『南原 兼』という人1
先祖代々男しか生まれない呪いのかかった北条家!しかも全員が男色家で攻め!しかたなく、各家庭の長男が犠牲になって結婚し、子を成している…こ~~の設定、どう思います~~~?(笑)もう、このふざけ方を読んだだけで、『シリアスなラヴストーリー』じゃないってわかりますよねv言ってみれば、新撰組も『パプワバージョン』みたいな今日はちょっと、このふざけた(けど、何故か読んじゃう)『南原ワールト』の話です。(南原さんと『北条家シリーズ』のオハナシ)■ワタシの『ファースト南原さん』は、去年の夏。BL小説を読み始めたばっかりで、何もわからないので、本屋に行き、「何が流行ってるのかな~~~~v」と、平積みの文庫本を眺めていたら、目に飛び込んできたのが明神 翼さん画のパールシリーズ(キラキラ+ピンク+豹ガラなイメージ)だったのでした。たくさん出ていたので「売れてるんだ~」と思い、1冊だけ買って読んだところ。攻め=ホストのうちに居候することになった設定は面白そうだとしても真珠がどこについてるってぇぇぇぇ!!エグイ!!エグ過ぎる!!やってるだけじゃん!!!と、お砂糖を5杯くらい入れたコーヒーを飲んだような気分になりました(つまり胸焼け)。CDの方でレビューを書いていますが、高校生の西条郁実クン(緑川さん)と、ジュクのホスト・エンペラー様の北条雅也(鈴置さん)とのラブラブvエロエロvストーリーです。ちょっと、それまで読んでいた『フジミ』や『君好き』とは全然違っていたのでびっくりしてそれで、しばらく買ってなかったのですけどね。■その、夏の終わりに、今度は、「何かイイCDはないんかな???」と、思い、衝動的に声優さん買いしたのが『君だけのプリンスになりたい』でした。これは、メインカップルは、子安さんの王子様的生徒会長と鈴村さんの姫的美人なのだけど、鈴村さんの親友っていうのが北条 空(くう)という奴で、(CVは、櫻井さん)そこでまた北条一族が出てくるんですね。こっちの北条は、『パール』の雅也の一番上のお兄さんの息子達4兄弟なんだけど、陸(森川さん)、海(鳥海さん)、空(櫻井さん)、陣(高田元気さん)といて、陸にはすでに緑川さんキャラの恋人がいて、海にも彼氏がいる。でも、なんと空と陣が好き合っていて、櫻井キャラが、『先祖代々攻めしかいない』掟を破って、弟と出来ちゃう(弟を受けにしちゃった)というサブストーリーもあったので、思わず「そうだったんだ~~~~。」(知らないうちに大きくうなずいている)と、親身になって聞いたりしちゃってるミラノがいるのでした。(お前は既にハマっている!)だってだってだって、櫻井さんの攻め声が、メチャメチャ低音でカッチョ良いのだもの~~~!!!!!何だって身につまされちゃうよっ!!!まぁね~~。パパとだって出来ちゃう南原さんシリーズなんだから、兄弟なんてまーたく『無問題』なんでしょうね。もちろん、児童保護法なんかも、無視だ。「ははは…υ 全く、下らない話だよね~。」と、言いつつ、腕はなぜか本人の意思とは別にカシャカシャと動き、あっれぇ~~~~???何時の間にか、その前の(陸の話)『ハートもエースも僕の物』まで揃ってしまったのでした(CDのみならず、本まで…)それからも、本屋や古書店で、何にも欲しい本がない時など、ついつい買っちゃうんですよね。この人の本。丁度、病院の待ち時間や、電車に乗る前に、昔『林まりこ』や『群よう子』を気軽に買っちゃってたみたいに…。(さすがに南原本は、人の中では読まないけど) 超絶話しコトバ文章で、字が大きくて、行間もたっぷりで、サクサク読めるし、な~~~~んにも悩まなくて良いしね。それで、いつのまにか5冊目の『あいどるなパール』を買って読んでたら、今度は雅也の2番目と3番目のお兄さんが出て来ていてその3番目の聖弥(せいや)ってーのはクールそうな医者なんですけど(ミラノの脳内では、声は速水さんです)雅也のことを「お前も相変わらず暑苦しい…」などと言ってるのがちょっとツボで笑えたのでした。(ドクター聖弥が、クールな美形なのに対し、ホスト雅也はフェロモンムンムンの設定ですから)それで「えっv!そっちのほうの話もあるの???」と、最近買ってしまいました。『Dr.とエクスタシー』『Dr.とアヴァンチュール』『Dr.とフルコース』(小学館パレット文庫)3冊イッペンに…雅也も4人兄弟の4番目らしいのですが、すぐ上のお兄さん聖弥と、彼が勤める病院の息子夏樹(高校生)のオハナシです。雅也達カップルがメロメロ、ラブラブなのに対し、こちらはちょっと自制したりクールだったり鬼畜だったり(あ、これは皆そうか)します。どうやら、2003年に、南原さんってば『北条祭り』をやってたらしいです。メチャメチャ商戦にハマってるじゃん!!!!!それも半年遅れてるし と、言うわけで、いつしか私も南原ワールトにはまっていたわけでした。『イヤダ、イヤダ』と言いつつも最後は『イイ~』になっちゃうBL少年のごとく快楽(面白さ)に弱い腐女子ココロ…(つづく)