中止になったブリュッセルのお楽しみ
ヨーロッパでは独立記念日や国立記念日、夏のフェスティヴァル、そして大晦日に花火を打ち上げるのである。日本のそれに比べりゃ、極地味である。ロンドンの新世紀を祝う花火はテレビで見てもゴージャスだったが、大概ぱっとしない。オニオンは生まれて初めてフランスで独立記念日の花火を見たのはボルドーの片田舎であった。外地生まれのフランス人とその花火を見たのだが、あまりのお粗末さに開いた口がそのままだった。でも周りの人たちは歓声というか喚声というかざわめいていた。ブリュッセルの花火職人さんは知り合いであるが、彼らが一度でも日本の花火を見たらちょっとは派手になるかといつも思っているオニオンではある。今回はテロの危険を考慮しての中止決定ということである。タイの地震の年にも中止になったが、パリは打ち上げられている。そのパリに比べてもブリュッセルはしょぼいのである。明日はベルギー式の大晦日を過ごす事になっているので、今日30日に年越し蕎麦を食べる。日本の茶蕎麦である。それに湯葉をつけて暖かいのをすすっている。ちなにみこちらのサイトで見つかるニューイヤーカードを送ろうと思ってはみたところ、日本のサイトに比べると一世紀くらい遅れた感じの出来ばかりなのでやめた。派手にヨーロッパで年越しするのは、もう難しいのかもしれない。不景気とテロのせいであろう。。心だけでもハッピーでいたいもの