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おじゃたん家[ojatan-chi]

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2006年07月30日
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カテゴリ:日本酒
本日は目黒雅叙園で開催された「日本酒フェスティバル」に行ったんですけど、そこには各お蔵元さんが、地元の肴を持寄られて、お酒いただきながら、爪楊枝片手に郷土の肴をつまむってな感じで。

郷土の料理と、郷土の酒の相性って、ベストだとojaは思うわけでして。


茨城の来福さんでは、地元霞ヶ浦のわかさぎの生干しを持参され、山廃・愛山と頂いたり、

栃木の澤姫さんでは、鬼怒のたまり漬けと五百万石。これまたしょうがのたまり漬けが大きいこと。となりのお客さんは辛いと叫んでおりましたが、しょうが好きojaには辛さがなくしょっぱくもなくちょうどいい塩梅。

福島の奈良萬さんでは、福島といったらこれっ!身欠ニシンの山椒漬け。これ、これ好き。昨日飲んだ純米酒無濾過瓶火入れと一緒に。

秋田の館の井さんとこには、干し餅と一緒にミズの実が並べられてた。ミズは食べたことあるけど、ミズの実は初めて。ミズと同様に若干のぬめりが良いね。

千葉の福祝さんには、千葉といったら「ピーナッツ」。同行の友人が生ピー食べて喜んでおった。お待ちかねの雄町は9月末あたり発売予定ということで、待ち遠しい。

同じく千葉の木戸泉さん。こちらは熟成酒でも有名であるが、やはり熟成酒にはチョコレート。麦チョコが用意されていた。見た目、はじめわからず、「赤えんどう豆?レーズンチョコ?」とのたまわっていたoja。

福島の末廣さんには、某ハーゲンダッツバニラアイスが用意され、熟成酒「流転」本醸造をかけて食べさせてくれた。ちなみに「流転」純米酒はアイスコーヒーにいれると風味がでて、甘味もでて旨い。これを逆にしたらダメだということだ。

宮城の一ノ蔵さんは、自家製減農薬無化学肥料で栽培した長ナス漬けと紫蘇巻き(甘味噌を紫蘇で巻いて揚げ焼きしたもの)。長ナス漬けは無添加で、お蔵の辛口純米吟醸酒も使われている。
(原材料名:茄子(品種/紫紺仙台長茄子)、漬け原材料(食塩、砂糖、清酒、食酢)、ミョウバン)

福井の福千歳さんでは、羽二重餅と山廃仕込の貴醸酒「シュシュ」をあわせていただいた。甘いものと日本酒の組み合わせ、以外と合うのである。羽二重の上品な甘さをそこなわない、「これが山廃?」というシュシュとの組み合わせ、たのしかった。
福千歳.JPG
こちらが、福千歳さん。お父様(社長)・お母様・ご子息。

息子さんは大学の仲間と一緒に、親子ブランドの開発に携わられている。
http://www17.plala.or.jp/kofuku/
「シュシュ」はそのお仲間が開発された商品だという。


貴醸酒といえば、他のお蔵元さんでも出品されてましたよ。
栃木の旭興さんと、松の寿さんも。

一言で貴醸酒といっても、その味わいはお蔵毎に全く違うので、立て続けに貴醸酒だけの見比べてみるってのも、また楽しい。

松の寿.JPG
変わったこのボトルは松の寿さんの奥様・若葉さんが発案されたという商品。
上から「貴醸酒」「純米酒」「吟醸酒」と分かれており、それぞれ180mlというサイズ。
ojaのようなアル弱人にはうれしいのみきりサイズである。


この暑い時季にさっぱりとする発泡酒も、すっきり系からドップリ系まで様々。


暑い時季だからこそのお燗酒も、ぬる燗から熱燗、燗さましを再度燗するなど、お蔵元さんオススメの燗の仕方や、温度帯でいろんな味わいを楽しんだ。


酒と肴の相性、もちろん地元の肴との相性はバッチリだが、洋風でも和風でもいかようにもあわせていくことができる。

やっぱり日本酒は奥が深い。









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最終更新日  2006年07月31日 12時38分11秒
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