カテゴリ:仕事
ああ、何て自分は才能が無いのだ。
少しだけあった能力はもう全て使い果たしてしまった。 頭の隅にあった感性のようなモノはもうとっくに枯渇してしまった。 今さら新しい感覚を吸収できる程の柔軟さも無い。 また、その事にそれほどの魅力も感じていない。 もう、デザイナーだなんて、クリエイターだなんて言えないよ。 ああ、俺は一体どうすればいいんだ。 きっと天才ならこんな感覚に陥らないでいられるのかもしれない。 でも、凡人が大して頑張らないで身につけた程度の才能では、 趣味ならともかく、仕事で一生やって行くのは難しい事だったようだ。 だからと言って、今から必死に学んでも苦しいだけ。 情報は何とか頭にインプットできても、 感性までは養えない事は分かっている。 だから、プライドなんか捨てて今の自分を自覚するしかないのだ。 思いきって声に出して言ってしまうしかないのだ。 「全てを出し尽くしました。私はもう限界です」 すると、気持ちがス~ッと楽になり、 そして、 それを言えた事が別の凄い才能だということに気付く事になる。 これは中途半端な人間しか持つことが出来ない特別な才能なのかもしれない。 俺は凄い才能だったんだ。 やった~っ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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