おじゃたん家[ojatan-chi]

以前、とあるイベントのバイトで一緒にお仕事をした、農大生のさやこさん。

彼女は醸造学科に在籍しているですが、同じ学科で蔵元さんのご長男のコータローさんはじめとする４名で、コータローさんのご実家で蔵元「福千歳」の親子ブランド「KOFUKU」をつくっているというのです。

「今度、自分達がやってる親子ブランドのイベントをやるので、いらっしゃいませんか」


行きます！行きますとも！！


ということで、酒好き友人３名と久々にＲ２４６を歩くこと１０分。


会場は以前、パンケーキママがお店をopenする前に、１日カフェを開催したコラボカフェ。





入口には大きな黒板に、本日のメニューがビッシリ！
「いかわた」とか「酒盗」とか、酒好きにはワクワクするような文字が躍っている。


店内のディスプレイも自分達の手作りという。
こういうディスプレイなどはメンバーのモテ男さんがメインで作ったりしてるという。

「ここの（福千歳）お酒を飲んで、旨くて、それで一緒にはじめたんです」とモテ男さん。







この写真は先日開催された日本酒チャンピオンズカップ2006で、福千歳の「越前がにカップ」がデリシャス賞に輝いた時の写真。


そして、本日の会を催した「KOFUKU」メンバー４名


左から（）内はネームに書いてあったニックネーム
さやこさん（おたふく）
服部さん（エロ坊主）
コータローさん（ちゃわん）彼がリーダー
森さん（モテ男）

※詳しくはプロフ参照





改めて本日のメニュー

お酒だけで７種類もある・・・そして山廃。


料理がこれまた、本格的。

それもそのはず、エロ坊主さんは恵比寿の某お店で調理のバイトをしているという。
「お店の大将の全面協力があって」と謙遜気味のエロ坊主さん。



「正月前だけど、だしちゃお！と大将との合作「うのはな」と「酒盗のクリームチーズのせ」

またこの卯の花がね、お野菜たくさんで甘味がしつこくなくてね、旨いの。
それでこれには、純米大吟醸のあらばしりがいいとコータローさんのおすすめがはいる。

純米大吟醸。香りが華やか過ぎず、ちょうど、卯の花の甘味にあうのね。おいしい。



お次はこちら


上から、コータローさんのお母様手作りの「いかのしおから」
向かって右にいって「海苔の佃煮」
その下が「かにのはな」
ひだりが「小鯛の笹漬」

このお皿ひとつで、oja幸福です。
お酒はこのあと、メニューの右側、あらばしりの次の「福」から順に飲み進んでいったわけです。


ちなみにこのあとコータローさん

「ojaさん、これ好きでしたよね」とかにのはなを追加してくださった。

ちなみにかにのはなって、ズワイガニのフレークなのですが、以前行った試飲会で福千歳さんブースで出されていたかにのはなを「おいしいね」といいながら試飲してたというのです。

・・・よく覚えてない＿|￣|○　無意識ってコワイね～。

よっぽど、ほっぺが落ちそうな顔してたに違いない（すでに落ちそうな膨れ加減のほっぺだが・・）



いその産？カツオのサラダ

カツオが新鮮で、カツオくささとか全然ないの。



こちらはお客さんの差し入れ　あわびの肝




いかわたの味噌やき
これまたお酒すすんじゃうね。

「冷よりも燗をすすめます」という「満」純米をお燗でいただきます。
お燗映えします。味わいが深まりますね～ガツガツした感じはなく、正直者！って感じ。



ここで不思議な実験（さすが大学生！）
いかの刺身に



わさび醤油というか、ほぼ「わさび」。しかも粉わさび（辛っ！）をだっぷりどっぷり漬けて食べるの。

瞬殺！

ツーンとかってかわいい時限じゃない！
何がどうしてどうなった！！！なんだかさっぱりわかんない状態に！！

反射的に水飲んだんだけど、全然！ますますワサビが強力に！！

そこに、デリシャス賞を獲得した、山廃本醸造の熱燗をグビッと



すると



どうでしょう～



辛味がまるっきしなくなり、甘味さえかんじられる！！！


すご～～いぃ


どうしちゃったの？

アメージング！！


本当にこれにはびっくり。

辛いの承知で二口目も。

（これ今度、家でやってみよ）



木更津のあさりと群馬の饂飩

あさりのだしがきいてて、飲んだ（すぎた）体にはとてもやさしい～。


このあと、巨峰を日本酒で煮たというデザートと、貴醸酒の「酒×酒」（これはさやこさんがラベルや瓶などの企画をしたという）といっしょに。

巨峰の甘味とよくマッチングしていて美味しい～。



とまぁ、そんなこんなで結局３時間３０分は確実にいましたね。

あまりにも心地よくて。

良い意味で学生さんが一生懸命つくりあげて、しかも参加したみなさんをもてなそうという気持ちがとてもよく感じられ、商売っ気なしに、本当に自分達がつくっているものを伝えたいというものを感じる、居心地のいい会でした。


また、帰りにはお土産や、飲みきってないお酒までプレゼントされ・・・
「あまるぐらいがいいって親父が」とコータローさん。

手書きのメニューや塩辛はお母様も協力され、お酒はお父様がババ～ン！とバックアップされ、家族の温かさも感じられました。
（以前お会いしたことありますが、お父様・お母様、とても素敵です）


「これからは定期的にできれば」とコータローさん。

定期開催を希望しますm(__)m

がんばってください！