求める日本人
ちょっとだけオニオンの同胞、というか、同国民について感じたことを書いて見たいと思います。日本人はわがままです。物を大事にしなくなったようです。物は物としてでなく、その心を大切にしていたようです。「もったいない」というとお金がもったいないであって、時間や命が勿体なくないようです。また自分の環境が整備されていないと文句を言います。日本以外で、他所に旅行して同じような安全というか、治安を求めます。便利が悪いとだめ、汚いとだめ、政治が不安だとだめ、人種が混じっているところも苦手、英語が通じるところでないとまずい、ずるい人間がいるところもだめ、となります。そういう精神を持って世界のあちこちを回り、あらゆるところを日本化していく逞しさもありません。ただ、ぶつぶつ文句を言って日本へ引き上げて行きます。しかしながら、そういう風に感じないと技術的に進歩出来ないのです。より便利に,より安く皆が使いやすいような技術を進めていくには、日本人のような感じ方が必要なのです。家の前の壁が湿気て黒くなっている。じゃあ、すぐに洗おう。カバンの底がすりきれかかっている。じゃあ、買い換えよう。この机、もうがたがきている。捨ててしまおう。この車くさいよ。じゃあ、においのいいのを作ろう。。挙げていくときりがありませんが、目の前が完全でないと、まるでおもちゃをとりあげられて我慢できない子供のように、うるさいのです。これがエネルギー源であって、日本の技術力を高めていったのです。満足してはいけないのです。常に第一線にでなければ。。。なんですがね。。。日本は非常に豊かな国のようです。