先週から、選手コース(週3回 5時~9時)に行き始めて「つかれてるんだろうな~~」と心配していましたが、ヤッパシ、そうだったみたいで、ムスメはインフルエンザになってしまいました。
3時間待った日曜の救急センターでは、インフルエンザ検査はやってもらえず
今日、午前中に夫が近所に連れて行ったトコロ、A型だったらしいです。
今年は予防接種しなかったからな~~~。やっぱりダメですね。してないと。
と、いうことで、私も11時で仕事を上がってオットと交替です。
家にこもることになりそうなので、久々(と、言っても5日めくらい)に本を買いました。
良かったのがコレ
■絵を見る目を持っている、きれいな理利(「まさとし」ですが、恋人つか従兄からはリリと呼ばれています)は
孤児院から有名画家にひきとられました。
でも、その画家の才能が枯れてしまった時に、自分がそれを分かってしまったため、その養父は自殺します。
もともと誰に対しても心を開けないリリは、そのことを負い目に感じて、
従兄(といっても実は養父の子供)の志鶴とも素直に接することができません。
メガネー寮長の(ここ大切)志鶴は、どこまでもリリに優しいのですが
彼は彼で、自分の才能が、リリの養父を殺したとか
リリは養父(自分にとっては実父)の才能の方を愛しているだとか
それから、自分が絵を描くと、リリには隠している自分の中の狂気が露見してしまうのではないかと恐れて、彼もリリへの接し方に苦しんでいます。
そんな、ぐるぐるしている二人のお話で、決して陽気ではないんですけど
しっとりと優しい雰囲気が隠れていて 好きでした。
最初の方は、ちょっとわかりにくいです。
リリの同室で、唯一の親友っぽい「ナンパ風イイヤツ」姫路や
その恋人らしい「カワイイ」後輩三尾
リリの後をお付きのようについてくる「崇拝者」庄野
リリがとある理由で目のカタキにしている「アヤシイ美少年」烏丸
などがイッパイ出て来て、だれが相手かもわからない。
しかも、冒頭では既に、志鶴はリリの側にいませんから。
時空列も行ったりもどったりして、何度か読みなおさなくてはいけませんでした。
途中でちょっと疲れて、オバカな本で休憩したりもしました。
でも、そんなネックがあっても面白かったです。
やっぱりシャイ・ノベルズのしっとり加減は好きみたいでした。
一緒に買った本は
『あふれていく鼓動』(きたざわ尋子)「手に負えない激情」の続編です。なんか、淡々としていると思ってたきたざわさんなのに、すご~~~~くエッチがしつこかったような・・・υ
いやな感じではないですけどね。
『子供に内緒で』(いおかいつき) いおかさんの本らしく、読後感が良かったです。