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カテゴリ:日本酒
午後は日本酒漬けなんていうと、とても贅沢で、羨望のまなざしが注がれる、平日の過ごし方であろう。
「至福の時間だ・・」と楽園気分にひたる反面、日本酒許容量1合のojaにとってはいかに!ぶっ倒れることなく、途中退場することなく、午後の予定を全うし、無事帰宅するかという重要課題が目の前にちらつく。 「あと1合、強くなりたい」ojatan 35歳の願いである。 まずは浜松町。 ウィメンズ日本酒会の「名酒センター」へ 各種、日本酒イベントを精力的に開催している同会。 「名酒センター」でも月に数回、蔵元を囲む会や、勉強会を開催されてる。 普段の日は、3種3杯500円で利き酒(1杯約70ml)や大吟醸1000円コース等で、全国各地の利き酒ができる。(詳しくは名酒センターのご案内) で、ojaも利き酒を(ご馳走さまでした) 利きグラスに溢れんばかり(というか溢れてる)に注いでくださる。oja本日の選考基準は・・・ (画像左から) ■「越後鶴亀 蔵元相伝 純米吟醸」新潟・上原酒造 AL度:14~15 酸度:1.3 日本酒度:+5 原料米:五百万石 精米歩合:55% 鶴と亀が描かれているラベル。中央の文字だけを金色に、他は茶色+小豆色のような微妙な色合いがよく、選んだわけです。 ちなみに当蔵の社長は芸大のご出身とか。ラベルにもその美的センスが盛り込まれているのではないかと(勝手に想像) すっきりとしてる中にやわらかな旨味。 ■「ふわふわ 島仕込み 純米吟醸」香川県・森國酒造 AL度:16.8 酸度:1.6 日本酒度:+4 原料米:オオセト 精米歩合:55% 2005年2月に設立、9月9日に製造免許を取得という、誕生してまだ1年にならない蔵元で、また小豆島に唯一の日本酒醸造蔵でもあります。 ラベルのイメージが先入観として入ってきているせいだろか。口内中間部の空間にぽっかり“何かが”浮かんでます。比較的軽めに属すると思われます。 ■「十五代九郎右衛門 純米吟醸」長野・湯川酒造店 AL度:16.8 酸度:1.5 日本酒度:-4 原料米:美山錦 精米歩合:49% 三年熟成の十五代九郎右衛門。 Tさんのおっしゃるように、鼻にくる熟成香はなし。深みが増し、これから更に円熟度が増す俳優のような。お燗してみようかという気になる 肴に、名酒センター特製のぬか漬けまで頂いて・・・ ここにご飯とお味噌汁があったら、「はい!今日はこれで〆!」といって帰ってしまうかんじ。 ↓ ↓ 名酒センターでほろ酔い(酔い70%)のoja。 間違えることなく、JR線に乗り、向かった先は・・・ 今週から期間限定でOPENし、いろんなblog等でもご紹介されている 吟醸バー 蔵70 日本吟醸酒協会が昨年に続いて主催されている日本酒(吟醸酒)バー。 東京駅八重洲北口キッチンストリートにOPEN。(昨年は麻布でした) 5~6蔵が週替わりで12週70蔵、8/5までの開催。 開催週の中で、蔵元さんが参加される週が2日間あり、本日はその日ということで、各蔵元さんも参加されております。(蔵元担当日) 常設の吟醸酒70銘柄はグラス300円 週替わりで鑑評会出品酒を含む20銘柄は、鑑評会出品酒グラス500円、他は300円 週替わり飲み比べセットは3種類3グラス600円 郷土の酒肴の内、3点一皿500円 仕込水は100円 今日の酒肴から、えびちくわ・クリームチーズ吟醸粕漬・くるみ最中 入口で蝶ネクタイ姿の店長さんより、1000円のチケット(~8/5まで使用可能。1枚100円が11枚綴られたチケット)を購入し入店します。 ojaは本日、出品酒500円+酒肴500円+仕込水100円=1,100円 でしたので使い切りました。 吟バーに入店前、500mlの機能性飲料を飲み、(酔い50%)まで下げ、吟バーで再び70%に上昇。しかしそこは、仕込水500mlを飲みきり、また50%に体調を整え・・・ ↓ ↓ 当blog専属モデルMちゃんと合流。目指すは、池袋 西武百貨店! で、西武に一体何があるのかというと・・・ 島根・李白酒造さんが、23日まで試飲販売会をされているというので、Mちゃんからお誘いをうけ、やってきたのだ。 地下1階の酒売場には、お蔵から来られてるお仕事中のAさん発見。(ちなみにAさんは明日までいらっしゃるとのこと) この、真ん中の段を向こうっ端からこっちに向かって、ズラーッと試飲。 ojaが普段、口にできない「斗瓶囲い大吟醸」まで。 そしてこの「斗瓶囲い大吟醸」、ナンバリングされてるぅぅ(T_T) (「ナンバリング」とか「限定」とか「旬」という言葉に弱いoja) 最後は、米焼酎の試飲までさせて頂き、ありがとうございました。 その中でojaが選んだのは・・ 特別純米 辛口 やまたのおろち 復元酒(4年熟成) 復元酒、初めての味覚だった。 Mちゃんと言ったのは「もろみ酢!」それがoja苦手な嫌な酸味ではない。 旨味の酸味である。 Aさん曰くの「梅酒」というのもうなずけた。 そのまま飲んで楽しい復元酒を、やまたのおろちで割る!っつうのを聞き、そりゃやってみなきゃ っつうことで、この2品を購入。 長時間輸送も可能であるので、これは・・・○○へ行く時、持って行こう! それまでは、我が家の酒部屋でしばしご休憩いただこう。 Mちゃんは「時間が足りぬ」ということで、本日も西武に行くらしい。 この後、野暮用があったので、Mちゃんと別れた後、さらに水をがぶ飲み。事なきを得た午後であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月20日 13時14分32秒
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