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思うことを適当に

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ハードのおもしろさ

最近ハードがおもしろい。って、別にＳＭにはまっているわけでは決してない。ここでいうハードとはソフトに対するハードのことで、要は形のあるもの。バイクの構造について本を読み出したらこれがたまらなくおもしろいのだ（ＳＭもやってみたいが・・）。どうやってエンジンを動かしてるの、なんでガソリンが引火して爆発しないの、タイヤが車と違って丸いのはどうして、ブレーキがきく仕組み等など文系の私には目からウロコの発見ばかり。技術屋の熱い情熱が伝わってくる。自分で料理を作り始めたころ、ゆでるだけでなんでこんなに甘くなるんだろう、とか、豚肉と生姜の組み合わせ最高！誰が最初に考えたんだ、等の疑問をネットで調べて面白がっていたときとよく似ている。って、今でもよくやってるが。。バイクにも料理にも、目にみえてわかるモノ（ハード）の裏側にすごい情熱と工夫（ソフト）がある。この類のソフトは確かにあるのだが、それを感じ取る感性が必要で、文学や芸術のようなわかりやすいソフトとはまた次元が違う。と大げさに書いているが、世間の人にとっては、ごく当たり前の感性なんだと思う。しかし、自分のようなハードといえば即座に用途のことを考えてしまう人間にとって、バイクの構造に興味を持ち出すというのは、とてつもなく大きなことなのである。正直言うと、車・バイクなんて２０世紀の遺物と思って、バカにしていた。今でも理屈ではそういうものだと思っている。しかし、今は、そのハードに情熱を感じる感性を持っている。こんな面白いものがあるのに今まで気づかなかったなんてもったいなかったなあ。こうしてみると、面白いものってそこら中にころがっているんだと思う。自分はお酒が苦手で極力つきあわないようにしていたが、バイクをきっかけにして、もしや面白いのではと思って本を読み始めたらやっぱり面白い。どのお酒にも由来やエピソード、そして歴史がある。蒸留酒のミニボトルを数種類買って飲み比べてみると、確かにそれぞれ味わいが違う。つきあいで適当に飲んでいたときはまるで気づかなかった。。いつも着てるスーツにしても、身に着けている時計にしても、靴にしても、自分は簡単に考えすぎていたようで、これもひとつひとつちゃんと調べてみると、ものすごーいソフトが隠れていて、大きな発見があったりする。ブランドにもブランドとして確立するのにそれなりの理由があって、その理由を知ると見る目も変わってくる。知れば知るほど、自分の無粋さに愕然・・。愕然としながら楽しい。ハードとはこんなにも楽しくて奥が深かったのか。

2008年06月16日

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今度は箱根

に行ってきた。箱根ターンパイクというバイクツーリングの名所があって、景観がすばらしいらしい。が、私が行った時は、きりが大発生していて、２０Ｍ先もおぼつかない状況・・。本来なら、富士山や相模湾を一望できる眺めが楽しめるのに、残念だった。ＧＷはずっと晴れるという予報だった気がするが、自然とはそんなもの。バイクの免許を取ろうと思った当初の予定では、電車等でいきにくい山や峠の近くでおりて、そこから山登りをするつもりだったが、バイクで行くとめちゃくちゃ疲れるので、帰りのことも考えると、山登りなんてとてもする気が起きない。車と違って、バイクは乗ること自体をメインの目的にするものなんだろう。今回はゼファー。４００ｃｃのネイキッドタイプ。２５０ｃｃと乗り比べて、４００は全然違う。２５０ｃｃだと80キロぐらいでエンジンがぶるぶる震えてしまい、のってて不安になるが、４００ｃｃだと、高速でむしろ安定する感じ。おお、これがこいつのポテンシャルなんだと妙に感心した。リッターバイクだったらもっと安定するんだろう。会社のハーレー乗りに聞いたら、一速で100キロまで加速できるという。ま、安定してもバイクで100キロ出すとさすがにコワイ。楽しい旅だったが、翌日、レンタルバイクを返しに行く途中、ガソリンスタンドでバイクを倒してしまった。ブレーキレバーがぽっきり折れ、車体にも傷が・・。修理費2万円なり・・ぼったくり気味。そうだった。バイクとはこける乗り物なのだ（自分の技術が未熟なせいもあるが）。うまくなりたいなら、いつまでもレンタルしていないで、買って頻繁に乗ったほうがいいんだろう。ただ、そこまで頻繁に乗りたいとも思わない。また別のことを始めようか。。今の候補は、料理教室か二胡。和食にするかエスニックにするか。和食も向こう側から見たらエスニックだがな・・。

2008年05月06日

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高尾へ

今日もバイク。1日レンタルで借りたので、乗らなきゃ損とばかりに朝5時起きで高尾へ。今度は、予定通り高尾へ到着。というか、甲州街道をまっすぐ行けばいいだけなので、誰でも行ける・・・、はずなのだが、微妙にそれてしまい、本当は高尾山のふもとに行くつもりだったが、高尾の山に目的地を変更。甲州街道から奥多摩街道をそれて、適当に進んだら、山に入れた。高尾山ではないと思うが、気にしないことにした。森の中の道はいい。エンジン音に邪魔されながらも聞こえる小鳥のさえずりと水の音。そうそうこれを味わいたかったのですよ。マイナーなルートだったらしく、自分の他には車もバイクもいなかった。途中、「進入禁止、４キロ先泥・・・（汚れていて読めなくなっている）」があったが、これも気にせず中に突入。車一台分も通れるかわからない道もバイクにとっては広いものだ。これもバイクの特権である。車が行けない道もいける。おかげで期待以上の絶景。曇りで少し雨が降っていたのが残念だ。日がさしていたらもっとよかったはずだ。しかし、いつの間にか道路がアスファルトから砂利道にかわり、おまけに凹凸だらけ。雨上がりだったので、水もはっている。乗っていたのがアメリカンだったから、さらに苦しい。アメリカンは低速で都会を走る分には快適だが、こうなるともう手に負えない。レンタルでも車体を傷つければ、免責分（5万円まで）はこちらが負担しなくてはいけないので、おっかなびっくりソロソロ走った。モトクロスタイプのバイクの車高が高いのは、こういう凸凹に対応するためだったんだ、と今更ながら得心する。走っていたら、だんだん不安になってきた。だいぶ深くまでは行ってきちゃったけど、もしここでガス欠になったら、オレどうなっちゃうんだろう・・。だいたいこの道、どこに通じてるんだ・・。通りがかる車もいない・・。きのう借りてからガソリン一度も入れてないけど、大丈夫かな・・。あ、そういや携帯忘れた、ここで事故ったら、徒歩でどこかに抜けなくてはならんな・・。足が寒いなあ、バイクって風がもろにあたるぶん、冷えるんだなあ・・。まるで、芥川龍之介の「トロッコ」に出てくる少年のような気分だ。自転車に乗り始めて遠出したときもこんな感じだったなあ。思えば、海外一人旅を始めたときも、こんな気分だったっけ。旅も終わってみれば楽しく、また行きたいと思うが、その過程は実はけっこう苦しかったり、時には命に関わることもあったりする。でも、すぐに忘れてまた行きたくなるのはなぜだろう。そんなことを考えていたら、やがて道も開けてきた。泥道もアスファルトに変わって、快適走行。すっかり気分がよくなって、鼻歌まで歌ってる。こういう気分のアップダウンも一人旅をしていたころとそっくりだ。帰りは、3回ぐらい交番のお巡りさんの助けを借りて、どうにか新宿に到着。カーナビなしでも、なんとかなるもんだ。約8時間のりっぱなしで少々くたびれたが、おかげで少し度胸がついた。次の目標は福島の祖母の家。まだ高速にはのりたくない。。一般道でちゃんと行けるか。

