カテゴリ:仕事
飲食店店主に店内ディスプレイの案を見てもらう。
私: これなら店の雰囲気も変わり、 高額商品の注文にもつながります。 だからこれだけで客単価も上がるし、 リピートや紹介も増え売上げも伸びることになるんです。 店主: 確かに、これならそうなるだろうね~。 とても満足そうな笑顔でそれを眺めた後、 見積書に目が行くと急に表情が険しくなる。 店主: こういう景気だからうちも厳しくてね、 だからもう少し値段を何とかならないかなあ~。 安易に値下げはしたくない私は話を別の方向に・・・ 私: いや~、今はどこも厳しいですよ。 こういう時はではタダで出来る改善をすべきなんです。 例えば、店内にこんな物(幼児の玩具)があるのはどうかなと思うんですよ。 店主: いや~、それは孫の物だからなあ。 息子の嫁(手伝ってもらっている)だから言えないしなあ。 私: それなら、店頭にごちゃごちゃある植木はない方がいいです。 あれはかなり損をしてますよ。 店主: いや~、それは女房(強そう)が好きなものでね。 私: そうですか~、なら、店内のあそこを掃除するとか、 ここを片付けるとかしては・・・ な~んて色々言うと、 更に表情が険しくなってきて、 店主: いやね、そんな事しなくても実は儲かってるんだよ。 むしろ、急にお客が増えても困るんだよ。 な~んだよ、どっちなんだよ。 値切る時は少しでも得をしようと哀れを装うけど、 ちょっと上からアドバイスすると、 すぐにプライドが首をもたげてしまう。 交錯する経営者の策略とプライドは実に面白い。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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