音のこと。。
新しい年号になってからも、特に何かが変わるわけでも無いですから、外地オニオンはそのまま続けます。ただ、引継ぎのニュースの際に、人の年齢や名前を間違えたりしてるメディアが気になりました。確かに日本人は若く見えるからでしょうが、54歳を過ぎたものを26歳は無いと思いますが。。さらに、令和、これはREIWAとローマ字で書くとなりますが、発音ではこのRはRとLの間くらいの発音になります。つまり日本語のれいわでなく、ここには書いて説明できない発音になります。(Rなら舌を喉の奥に引くのですが、Lは上の歯につけてからです。)うるさいことには触れなくても、平成の時を振り返ると、フランス人はHEISEIへいせいでなく、EISEIえいせいと発音してました。これはフランス語は最初のHを発音しないことからですが、HONDA(ホンダ)がONDA(オンダ)になっていてとてもひっかかりますから。。今度はR、フランス語にはありませんが、イタリア語にはRが二つあると舌を巻く加減になります。この音が今の日本人のRの発音に近いのですがね。。フランス語圏に住んでいるオニオンにとっては、平成の時代を突破し今度こそは皆がちゃんと発音してくれる年号になるかと無駄な期待していましたが、やっぱりだめでしたね。。でも、REIWAがどちらかというとHEIWAに聞こえますので良いのかもしれませんね。。もっとうるさい事言うと、世界共通の発音記号ってのがありますが、そこに記載されてる「r」は日本人が発音に使う「r」とは違うのです。日本人の「r」は残念ながらここには記載できない(キーに無いので)ものです。「l」に斜め線が入っている記号です。辞書を見ていただければわかりますが、フランス語Rの発音記号には「r」が使われています。つまり、舌を喉の奥に引っ込める感じで出す音です。日本人にとってRとLの区別が難儀であるのは、日本語には無い音だからです。別の言い方すれば、アルファベットの中に日本語の「らりるれろ」を表記できる字が無いという事なのです。それを無理に恰好つけてローマ字なんてもの作り、無理やり「らりるれろ」を表記するようになったからおかしいのです。むろんおかしいと感じない人の方が絶対的に多いでしょうけど。。日本語にはもともと日本語の独特の今のアルファベットでは表現できない発音があったのです。それが戦後なんでもかんでもローマ字表記にされてしまったというお話です。また、うるさいですが、Rをひっくら返した音も今の日本語のrです。