2008年04月27日

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公道初体験　ｂｙ　バイク

バイクの免許をついに取得。リーマン生活をしながら1ヶ月半。今回は車のときよりは楽だった。ま、それでも、多少の言い合いはしたがな。。教習所がつけあがるのは、理不尽な目にあっても、抗議したり、クレームをつけたりする人がほとんどいないからだと思う。日本人はおとなしい。おとなしすぎる。私の他に教習所で抗議する人を今までただの一度も見ていない。もっとも、免許を取りに来る人は10代や20代前半がほとんどだから、日本人だからというよりも、年齢によるところもおおいかもしれないが。自分のお金でない、ということもあるかもしれない。なんにしろ、免許取得に30万も払う異常システムが堂々とまかり通っているのは、このおとなしさが一番の原因だ。日本人よ、若者よ、もっとかみつけ、ワンワン。で、ワンワンはさておき、免許をとったその日に、レンタルバイク（というものがあるのですよ）で早速公道を走ってみた。走ってみるとすこぶる快適だが、正直言って、コワイ。。バイク特有のスピード感はもちろん、それ以上に東京の道がコワイ。私は車の免許をもっているものの、免許取得以来全く運転していなかったので、事実上、今回のレンタルバイクが公道デビュー。めっちゃくちゃこわいんですが。。進入禁止の標識ってなんだっけ、右折ってどこでできるんだっけ、と考えながら運転するワタクシ。。片道2車線、3車線は当たり前で、いつ右折できるのかさっぱりわからない。標識が多くて複雑。千葉の実家（柏）に行こうと思って走っていたのに、同じ千葉でも浦安に行ってしまい、一人で東京ディズニーシーに入る羽目になってしまったワタクシ。。そんないたいけなワタクシに情け容赦のない東京のドライバーたち。あおられるのは、しょっちゅう。故意の進路妨害されるは、死角に入っている私を見逃して右折してつっこまれるはで、さんざんなデビュー戦だった。とはいえ、どんな事でも最初は必ずさんざんな目にあうものと相場が決まっている。めげずに今度は高尾山まで行くつもり。んで、いろいろ調べてみたら、ナビってバイクにもつけられるらしい。また、エアバックがついたバイク用ジャケットも市販されているらしい。自分のような人間には絶対必要だ・・。にしても、どんなプロダクトも世に出るまでにドラマがある。ビジネスって本来感動できるものなんだと思う。久々アツイ気持ちになった。ありがとう！泣けますよ↓バイク用エアバック開発秘話１http://www.youtube.com/watch?v=eX6SlkPlaMEバイク用エアバック開発秘話２http://www.youtube.com/watch?v=YI6f52FvM8A&feature=related

2008年04月26日

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バイク！

最近、バイクの免許を取りに教習所に通っている。高校時代、乗りたくてしょうがなかったバイクだったが、大学受験を期にずっと忘れていた。あれは１６、１７ぐらいだったから、実に、１０年ぶり以上。。バイク初体験は地元の中学の先輩のうしろだった。カワサキのインパルス。ヤンキーぎみのおっかなそうな人だったが、話すとけっこういい人で、おもしろかった。いつの間にか仲良くなって、ちょっと乗ってみるか、と誘われておっかなびっくりうしろにのったら、これがすごい世界だった。車とはまるで違うスピード感と加速。まわりの風景が一気に背後にけし飛ぶ。それ以来すっかりバイク好きになって、先輩にツーリングに連れて行ってもらったり、友達のバイクを借りたりしてたっけ。その後、受験があったり、大学に入った後は海外にはまったりして、バイクのことをすっかり忘れていた。もっとも、東南アジアでバイタクの後ろに乗るたびに、あのときの気持ち良い爽快感を思い出してはいたが。お金がたまったら旅に出る生活だったので、教習所に行くこともバイクを買うこともできなかったのだ。いまは、すっかりリーマン生活を送る身。まとまった休みをとるのが難しいので、海外に旅に出るのはかなり厳しいが、バイクに乗って国内をまわる程度のことはできる。これを機に日本をもっと知るのもよい。バイクは久し振りだし、４００の重さにはじめビビったりしてたが、だんだん慣れてきた。基本は５０のギア付と変わらない。昔どんなふうに走っていたか、先輩の（イカレタ）運転の仕方も思い出してきた。それにしてもギアを変えて加速することの気持ちよいこと！車体を傾けてカーブを抜けるとレーサーにでもなった気分だ。せまい教習所で、しかもうざい指導員がいて、これほど気分がいいのだから、外にでたらもっといいのだろう（同時にもっとあぶないが・・）。いずれバイクで海外放浪なんてのもおもしろいのかも。っと、そんときは別の商売を考えなきゃならんがな。。とりあえず、福島の祖母の家にバイクで行くことを当面の目標に。ゴールデンウィークあたりかなあ。

2008年03月20日

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チャイムがなるぅー！

新しい会社につとめはじめて約1月。日系のＩＴ系。入社した翌週に1時間のプレゼンをすることになったり、経理（税務）ではいったはずがプロジェクトベースの仕事をすることになったりと、入社前に聞いていなかった話がどんどん飛び出す。ＩＴ系の文化なのだろうか。前の会社もそうだった。もっとも、経験があさい人間はなんでもやらされる。抵抗するにも、売りになるスキルがない以上、しょうがない。プレゼンは少しうまくやりすぎてしまったらしく、みんなびびっていた。見かけがものすごくおだやかで、普段もおだやかな人間なので、ギャップがあったのだろう。ま、どんなにプレゼンがうまくても、経理ではたいした評価はされないがな。評価されようとされまいと、「マーケターに負けないプレゼンができる経理」がモットー。経理やめよっかな・・。にしても、役員にわたしの履歴書情報を飲み会であっさりもらされたときは、さすが日系と思ってしまった。けん制するんでも、他に方法があるだろうに。一応プライバシーマークを取得している東証一部上場企業なんですが。。個人情報の保護はどこにいったのでしょうか。日本版ＳＯＸが入って、やれ内部統制だの、コンプライアンスだのといっても、しょせん日本はこの程度。一番おどろいたのは、チャイムがなること。始業のとき、昼休みのはじりとおわり、そして終業のときに必ずチャイムが鳴る。しかもご丁寧に５分前の予備チャイムのおまけつき。自分の仕事の進度にかかわらず、みないっせいに同じ時間に昼飯を食い始めるの図は壮観だ。伝統的な保険屋につとめる兄にきいたら、日本では普通とのこと。チャイムなんて中学校以来聞いていないんですが。まるで工場で働いているかのよう。海のむこうの連中が、日本のホワイトカラーはどうのこうのと言うことの意味がわかってきた・・。そんなこんなで１月経過。明日からまたがんばるぞっと。

2008年03月16日

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温泉 at 新宿

寒い！寒すぎる！部屋にはエアコンが入っているが、暖かい空気は天井付近にあつまっていて、生活空間の高さは外と変わらない寒さ・・。日本のおうちは、暖房入れても寒いんだよね。。隙間風もあるし。イギリスだったら、小型の電気ヒーターで十分暖かくなるのだが。ま、高温多湿の夏がある日本じゃ、イギリスのような密閉度の高い家は作れない。。。しかし、その割にうちは夏も外と変わらない、というかそれ以上の温度なんですが。。寒い家を脱出。ちょっとでもぬくぬくしようと、温泉に行ってきた。場所は新宿のど真ん中。都庁の近く。最近は採掘の技術が発達しているので、温泉ってわりといろんなところででるらしい。入口は地下に入る薄暗いところで、けっこう古い感じ。設備は普通の銭湯と変わらない。一応サウナもあったが申し訳程度の広さ。湯船は中にひとつだけ。ちょろちょろと温泉らしい黒いお湯が四隅の一角からそそがれていた。触ってみたら冷たい。。どうやらこれを再加熱しているらしい。再加熱が足らないのか、熱いお湯は体に悪いとの配慮なのか、ぬるめのお湯。うーむ。これで１９００円（タオルレンタルで2100円）は高い気がする。。福島のばあちゃんちの近くにある町営温泉なら露天風呂もあって500円なのに。。東京は土地が高いからねえ。温泉がぬるいのでサウナへ。中では、修行僧のような表情をしたミドルが背中をまるめてぐったりしていた。今度はあつい、あつすぎる。5分ももたずに出てきた。ミドルは20分ぐらいこもっている様子。すごい。。精神力か鈍感力か。私にはまだマネできない。ぬるめのお湯もゆっくりつかっていたら、だんだん気持ち良くなってきた。こりゃええ。うちはシャワーしかないんだよね。湯船がほしいよ。そろそろ引っ越しも考えるかな。ぼーとしたら、はじめは２，３人しかいなかった浴室にけっこう人が入ってきた。なぜか、みんな男の二人づれ。。年配の方々はみな一人で来ていて、いかにも健康のためという感じだが、若い2人づれは、、別の目的があるようにも感じる。。ここ、新宿だしな。。とりあえず、彼らがサウナに入っているときはサウナには行かないことにした。操を守るのに、用心に越したことはない。そんなこんなでリラックスした1日だった。温泉も銭湯もいいが、でも、やっぱり、フィットネスクラブのサウナのほうがいい。だって女性もいるもんね（水着だけど）。。

2008年01月27日

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自炊の巻

浅漬けなるものを自分で作る。。ふとしたきっかけで「浅漬け」で検索したら、簡単に作れることが判明。本当にすごい簡単だ。。切った野菜を塩でもんでおいとくだけ。。もっと特別な方法があると勝手に信じていた。これ、イギリスにいたときに知ってたらなあ。今まで、つけものは生野菜の一種だから消化に悪いんじゃないかと思っていたが、そうではないらしい。塩で漬けることで、野菜の水分が外に出ようと細胞壁をつきやぶる。野菜の細胞壁は消化液でもなかなか壊れないから、これで消化を助けることになるという。火を通さないからビタミンCを壊すこともない。ブラボー漬物。ご先祖の知恵には頭が下がる。今まで、「炒める」、「煮る」以外に料理を知らなかったが、これで「漬ける」も加わった。男の料理としては十分だ。ちょうど百円ショップで浅漬けを作るための専用容器が売っていたので購入。フタにバネがついていて中の野菜をプレスするしくみ。塩に加えてこの圧力で細胞壁を壊すのをはやめるのだ。さっそく作ってみたら、塩が多すぎたらしく塩辛い。しょうがないんで水で洗って食べた。まあまあの味。思えば、料理を覚えたのはイギリスに留学したときだ。本コースが始まる前の3週間の英語コースの間に、料理のできるフラットメイトに特訓をうけて、料理の基礎が完成。うまいペペロンチーノの作り方はそこで覚えた。イタリア人もびっくりのアルデンテ。それ以降、気のむくままに適当に作っている。肉じゃがや親子丼を作るようになったのもイギリスにいたときだ。すべてめんつゆと醤油で煮るだけという簡易版肉じゃが。。韓国人に食べさせると喜ばれたが、ヨーロッパの連中は微妙な顔をしていた。。連中に、「まったり」とか「ほんのり」はわかるまい。。そういや、みんなで下手くそな料理をもちよって食べるって、留学時代以来してないな。くっ、料理を食べさせるような同居人がほしいぜ。。

