうが私は好きです。
ひたむきな真紘は岸尾さんで、これまたぴったりな配役でして
3役とも私のイメージに合っていたので嬉しい1枚となりました。
和泉さんのホワイトハートには、これと同じような、
デパートの上司がカワイイ部下を教育するという『プライスシリーズ』というのもあるんですが
こちらの話もCD化して欲しいです。
この『プライスシリーズ』は、まだ続いているらしく、
8月3日には、プライスシリーズのお兄さんカップル編『リミットシリーズ』の続編が出るらしいので
(焦らしプレイだったのよ~~~)楽しみにしている私です。
・・・それにしても、
真紘の同僚の、越前谷という役で鈴村さんが出てるんですけど
この配置って、もったいなくないですか??
しあわせシリーズよりも、出番少ないのにね。サービスかしら・・