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テーマ:食べ物あれこれ(50374)
カテゴリ:蕎麦
本日は2部構成【お酒編】【蕎麦編】
長野の酒メッセで、長野の酒に親しんだあと、Tさんに誘われて飯田橋へ移動。 路地に花町の面影残る神楽坂に店を構える 酒蕎庵 まろうどへ。 このお店では奥信州の「幻の蕎麦」と称される「富倉そば」が食べられるという。 長野で、しかも数件のお店でしか食べられないと聞いていた、富倉そばが神楽坂で!? 店の中央に打ち台がセットされ、9席のカウンターに座れば、蕎麦打ちを眺めながら蕎麦を堪能できる。 もちろん座敷やテーブル席もある。 当然、カウンター席に陣取るTさんとoja。 ちょうど、水廻しの最中。木鉢は塗りではないようだ。 お通し 湯葉がのっているようで、旨い。 40mmあるという麺棒1本で、丸出しをし、ギュギュと巻きつけ、打ち台に「ドンドンドン」と打ちつける延し方。 自分がやっている江戸流とは明らかに違い、新鮮な感じ。 しかし、この「ギュギュ」と巻きつけ「ドンドン」と打ちつけるの、1回や2回のものではないので、かなり体力勝負のようである。打っているお兄さんは額に汗している。 感心しながら・・ 牛筋土手煮込み 豆サラダ 肴つまんで、酒飲んで。写真撮って。気楽なものである。 いよいよ切りの工程。 富倉そばの特長としては、なんといってもつなぎにヤマゴボウ(オヤマボクチ)の繊維が入っているという点。 やはり、切りの感触もそば粉だけのものと違うんだろうなと想像。。 写真撮ったり、Tさんとブツブツ話たり、しかもTさんは先週も来店しているとあって、やはりお兄さんは気になったようで 「ゆでたてをお持ちしましょうか」と言ってくださったので「もちろん!」と1.5斤(1.5人前)ずつオーダー 細い! 昔ながらの富倉そばはもう少し太いようだが(昔、長野で食べたのももう少し太かったと記憶しているが)、この店の店主で、地元長野の斑尾高原で奥信州の宿とそば処 まろうどを経営している小川さんにより、今の形態が完成したそうだ。 細いと水切れがよろしくなかったりする蕎麦もあるが、この蕎麦は違う! 角もたっているし、水もきっちり切れているし、美味い! 実は、外食で蕎麦を食べてもなかなか「旨い」と思ったことのないojaだが、このお店のお蕎麦は美味いと素直に思った。その証拠に、「ちょっと多かったか」と思った1.5斤のお蕎麦をあっという間に平らげてしまった。 通常、蕎麦屋でもりそばをオーダーすると、底が透けて見えるくらいにしか盛られていない蕎麦が運ばれてくることが多いので1.5斤を頼んだが、ojaでも1斤で足りるかもしれない。 お酒は水尾を中心に長野の酒が揃えられている。 ちなみに蕎麦打ちをされているお兄さんは「利き酒師」でもあるので、長野の酒と蕎麦を堪能できる。 利き酒師さんも行きたかったという、「長野デー【お酒編】」はこちらから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月23日 14時38分31秒
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