2008年01月05日

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自分の宗教

行ってきましたよ、初詣。といってもピークの元旦未明はさけて、1日の夜に行ったのだが、それでも、賽銭箱へは短い行列ができていた。全国民が1年に1度にわか神道信者と化す元旦。クリスマスから約1週間ではやくも改宗するのは世界でも日本人だけだろう。私もそんな日本人の一員なので、クリスマスには十字架とサンタののったクリスマスケーキ（誕生日ケーキでもあるがな・・）を食い、正月は神社に行き、盆には祖母の家に帰って墓参りをする。加えておくと、趣味はタロットカードだ。これで旧正月に中華料理を食って爆竹をならし、ソンクラーンに打水でもやれば完璧だ（あれは宗教儀式じゃないか・・）。そういや、願掛けは七夕にもやるが、あれは宗教的にどこに属するんだろう。願掛けする以上、超越的な何かに訴えかけているんだろうが、何教なんだ。。よくよく考えたら節操ないことこの上ないが、真剣に考える日本人はほとんどいない。漠然と超越的な何かを感じていて、そこに何かを求める気持ちはあっても、真剣にはつきつめない、一定の距離をおいて、頭の片隅においておく。日常ではアイデンティティに関わる脅威にほとんど直面しない我々はそれでいいのである。少なくとも、日本にいる限りは。ただ、この感覚しかもっていないと、外に出たときに多少問題なのである。。以前、ノルウェー人の母をもつハーフの友達に、タロットカードで占いをやろうとしたら、「ぼく、一応クリスチャンやから・・」と断られた。彼は初詣にも行くまい。アイデンティティの一部として宗教が根付いてる人たちの感覚ではごく普通なことだ。宗教は信じていなくても、宗教的な何かは誰でも持っている。家族だったり、恋人だったり、仕事だったり、趣味だったり、自分自身だったりと、人によって違うだろうが、特別な根拠や理由はなくても、その価値を信じているものがある。そういったものだって宗教といえば宗教で、「エコ」や「スローライフ」だって宗教だ。その延長で考えれば、一般的な宗教を信じる人の気持も理解できるのだと思う（同列に並べるのは失礼かもしれんが。。）。と振り返ってみて、自分の宗教は何だろう。。やっぱし、自分自身と家族、かなあ。ご先祖様に線香あげとこっと。つきつめて宗教と言えるものをもう少し持ちたいと思う。

2008年01月02日

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ばあちゃんへプレゼント

ばあちゃんに、新年のあいさつがわりにデパートで洋菓子を買った。80をすぎる年寄りだが、和菓子よりもケーキという人なので、クッキーとパンケーキの箱づめを選んだ。お客が来たときにおすそ分けできるように一番大きなものにしておいた。会津の山奥ではなかなか手に入らないだろうから、ばあちゃんも客人も喜ぶだろう。今年の夏はバタバタと忙しく結局帰ってやれなかったから、罪滅ぼしだ。私も一人暮らしなので、福島の山奥で一人暮らしをしているばあちゃんのさみしさがなんとなく想像できる。まあ、ガス屋と喧嘩してとめられたガスをそのままにしておくような頑固者だ。厳寒の東北をガスなしで生きるタフなばあちゃんだから、心配など無用かもしれんが。。とはいえ、やっぱり82歳。じいちゃんに先立たれ、それからもう30年近くたつ。さびしくないはずはないと思う。ばあちゃんが元気なうちにその心境が理解できるようになってよかった。おかげでまだ何かしてやれる。

2007年12月31日

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健康雑学

風邪をひいて休養中。生姜湯にオリゴ糖を加えたものを飲んで体を温めている。生姜は殺菌作用や体をあたためる効果があるらしい。オリゴ糖はビフィズス菌のエサになって腸内環境を整える。最近知ったのだが、ガリ（寿司についてくるやつね）って生姜だったんだ・・。かまぼこが魚肉だと知ったときぐらいのサプライズだったんすけど。体を冷やす効果がある生モノと体を温める生姜でバランスをとってたのね。。生モノによる食当たりも生姜の殺菌効果で抑えていた、と。。昔の人の知恵はすごい。経験知もばかにできない。最近、健康雑学マイブーム到来。その関係の本を色々読んでいるが、本によって言うことが異なる。というか、全く逆だったりする。たとえば、卵、牛乳、チーズ、ヨーグルトなど。これらの食品は、ある本では消化がよく、栄養価が高いので、食べたほうが良いと勧めていても、ある本では、動物性たんぱくは消化吸収が悪く、消化するときに腸内で毒素を生むとか書いてある。肉についても、必須アミノ酸をすべてふくんでいる良質なたんぱく質として評価している本もあれば、消化に悪く、腸内環境をみだし、胃腸を悪くすると書く本もある。人間の体は個体によって大きく差があるので、ある人にとっては良くても、ある人にとっては悪い食べ物がたくさんあるんだろう。本によって主張が違うのはそれを反映している。そのあたり、漢方は温と冷で人の体質を分けて、体にあう食事や薬が人によって異なることを言っている。ただ、どの本でも共通して進めている食品もある。たとえば、玄米。今のところ、玄米を否定する本にはまだ出会っていない。ビタミンBを豊富に含んでいて、白米よりも栄養価がはるかに高いらしい。それから、大豆。やっぱ納豆って体にいいんだ。。一時期、あるある大辞典の虚偽報道で信用が失墜したかに見えたが。あとは、にんにくや生姜。とりすぎはよくないらしいが、適度にとれば体を良くするとのこと。

2007年12月26日

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内定げっと

内定でました。外資保険屋さんとIT系。両社で年収が２００万近く違うんですが。。給料は外資保険屋さんが上、人間的魅力と仕事内容はIT系が上。ただ、どっちに行っても長く働くのは大変そうだ。今の時点でお金にこだわる必要はない。他社の進捗状況を見ながら、考えることにする。そういえば、２年前の今頃も就職活動してたっけ。。日系の会社には全く相手にされず、奇跡的に外資２社にひろってもらった。聞けば世界中で誰もが知っている会社だ。あの時はめちゃくちゃ大喜びして将来にドキドキワクワクしていたが、今の自分は冷静。会社の規模とか知名度はあまり重要でなく、少なくとも外資であれば、大手であっても、中小出身者にも活躍の場が与えられる、逆に華麗なキャリアパスを持っていても決して安泰はない、といったことが今ならよーくわかる。入社はあくまでスタートでしかないので、それで一喜一憂する必要は全くない。新卒人気就職ランキングとか働き甲斐のある企業ランキングなんて本当にバカバカしい。あんなものまるで当てにならない。ちなみに前いた会社もその～ランキングの上位に食い込んでいたが、中にいる人間はみな首をかしげていた。表に出ない内情を知らない限り、会社のことなど決してわからない。今回の就職活動も中心は外資とIT。伝統的な日系の会社（おじちゃんたち）と相性が悪いのは２年前と変わらず。面接を受けても、日系の場合、外資やITとは質問の内容が全く違う。ほとんどがどうでもいい質問である（ように私には見える）。

