「負けん組」の新しい生き方と野望

独立し仕事を始め来年で20周年になるのですが、
かなり色褪せてきている店舗を、
今までの集大成として多くの事を盛り込んだリニューアルを考えていたのです。

先日キャッチコピー入りの大きな電飾看板を付け、
続けていくつかの看板や仕掛けにかかろうと思ったのですが、
なかなか後が続かない。

構想はほとんど出来ているのですが、
どうしても時間が足りない、人手が足りない。
準備しなければならない事が多すぎるのです。
仕方なく妥協案を考えるのですが、
やはり中途半端では面白くないのです。

そこで考えたのが、
この際、そういう事をやらしてくれそうな会社に入れてもらおうかと。

そもそも、私は経営者に向いてないんです。
虫一匹も殺せない気の小さい人間ですから。
それに独立のきっかけは椎間板ヘルニアだし、
それさえ無ければずっと会社員だったろうし、
雇われている方が力を発揮するタイプだと思うのです。

企画力、デザイン力、営業力だけなら大した実力はありませんが、
会社に利益をもたらすという点ではかなり貢献できると思うのです。
今の仕事もほとんど持っていけるだろうし。

やはり仕事って、ある程度の輝きが必要なのです。
輝いていなければ楽しくないし、向上もしません。
特に私の場合、輝きを引き出すのが仕事なのですから。

また、自ら輝きを発する事が出来なければ、
生き残る事が難しい業界でもあります。
でも、一人でそれを実現していく事は、
年齢とともに難しくなる気がするのです。

今までこんな事を考えた事はありませんでしたが、
人生を客観視できるという点でもいい機会なのかもしれません。
何か別のアイデアが出てくるかもしれませんし、
さて、どういう結論に至るのか。

う～ん、私の人生が躍動している。