2007年12月21日

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就職活動

今日は外資の保険屋さんの部長様と面談。って、何やってるかというと転職活動しているのですよ。ま、職種はさほど変わらないから転社活動か。ちなみに明日は外資の不動産屋さんです。一応、書類が通れば、その後の選考は上のほうまで進ませていただいているので、お偉いさんに会うことが多くなる。ま、そこまで行ってダメな場合もけっこうあるのだが。。ITと金融を中心に幅広くまわっている今日この頃。しんどいが面白い、面白いがしんどい、といったところか。保険屋さんは体育会系のイメージがあったが、管理や運用はそうでもないらしい。みなソフトで人当たりが良い。時間はかかるかもしれないが、運用のフロントまで行けたら、保険業界も面白そうだ。転職12回の山崎元さんが、「会社は2年で辞めてよい」という本を出したそうだが、非常識なタイトルに見えて、ご時世的にそうでもないかもしれない。IT業界は管理系の人間であっても人の回転がものすごく速い。会社の外（マーケット）も中もどんどん変わる。2年どころか半年で決断をくださなくてはならなくなった人たちもいる。このスピード感はIT業界や外資の人たちは割と理解してくれるのだが、まだまだ特殊らしい。自分としては長く働ける会社を探しているものの、どんな会社でも具体的に先をイメージできるのは5年ぐらい。それ以降もそこにいられるかは運や縁だと思う。5年あれば、会社や業界自体も変わるし、世の中も変わる。そのときに、自分のやりたいことをやるツールとして、会社や自分の今やっている職種が今後とも機能していくか、は誰にもわからない。こういう話は通じるところではごくごく普通に通じるが、通じないところでは全く通じない。学生時代は「会社」「社会人」について画一的な（正直言ってネガティブな）イメージしかもっていなかったが、当たり前ながら、世の中にはいろんな人がいて、いろんな会社があり、それぞれ考え方が違う。「捨てる神あれば拾う神あり」で突飛な行動やアイデアも人が変われば、場所が変われば、受け方もまるで変わる。こういうものだ、みたいな決め付けをすると、けっこう損をすることになると思う。物事はわりと交渉で動いてくれるし、言ってみると通じちゃうことがけっこうあったりする。脳みそに壁をつくらず。勝手なイメージをつくらず。あえて、自分の脳みそをこわしてみよう。難しいが、やってみると面白い。

2007年12月18日

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経営者って

最近、いろいろ訳ありで、経営にかかわる方々と話すことが多い。ITベンチャー、外資、古い会社と色々な会社の役員の話を聞いているのが、十人十色。営業や経理、エンジニアとかだと、こういうタイプの人たち、みたいなイメージがあって、実際そのとおりだったりする。会社によってそれほど差はない。しかし、経営者は、性格分類として”経営者”みたいなカテゴリがないのである。業界によっても、会社によっても全然違う。実直そうな人もいれば、うさんくさそうな人もいるし、頭が切れそうな人もいれば、よくこの人にここまでこれたな・・という人もいる。経歴も様々。ただある程度共通してるのは、素朴な感じの人が多い気がする。わりと思っていることをそのまんま言ってくるような。。なかには、「経営って意外とできちゃうもんなんだよ、かたく考える必要なし」「実はちょろいと思っているからつづいてるのかもなあ、最初の年に3億かせいじゃったし」とおっしゃる人たちも。「経営に必要な経験？経営にきまってるじゃん。どの職種にいたかなんて関係ないよ」「私にとって、自分のコントロールが増える分、サラリーマンをやるより経営をやるほうがリスクが低かった」とおっしゃるのがITベンチャーの方々。みんな思考や行動に壁がすくない。クリエイティブなのである。能力云々ももちろんあるのだろうが、通常のリーマンとの決定的な差はそこなんだと思う。思えば、経営者に限らず、何かの分野で先頭を走っている人たちは、学問でも芸術でも、脳みそのなかに壁が少ない。だからこそ、それぞれの分野で新しいことができるんだと思う。さて振り返って自問自答。最近、自分で勝手に壁を作ってない？けっこう思い当たるふし、あるのよね。。面倒くさいことが多くなると、壁を作って自分を守りたくなる。リターンを自分で限定してして、守りに入る。でもちょっとまてよ、と。それホントに楽しいのか、と。てか、そもそもそんなにリターンないだろ、と。みすみすうまいもん逃してるんじゃないのか、と。もう少し脳みそを自由にする必要あり、を切に感じる今日このごろ。

2007年12月17日

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1年以上ぶりか・・

1年以上ぶりに更新。別に書く時間がないほど忙しいわけではなかったのだが、社会人になってから何を書けばよいものかよくわからなかった。会社のことを書いてうっかりばれたら困るし。自分としては、リアルはリアル、ネットはネットという具合に線引きしたいところ。海外にいると、日本語読める人が少ないからまわりにばれる心配をすることもなかったのだが、今はそうもいかず。うーむ。それに別の本音を言うと、そもそも自分にとって書きたいリアルじゃないんだよね、会社って。趣味を充実させねば。。だいたい、ネットをリアルと線引きしたい考え自体もう古いんだろう。はやりのSNSなんてリアルの延長でつくっているコミュニティだし、携帯にしても基本はリアルの補完ツール。どっちも便利だし、楽しいんだが、なんかな。ネットがバーチャルだからどうのなんて議論も聞かなくなった。ケンタッキーのゴキブリ騒動にしても、ネットがリアルの土台にきちんとのったことの象徴だと思う。書いた本人はいろんなところで名前まで公表されてしまっている。バーチャルな部分のネットが小さくなってるせいなのか、リアルな部分のネットが増えているせいななのか、その両方なのか、ずいぶんと面倒くさい。

2007年12月16日

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勝手な愛情・・

金魚全滅・・。3匹とも逝ってしまった。2週間ほどの短いつきあいだった。楽しかったよ。そしてゴメン。別の人に飼われなかったらもっと長生きしたかもしれない・・。ネットで原因を調べたところ、エサのやりすぎによる水質悪化が金魚を死なせたと思われる。エサや糞から発生するアンモニアは金魚にとって猛毒。しかも、悪い細菌もそこから発生する。多少水質悪化しようと水をちゃんと換えれば大丈夫だと思っていたが、飼いはじめ期は水中でアンモニアを分解するバクテリアが十分に育っていないために水質の悪化が早い。2週間に１度でもおそいぐらいなのだ。また、水質の急激な変化を防ぐために水は全部でなく半分ぐらい換えるのがいいらしいが、今回はそれも裏目に出た。半分ぐらいでは水質の改善ができず、逆に水を替えたときに底のほうに沈殿していたエサや糞を水槽全体にまき散らしてしまった。結果、金魚は白いカビのようなものを体につけて徐々に弱り、結局帰らぬ魚となってしまった。。中途半端な知識で勝手な愛情を与えたのがいけなかった。金魚ってけっこう難しかったんだな。。子供のころ家にいた金魚は、エサは気がむいたときだけ、水槽の掃除はめったにしないからコケが生えまくり、という状態だったが長生きしていた。思えばあのいい加減さが逆に金魚にとってよかったのだ。コケがついていれば、エサのかわりになるし、バクテリアや微生物が育って水質が良くなる。それに、あの頃使っていた水槽にはくみ上げポンプ型ろ過器がついていた（はずだ）。金を出したのは無論両親だったのでろか器をケチる必要がなかったのだ。適度な放任とお金。金魚にはそれが重要だったのだ。なんだか人間みたいだな。。お金と愛情はあるに越したことは無いが、その程度が重要だ。愛情をそそぎすぎても逆に仇になってしまうこともある一方、愛情が少ないからこそうまく行くこともある。また、全くの放任だと致命傷をおわせかねない。結局のところ、冷静な知恵が必要なんだろうが、情があればあるほど冷静になるのが難しい。しかし、情が無ければ知恵をつけることはあるまい。金魚からも色々考えさせられる。。とりあえず、再トライ決定。再び3匹ほど買ってきた。今度は、バクテリアが入った液体をあらかじめ水槽に入れた。エサはまだあげておらず、時々、ほんの少しあげることにする。様子を見て、必要なら、植物や高機能のろ過器を買うことにしよう。さてさてどうなるかにゃ。

2006年04月22日

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久々に占い☆

今後の人生について考えるところがあったので、久しぶりに占い師のもとへ。４０分のトークで５千２百円。けっこうイタイっす。しかも、その４０分の間は、こっちがしゃべる時間がけっこうあったり、同じ説明が何度も繰り返されたりしたので、どうも腑に落ちない。こんなことなら台湾に行ったときに占ってもらえばよかった。台湾ならずっと安くて、しかも簡潔に教えてくれるからだ。ま、どちらも胡散臭いことに変わりは無いが。で、占い師いわく、自分には感情と順応性が足らないらしい。対処法は、「火」と「水」。なんでも、赤いもので部屋をかざったり、水槽に金魚を飼ったりすると改善されると。あまり信用できる占い師ではなかったが、これには少し納得した。というのも自分が好きな東南アジアは熱帯。いかにも「火」と「水」に関係がある。その後、ネットでやったヤフーの占い（３５０円）では、自分は風に幸運をもっているので、部屋の換気をきちんとして風を多くとりいれるといいとのこと。今まで、ただ占ってもらうばかりだったが、具体的な対処法までもらったのははじめてだ。占い師のおばさんによると、悪いことがあるとわかっていても、自分で気をつけるのはなかなか難しいらしい。占い的な対処法が存在するのである。で、今日全部やっちゃった☆今自分は赤い服を着てＰＣにむかっており、部屋には金魚の入った水槽がおいてある。無論、ブログ更新の前には家中の窓を開けて換気した。ま、掃除・洗濯をかねて部屋の模様替えもした、といったところか。一人暮らしをしてから生き物を飼ったことがなかったが、こうして金魚をとなりにしてＰＣを打つのもなかなか悪くない。けっこう気持ちが落ち着く。こうしてみると、占い師は心理カウンセラーとか内装のコーディネータみたいなものなのかもしれない。あとは、何をするか？自分を信じろ、だ。

2006年04月09日

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免許げっと！

よ・ようやく取れましたよ、免許。。長かった・・。今日、教習所の卒業検定に合格。直前にうっかりトイレの便器にメガネを落とすハプニングがあったり、受験番号が７だったり（自分にとって７は試練を与える数）したが、なんとか通った。しっかし、０．５秒ぐらい、メガネ君を見捨てようかという考えもよぎったが、メガネ君無しでは試験が受けられないと思い直して、便器の中に手を突っ込んで相棒を救助しましたよ、ええ。ウンコ流した後だったのが不幸中の幸いか。ま、これでまたウン（運）がついたぜっ。仮免のときは受験者の半分ぐらい落ちてたが、今回の卒検は、受けた人のほとんどが合格だった。ま、多少お情けがあろうとも、当然だわな。何十時限と教習を受けてきて、その中で見極めもあるわけだから。長いプロセスで教習者の上達を見ることができる教習所がわざわざ最終試験を設ける必要がどこにあるのか、さっぱりわからん。カネを取る名目以上の意味を見出せず。。普通は、教習所での卒検合格の後、試験場で学科を受けて、免許交付となる。でも、自分は試験場に一発試験を受けに行ったときに学科はもう受かっているので、あとは手続きのみ。って、一発試験の技能に落ちたから、結局、教習所で卒検受ける羽目になったんだが。。学科が既に受かっていても、現行の教習所のシステムでは学科の授業や効果測定が免除になることはない。これもおかしな話だ。ま、免除にしてしまったら、みんな学科を最初に受けに行って、教習所で授業受ける人いなくなっちゃうもんね。そんなことになったら教習所の利権が減るわな。ちなみに英国のシステムだと、日本のような教習所システムは存在しない。学科試験に関してはテキストを買って自分で勉強する。免許取得のプロセスは昔と比べたら規制緩和が進んでいるらしいが、まだまだ話にならない。石原都知事が、規制緩和を進めるために、最後の試験場での学科試験を教習所で受けられるように法律を変えようとしたが、教習所が暴力団関係者に卒業証明書を渡してしまう不祥事があって、ダメになったらしい。教習所の連中もその利権に絡む公安もヤクザと変わらない。権限委譲は新たな不正を生むだけだろう。ま、何はともあれ取れてよかった。ペーパードライバーにならんようレンタカーでも借りて練習するかにゃ。勇気のある同乗者求むっ。

2006年03月26日

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ベトナム、カンボジア、台湾の旅。

旅行から帰ってきた。成田からベトナムのホーチミン。それから陸路（バス）でカンボジアのプノンペンまで行って、それからまたホーチミン。その後、台北によって日本に帰ってきた。本当はもう一都市行きたかったが、体を壊してしまったので断念。カンボジアで排気ガスにノドをやられたのが原因だ。せっかくカンボジア滞在中に同じく旅行中のベトナム人の女の子二人組みと知り合って、ニャチャンに一緒に行く約束をしたのに行けずに残念。。カンボジアのプノンペンは初めて行ったが、まだまだこれからの都市だ。都市の中にバスも電車もタクシーも走ってない。主な移動手段はバイタクになる。６年前にアンコールワットに行ったときもバイタクを使ったが、アンコールワット周辺は田舎なので極端に交通量が少ないから、さほど危険を感じなかった。しかし、プノンペンは首都だけあって交通量が多い。にもかかわらずバイクはみなノーヘル。後ろにのっている自分にもヘルメットなんてない。道幅の広い道路の交差点でも信号がないことが多い。信号がないから道路を渡るときはバイクと車の間を縫うようにして渡る。完全に交通が止まることはありえないので、じわじわと道路を横切りながらハチの大群のように迫り来るバイクによけてもらうのだ。一方通行を逆走するなんて当たり前。反対車線を走ることもざら。速度制限ももちろんない。いや、あることはあるんだろうが、どのバイタクのスペードメーターも動いていなかった・・。速度制限をしたくても運転する側が自分が何キロで走っているかわからない。システムだけでなく人間もひどい。バイタクがまともに目的地に行かないのは東南アジアならどこでもそうだが、ただ目的地に行かないのではなく、別の場所に行っておいて、行きたいところに行きたかったらもっとカネをと要求してくる。タイよりもさらに悪質だ。ホテルのスタッフですら平気でうそをつく。無料と言われて頼んだ食事が実は有料だったり、電灯が壊れた部屋から別の部屋に移らせてもらおうと頼んだら、すぐ案内すると言ったきり放置され、文句を言ったら、もう満室だから出て行けと言われてり。自分の印象としては外国人からは巻き上げられるだけ巻き上げてやろうという意図が国全体にあるような感じ。今の段階でカンボジアがまともに旅行者をひきつけるはムリだ。デパートにも行ってみた。おそらく最近できたものでプノンペン唯一のデパートなんだと思う。タイのデパートのミニチュアコピーといったところ。一応店が入っているがデパートで売っている商品でも偽者ブランド勢ぞろい。人がたくさん入っていたが、買い物に来たというよりデパートを見に来たという様子。デパートに行くことが一大ビッグイベントなんだろう。エスカレータに乗るときにタイミングがあわなくてひたすら手前で待っている・・。かわいい・・。液晶テレビやハイビジョンテレビも売っていた、、というより展示されていた。いったい誰が買うんだろう。。デパートにはみんなバイクで来るのでデパートの外はバイクの大渋滞。夜は、現地で知り合った旅行者のカナダ人青年と悪いお店に行ってみた。バーに入ったのだが、娼婦もいて、ホテル行きましょうと誘ってくる。その値段がなんと１０ドル・・。千円ちょっとですよ。なんつー国だ。。女たちの中にベトナムから来た（たぶん連れてこられた）女の子がいて少し話した。腕にやけどのあとがいくつかあったので、どうしたの？と訊いたら、ベトナムにいたとき両親にタバコの火をおしつけられたという。その子、まだ１９歳。。というか、本当は１６ぐらいかもしれない。彼女らの年齢なんていくらだってごまかしがきくのだ。カンボジア政府が最近本腰をいれて買春や人身売買の取り締まりをしているらしいが、焼け石に水。有名な～通りがなくなっても次から次へと似たような場所がでてくる。ベトナムからの身売り少女だって今もこうしてたくさんいるのだ。カンボジアはまだまだまだまだだ。外資を導入するにもインフラがととのっておらず、受け入れる態勢ができていない。カンボジアと比べるとタイがどれだけ成功しているかよくわかる。カンボジアはタイよりも２０年、いやもしかしたらら３０年は遅れているかもしれない。ベトナムについては、カンボジアよりは進んでいるが、タイよりは遅れている。まあ、カンボジアの一人当たりのＧＤＰが３００ドルほど、ベトナムが５００ドルほど、タイが２２００ドルほどだから、統計からも差は明白だ（日本は３万２千ドルほど）。当たり前だが外資の導入はカンボジアよりもはるかに進んでいる。ビルの中には欧米やアジアの企業がたくさん入っていた。走る車は日系と韓国系のメーカーのものが多い。タイでHyundaiやKia（韓国車メーカー）を見ることはそれほどなかったが、ベトナムでは頻繁に見た。日系企業のベトナム進出はタイに比べるとさかんでないらしいことは何かで読んだが、確かに駐在員むけと思われる日本料理屋やカラオケ（歌うほうじゃなくて女の子がいるほうね）がタイに比べると少ない（といってもたくさんあるが）。かわりに韓国系のお店がよく目立つ。日系企業にとってタイやマレーシアに比べるとベトナムはまだ優良な投資先ではないということか。賃金が安い、というだけじゃ外資は来ない。ベトナムでよかったことはメシがうまいことと、なんといっても美人が多いこと！ってか、タイよりもかわいい子が多かったような。タイ語じゃなくてベトナム語にしときゃよかったかなー。笑顔がかわいいし、スタイルいいし、今まで行った国のなかで一番かわいい子が多かった。ベトナムにはまた行くことにしよう。台湾は滞在期間が短かったし、体調不良もあって、Ｍ氏の家でのんべんだらりとしていたのでほとんど出歩かなかった。それでもＭ氏の案内で屋台村や市場に行ってみた。台湾は今回の旅で一番メシがうまかった。交通が発達していて、台北の街なみは東京と変わらない。日本語をしゃべる人が多く快適だ。しかし、残念なことにかわいい女の子はあんまりいなかったような。チャイナエアのフライトアテンダントはおそろしくかわいい子がそろっているので台湾人はかわいい子が多いと思っていたが、フライトアテンダントだけらしい。これなら不便でも自分はベトナムを取る・・。台湾は中華系だけあって商売っ気が強い人が多いのか帰り空港へのバスに乗っているときにとなりに座った日本語をしゃべるおばさんにさかんに商売の話をされ、名刺を渡された。健康関連のビジネスをしているらしい。東京に来たら自分に電話するという。社交辞令であってくれ。。そんなこんなで日本に帰ってきた。短い旅で体調不良もあったが楽しい良い旅だった。次、旅行するのはいつになるだろう。。働いているから短期のツアーとかになるのかな。今度は南米か中央アジアに行って見たいにゃ。

2006年03月17日

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文化的マイノリティバトン☆

急ですが、日曜からベトナムとカンボジア、台湾に行ってきます。当初の予定ではタイに行くつもりだったが、安いチケットが取れずに断念。せっかく覚えたタイ語を試したかったが、すでに何回も行ってる国だし、今後も行く機会はあるだろう。今回の旅の主目的はずばり食！ベトナム料理食ってみたかったんよ。台湾でもうまいもの食うぞう。本場の中華試したかったんだ。カンボジアへはベトナムから陸路で行く予定。もしかしたら省略するかも。長距離バスってけっこう消耗するんだよね。ま、現地についてから考えよっと。台湾はベトナムからのストップオーバーで二泊。ありがたいことに、Ｍ氏の家にやっかいになる。Ｍ氏、ガイドもよろしくたのんます。そうそう、行く前に手結川さんからまわってきた文化的マイノリティバトン、やろうと思います！今はマイノリティの自覚ゼロだけど、今後またマイノリティになる予感大！＊1＊　家族や血縁などを通して自分に関係のある国は？日本＊2＊　今まで住んだことのある国は？日本、英国＊3＊　文化的マイノリティである自覚はありますか？今は全く無し。英国で暮らしていたときはありまくりでしたけど。＊4＊　マイノリティで良かったと思うことは？うーん、英国にいたときの経験でいうと、アイデンティティが容易に確立するってことでしょうか。。アジアの人間だってだけで、それが個性になる。日本にいると、どこの集団や組織に行っても細かなグループ分けがあって、面倒だなあ、って思うことが多いです。そういう意味では楽でしたね。＊5＊　マイノリティって面倒だなぁ～って思うときって？不動産の物件探し等をするときに苦労がありました。あと、くだらんケンカを売られたときですね。＊6＊　初対面の日本人には自分をどうやって紹介する？日本にいるときは苗字を言いますね。求められればフルネーム。でも、英国にいたときはなぜか日本人どおしでもファーストネームで紹介しあってました。＊7＊　初対面の外国人には自分をどうやって紹介する？ファーストネームを言います。＊8＊　今まで住んだことあるとこ、または行ったことあるとこってどこ？日本で住んだことがあるのは、千葉と東京。行ったことがあるのは、思い出すのが面倒くさいから許してください。。外国だと、英国に2年住んでました。旅行だけだと、フランス、スペイン、オーストリア、チェコ、シリア、韓国、タイ、カンボジア。あ、来週からベトナムと台湾に行きます。いやっほー♪＊9＊　やっぱり自分はマイノリティだわ、と思うときってどんなとき？外国にいるときはマイノリティを自然と感じます。＊10＊　「マイノリティ」って誰のことだと思う？これねえ、難しいなあ。マイノリティも実は集団を構成していて、ただ、その力が、マジョリティよりも小さいってだけなんだよね。一人でいる、まわりと違う、っていうだけじゃマイノリティに成り得ないと思う。逆説的だけど、仲間がいて初めてマイノリティになりえる。そういう意味でいうと、自分がマイノリティを感じることは、外国にいるときでも、少ないのかもしれません。こんな風にさびしい奴なんすよ、やさしくしてくださいね（泣）。フィリピンパブで働いている女の子たちなんかは誰がみてもわかりやすくマイノリティだなあ。今の日本社会のサラリーマンと呼ばれる人たち（自分のことです）も、数は多いけど、発言権に欠ける、資本家と国から搾取されるという点で、マイノリティと位置づけてます。議論の余地はおおいけど女性もマイノリティかなあ。ま、早い話が、自分にとっては、貧乏人はマイノリティですね。＊11＊　じゃあ、「マジョリティ」って？ええと、上記で定義したマイノリティにあてはまらない人たちの中で仲間を持っている人たちですね。早い話が金持ちです。＊12＊　日本もこうだったらいいのにぃ～って思う時は？学校の給食が欧米みたいにビュッフェ方式だったらよかったなあ。飛び級も認めてほしい。それから、日本語の一人称と二人称が英語のようにひとつだけだと便利でいいなあ、なんて思うことも。敬語も丁寧語だけ残して、尊敬語とか謙譲語はこのさいなくしちゃえー☆あ、あとエレベーターのボタンを押す役を、なぜかみんな避けるのはどうかと思うよ。押してもらったら、一言、ありがとうって言うのも忘れずに。＊13＊　日本は好き？日本というか東京が好きです。便利で快適だから。それになんといっても、よく知ってるし、日本語通じるし。ホームゲームは戦いやすい。その条件を満たさないと日本であってもキライです。＊14＊　マイノリティ以外の人と付き合ったり、結婚できると思う？そもそも結婚できるかわからないっすね（泣笑）＊15＊　最後に一言。こうして質問の答えをふりかえると、普段意識してない自分が再発見できたような。＊16＊　あなたのまわりでこのバトンをまわしたい人をどうぞ。Ｍ氏、やってみます？

2006年03月03日

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ボーリング☆

4月から入る会社の同僚となる人たちとボーリング。昼間、いきなり電話で「遊ぼうぜ」と。今まで内定者の飲み会に2度ほど参加したんだが、個人的にさそわれたのははじめてだ。外資だからドライな人間関係と思いきや、内定者の人間関係は日系企業とあまり変わらんらしい。自分が内定をもらったのは内定者のなかで一番最後ということもあって、まだ同僚のことをよく知らないし、同僚も自分のことをよく知らない。そんな事情から、気を使って電話をくれたんだろう。ありがとう。自分の他には3人集まって、3人ともＴ大生（♂）。。彼らも閥（ばつ）をつくっているわけではないと思うが、初対面の人間が集まると自然にそうなってしまうんだろうな。。にしても、そさってくれた心意気はすごいうれしかったが、男4人でボーリングの図はさすがにさむすぎた（泣）・・。まわりはカップルや合コンばかり。。ボーリングは８連続でスペアorストライクが出るほどの好調。自分は運動神経が悪く見える人間らしいので、あまりよく知らない人とボーリングや卓球等をやるといつもおどろかれる。今日もみんな驚いていた様子。ま、この手のサプライズは好印象を与えるので、自分のこういう特性は気にいっている。

2006年02月25日

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トトロの腹の上で・・。

エアベッドのエアが抜ける～・・・。底がぬけたベッドの代用品として購入したのは確か１０月の半ばごろ。年末ごろからプスプスいいはじめていたのをゴムのり（自転車のパンク修理に使う奴ね）とセロハンテープでしのいでいたが、穴が増えたり大きくなったりでらちがあかなくなった。２ヶ月もしないうちに壊れ始めるなんてなんたる不良品。今日はついに強力接着剤を使用。今のところ快調のようだ。トトロの腹の上にのっているような寝心地は復活した☆ああ、ホンモノのトトロが欲しい。。にしても、安かろう悪かろうだなあ。６千円のエアベッド。これでも、壊れることを心配して２種類あるうちの高いほうを選んだのだけれど。。エアベッド自体は気にいったから、今度は通販か何かでちゃんとしたものを買おうか。。いくら以上なら安全なんだろう。誰か知りませんか？？

2006年02月16日

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青い目のボスたち☆

今日は内定先企業に訪問。正式入社前にボスになるかもしれない人たちに顔見せ、という趣旨。外資系だけあって、ボスは外国の人たちで英国と米国の人たち。印象は、カジュアル＆スマート（頭がいい）。自分をリラックスさせようと、すごく気を使ってくれているみたいだった。２人ともわかりやすい英語をしゃべる。特に英人の英語は大学の教授の英語みたい。かっこえー。日本にいる欧米人は、日本人の英語に慣れていて、わかりやすい英語をしゃべるだけではなくて、こちらの言うことも比較的良くわかってくれる。おかげで、イギリスに留学する前は、自分の英語力に関しておおいに自信をつけてしまったものだ。学部時代世話になった英人の先生も、無料講習で会った英会話の先生も、語学サークルで会ったネイティブの人たちも、実は、ありえないぐらい親切にしゃべり、そして聴いてくれていたのだ。そんなことに気づいたのは、イギリスに行ってからのこと。イギリスの英語は自分がそれまで英語だと思っていたものと全く違った。そして現地の人たちは、こちらが外国人だろうと容赦はしない。留学前よりも留学後のほうが語学に関して自信がなくなる人間は自分だけではあるまい。例え、進歩していようとも、ますます大きい壁が見えてくる。。彼らの話では、会社のブランチが存在する限りどこにでも行ける可能性がある、ということ。とはいえ、これはリップサービスの感があって、もっとも現実的な場所は、香港やシンガポール等の英語が通じるアジア地域だろう。英米に行ってネイティブたちとはりあえるスキルと経験をつけるのは時間がかかりそうだ。やる気がますますわいてきた。

2006年02月13日

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バカについて。

久しぶりに中華を食す。自分は元気をつけたいときは中華を食うことにしている。うまいものになかなかありつけなかったロンドン時代以来の習慣だ。中華人間は大嫌いでも、料理は大好き。うまいものはうまいのだからしょうがない。今回は、内定祝いでアニキのおごり。実に２年以上ぶりに会ってきた。自慢話をきかされて、ややうんざり。このあたり、オヤジによく似てるわ。彼としては、弟の就職を祝う一方、ひとつの脅威としてとらえていたり、将来の共同投資者の誕生ととらえていたり、複雑だ。ま、後者のほうで考えているから、わざわざおごったんだろうが。。うちのアニキはドメスティックな人間で、英語はしゃべれない。まあ、保険会社につとめる彼に英語など全く必要ないので、それはそれでいいのだが、なぜか自分にはりあってくる・・。自慢話はその一環だ。けっこううざい。。英語ができなくてもな・・・、みたいな話をさかんにふってくる。そんなことはわかっているのである。語学など数多くあるスキルのうちのひとつにすぎない。世界第２位のＧＤＰをほこる日本というマーケットで、日本語ネイティブである、というだけで英語をしゃべる必要などほとんどなくなる。これが国の収入の大きな部分（確か３０％ほどだったような）を海外への出稼ぎに頼るフィリピンのような国だったり、フィンランドのように人口がたった５００万ぐらいで自国の経済があまりに小さい場合だと英語をしゃべれるか否かというのは人生を左右する。しかし、大半の日本人にとって英語は教養的な意味合いしかもたない。商社につとめていたり、外資にいたり、メーカーで海外に赴任になったり、旅行会社につとめていたり、研究職についていて論文を英語で発表しなければならなかったり、というのは実はそれほど多いケースではあるまい。そういったケースでも、ポジションによっては英語がしゃべれなくてもいい。日本の教育システムで強調されているほど英語は重要でないのである。別にコンプレックスを感じることはないよ、と言おうと思ったが、逆に逆鱗に触れそうなのでやめた。教養的な意味合いが強い、というのはやっかいだ。下手なことを言うと、「バカだ」と言うのと同義になってしまう。しっかし、彼がコンプレックスを持つのは彼自身とそういう価値体系をしいた社会、もっと具体的には明治以後の政府の政策の責任であって、自分は無関係だ。○○円稼いでいるとか、一戸建てを買ったとか、ホームシアターがあるとか、靴は○十足持っているとか、自分にとってはどうでも良い。会社で出世のスピードが一番早く、キャリアウーマンの妻を持つ彼は裕福だ。それでいいじゃないか。わざわざ英語が出来ない事とか海外での経験がほとんどない事に目を向ける必要など無い。すべてを持つのは不可能で、人間の社会は役割分担でなりたっている。その仕組みを理解せずに、いや、あえて無視し、自慢話で自己のアイデンティティを守る、というのは人間としての度量が小さい。冷静さに欠ける。英語がしゃべれないということではなくて、そういう態度がバカなのである。まあ、そういう意味じゃ世の中の大半の人間はバカなんだが。。だから堀江もあんなに叩かれる。。識者と呼ばれる人たちのなかには、小泉純一郎をバカにする人も多い。ロンドンに留学していたといっても学位をとったわけではないとか、留学経験があるとは思えないひどい発音だとか、経済オンチで全く政策を理解していないとか。。でもね、実は、そんなことどうだっていいんですよ。首相というポジションにいる人間に必要なのは、必要なところに必要な人間をおいて、確実に政策を実行することであって、それができればバカでもいい。英語が下手なら通訳をつけりゃいい、経済がわからなければ竹中がアドバイスするだろう。小泉は少なくとも社会の仕組みを無視しない冷静さと度量は持っている。バカだろうと、リーダーとしての彼はまちがいなく優秀だ。バカは人の上にたってはいけない。

2006年02月10日

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抵抗勢力・・。

前回に続いてネガティブなネタでごめんなさい。噂には聞いていたが、自分もやられるとは。。実は、おととい仮免の試験を受けてきたんだが、見事に、結果は、、、不合格！！でも、なんで不合格なのか、さっぱりわからん・・。判断をした指導員が一応説明したんだけど、全体的になんとなくよくなかったと。。なんとなく？？具体的にどこが悪かったのかたずねると、しぶしぶという感じで、巻き込み確認をしなかったとか、出発するとき安全確認してなかったとか言うんだけど。。。でもね、実際、「はーい、安全確認します☆」「はーい、巻き込み注意します☆」とか口に出して言いながらクビをぐるんぐるん振ってアピールしてたんす。Ｓ字もクランクも、前がぶつかったり、縁石に乗り上げることもなくできたというのに。。あんたいったい何見てたんですか？点数はいくつなんですか？具体的にどこで何点減点なんですか？その採点用紙を見せてください。等の自分の問いに対してまともに答えることなく、指導員の彼は青い顔をして自分の目を見ることもできずに、おくの部屋に逃げていった。。しばらく待っていると、責任者と名乗る彼の上司にバトンタッチ。その責任者はまるで苦情マニュアルでもあるかのような対応。採点用紙のコピーをくれと言っても、行政の指導でできないと。。責任者が断定口調で自分の運転にミスがあったことを強調するので「あなた、直接見たわけでもないのになんでそこまで言い切れるんですか？それを一番よく知ってるのは直接見ていた指導員ですよねえ？彼をここに同席させてくださいよ。ぼくが知りたいのは、どういう基準で判定されて、どこが間違っていたかということなんです。それに納得できないことには次の試験でも同じ間違いを繰り返してしまうでしょう？指導員と直接話させてください」と言うと、指導員はもう教習をやっている。終わるのは４時間以上もあとだ、と責任者。じゃあ、アポを取って後日会いたい、と言うと、スケジュールがわからないから、、、とのたまう。結局２時間以上やりあって、成果ゼロ。教習所によっては、わざと超過させて教習料をかせぐという話を聞いたが、自分のケースも間違いなくそうだろう。一応、メジャーな会社の系列の教習所なので大丈夫だと思ったが、業界全体の体質らしい。第一段階の教習のときも前後の説明がチグハグでケンカを売っているとしか思えない指導員がいた。そのときも少しやりあって、どうしたら正しい運転なのかきちっと線引きをさせてから、そのとおりに実行し、ハンコをちゃんと押させて、超過を免れたが。。全過程を通して超過時間が必ず生じるように、というノルマを指導員に課しているんだろうな。。業界全体の体質か。ああいう連中を抵抗勢力って言うんだ。クレームをつけている人をまだ一度も見たことがないが、みんな、こういうときただ黙って耐えてるのかな。。黙って耐えているから、教習所が付け上がるんじゃなかろうか。。それともやられる人とやられない人がいて、たまたまやられただけなのか。どちらにしてもものすげえ気分悪い。自分のメンタルは、基本的に守銭奴である。日常の怒りの大半は、払ったお金の対価を得られていないと思ったときに発生する。１時間でも超過すれば、その分お金がかかるのだ！我ながら実にいやな野郎だと思うが、元来の性質なんだろう。こればっかりは変えようがない。それに、この守銭奴根性、自暴自棄にならないよう歯止めとしての役割がある。自暴自棄になって、負の循環にロックされるには、お金と余裕が必要なんすよ、実は。守銭奴はいつも前向きですよ、ええ。どんな学問をおさめようと、スキルが高かろうと、最終的にはそういう根性が一番重要だ。そういう意味で自分は香港人や中国人におおいに共感するんだが。。うちのアニキも別の教習所で似たようなことをやられたのだが、彼はその時点で教習所を見限り、試験場に直接試験を受けに行って合格。うーん、おれもそうしたい。。とりあえず、仮免取得まではガマンすることにした。この勝負、分が悪すぎる。医療過誤で訴えたいけど、証拠を全て病院に握られてる患者のような気分。その後似たようなことがあれば、自分も試験場に直接行くことにしよう。

2006年02月09日

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足ツボよりジョギング☆

うう、きのうの酒がまだ残ってる。気持ちわる。。酒はけっこう好きなんだが、いかんせん弱いのであんまり飲めない。飲むと体調が著しく悪化するので、なるべく避けている。っにしても、酒も飲まない。タバコもすわない。彼女もいない。なんか中学生みたいだな。酒が残っていたが、日課にしているフィットネスクラブでのジョギングは忘れない。。前は水泳だけだったが、以前、整体師の先生に循環を良くするならストレッチとジョギングがいいというアドバイスを受けたことを思い出してジョギングもメニューに加えた。はじめてからもう１月ほどになるが、確かに調子が上がってきた気がする。というか、足ツボよりも効きが良いような。足ツボもツボ刺激で血液の循環を良くすることで健康を増進するんだろうが、走るのに比べるとはるかに弱い刺激だ。だいぶ走れるようになったが、中学時代よりもずっと体力が落ちてる。。あの頃だったら準備運動レベルでも今の自分にしてみたら立派なトレーニングになってしまう。。自分は成長期をむかえたのは高校に入ってからで、中学のころは小学生みたいな体をしていた。中３で身長１５２ｃｍ。声はソプラノ。。下の毛だって生えてなかった・・。そんな体の時代の自分よりも持久力が落ちているのはやるせない。ただ、うれしいのは筋肉だけはあの頃より簡単についてくれる。成長期前は多少激しい運動をしても体が反応してくれなかった。中学時代は、成長期真っ只中の友達連中が背が伸びてどんどん筋力アップしていくのを横で見ながら、自分の体をのろったものだ。成長期前の激しいトレーニングは体を消耗させるばかりでほとんど意味が無い。にもかかわらず、同じ練習メニューをさせやがって～。体の酷使。学力の低下。いったいどこが教育なんだろう。あの頃に出会った教師たちは一発ぶんなぐらないと気がすまねえ。ところで、モーグルの里谷タエは今回の五輪では今までと違って別行動で練習するのでなく、日本選手団に合流するらしい。協会のお偉方が考えていることは全然意味がわからない。個人競技のオリンピック選手が団体で練習する必要がどこにあるんだろう。レベルが上がれば上がるほどスポーツ選手の個性は強くなる。それはメンタルでもフィジカルでもだ。独自の調整方法を取ることは決して悪いことではないのである。里谷のプライベートでの評判の悪さがが原因らしいが、体の調整とは全く別の問題だ。団体行動をしたら曲がった品性が元通りになるとでも思っているんだろうか。それに品性を正したところでメダルは取れない。里谷を出すのはメダルが欲しいからこそだろう？だったら、ベストなコンディションを作ってやるのがスジだ。今さら、建前を持ってくるんじゃねえ。スキージャンプでもおエライさんが日本のジャンプの不甲斐なさを嘆いて、出場する意味がない、みたいな発言をしたらしいが、冗談じゃない。一番不甲斐ないのは欧米に屈してルール改正に全く抵抗できなかった日本の協会だ。日本人が勝てないようにと考案されたルールで戦っているんだから、今の成果は不甲斐ないどころか当然の結果。サッカーでも、川口がいつまでも横暴を働いて、外国だったらとっくにクビになっているような監督がすえおかれている。日本代表の監督の人選はいつも川口が決めている。にもかかわらず、監督が責任を取ることはあっても川口が責任を取ることは無い。マスコミがそれについて何も言わないのはなぜだろう。日本のスポーツ選手は昔とは確実にレベルが上がっている。でも、せっかく選手のレベルが上がっても、とっくの昔に引退したジジイたちが、まったく昔のメンタルでもって選手たちの足を引っ張っている。抵抗勢力がいるのは経済や政治だけじゃない。スポーツでもだ。

2006年02月05日

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運転免許を取りに・・。

実は、最近、運転免許を取りに教習所に通いだしだ。オートマですよ、ええ・・。。東京もロンドンも生活する上で車が必要になることは無いから、今まで取る動機がなかったが、就職前で時間に余裕がある今のうちに取ることにした。今も東京にいるし、就職先も東京にしかオフィスをもっていないから、必要性を全く感じていないのだが、将来何があるかわからない。ってか、「今取らないと一生取れないよ？」「日本人の二人に一人は免許持ってるんだよ」等の脅しに屈してしまった・・。ペーパードライバーになっちゃったらどうしよう・・。にしても、なんで日本で免許を取るとあんなに高いんだろう。車の免許の取得費用が３０万円近くかかる国なんて日本以外にあるのか？？道がせまかったり、交通量が多かったりして、運転の技術を上げる必要があったとしても、やりすぎではなかろうか。学科もほとんど意味ない。。座っているだけでいい授業を受けたのは久しぶりだ。きっと車検と同じで色んな利権がからんでるんだろうな。。車検と免許取得の簡素化も行革にいれたらいいのに。３０万なんて今の自分に一括で払えるはずがないので、カードのリボ払いにしておいた。年率１２％。。１年で３万ぐらい。。。なんつー暴利だ。カード会社に問い合わせたところ、リボ払いにしても、途中で月々の支払額を上げて支払い期間を短縮させたり、残金を一括返済することもできるらしい。助かった。５千円や１万円でちまちま払ってたら何年もかかって、利息だけで結構な額を払ってしまう。リボ払いだと毎月の支払いは小額にできても、結局はものすごーく損なのだ。金利を考えると、世の中、カネの無い人間ほど損するようにできていることがよくわかる。ちなみに以前BBCの記事で読んだのだが、イスラム教では金利は不道徳とされ禁じられているので、イスラム系の銀行は他の銀行としくみが違うらしい（詳しい内容は忘れた）。給料が入ったらとっとと残金を支払ってしまおう。

2006年01月29日

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ロシア人Pと再会。。

富豪の息子、ロシア人Pと再会。といっても、もう２日前の話だ。今回の来日は視察旅行と思いきや、日本にビジネスパートナーを持つお父さんのお供で来たらしい。Pの父親はロシアで印刷会社もやっていて、日本など他国にもパートナーを持っているんだと。将来、会社を継ぐであろう息子を同行させることで、商売の勉強をさせようと、父君も判断されたのかもしれない。。彼の滞在先は名古屋で、東京には１日だけ観光に来た。ってか、Pの奴、やる気まったくなし。。まず、いきなり当日朝早くに電話で「今日東京行くから」と。で、会ったら会ったで、疲れている様子。何が観たい？と聞いても、「何でもいい」を繰り返すし。。ガイドブックも持たずに日本に来るあたりも、どうかしてる。電車の路線図など日本人にとっても複雑すぎるというのに。。大学に連れて行っても、情報を集める様子もなし。。大学のスタッフとちょっと話したくなったり、担当教授に会いたかったり、パンフレット欲しくなったり、学食の味をチェックしたかったり、図書館の使い方とか色々訊きたくなったり、かわいい女の子をチェックしたくなったりってならんもんかなあ。。自分がロンドンに下見に行ったときはそういう風だったのだけれど。。何がしたいか全くわからなかったPだが、ラーメン屋（一風堂）につれていったら、うまいうまいと言って、少し喜んでくれた。一風堂の店員が絶叫するような大きな声で、「っらっしゃーい！」、「お待ちぃぃ！」とかシャウトしているのを面白そうに見ていた。一風堂はTVで特集された店なんだ、と言ったら、それはうまいから？それとも、あの大きな声のせい？と訊いてきた。そうか、この線なら良いのだな、と勝手に判断して、今度は歌舞伎町のバッティングセンターに連れて行ったらけっこう喜んだ。バッティングセンターの面白さは国境を越えるらしい。香港人の友達、エリックだって、野球なんて全く知らない環境で生まれ育ったはずだが、バッティングセンターは大好きだった。これから、海外から客が来たら、バッティングセンターを定番コースにしよう。パチンコと違って、多少いれこんでもたいしたお金はかからない。結局、彼は東京に５時間ほどしか滞在せず、すぐに名古屋にとんぼ帰り。。ビジネスが主目的、学校を休んでの来日、来月すぐにはじまる試験、等々あって旅を１００％楽しむ状態でないにしても、Pにはもっと楽しんでもらいたかったなあ。

2006年01月26日

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外資系もいろいろ。。

東京も雪。。今日は友達諸氏と久しぶりに卓球でもやろうか、みたいな話をしていたのに残念。さすがに電車がとまってしまうかもしれない時にやってもなあ。ま、そんなわけでのんびりブログの更新でもしようというわけで。。今週は内定をくれたITのほうの企業から正式な内定通知をもらった。実際に会社に行って書面での通知を直接受けた。今まで、電話だけのやりとりだったので、これでやや安心。口約束だとどうしても不安だから。。面接のときはけっこうコワイ目をしていた人事の方が、その日はうってかわったやわらかい表情で迎えてくれた。今日は戦う必要はないらしい、とわかってほっとした。「面接中は一瞬たりとも相手を自分の味方だと思ってはいけない」自分が就活で得た教訓のひとつである。就活では、和やかに話をしている場合でも決して気を許してはいけないのである。和やかな雰囲気は人工的なものにすぎず、必ず裏があるからだ（ヒネクレタなあ・・）。話によると自分はどうやら４月入社らしい。出来るだけ早く入りたかったが、今、経理は忙しい時期で、この時期に入っても新人を相手にしている余裕のある人などいないとのこと。それに４月入社することで、配属の異なる同期の人たちとつきあいをもって将来の社内のコミュニケーションに役立てるということもある。なるほど。もっともだ。自分が早期入社したい理由は、表向きには、１日も早く社会人になって１日もはやく１人前になりたい、年齢的にもうウカウカしていられない、みたいなことなのだが、実は、お金が一刻も早く欲しかった。だって今本当に貧乏なんすよ！松屋でメシ食うのも躊躇するぐらいやばいんすよ！なんて事は人事の人にとても言えやしない。。貧乏学生の境遇を彼らに想像してもらおうというのは、難しい注文だろう。というわけで、もうひとつの内定先である金融系の会社に行かない限り、バケーションは３月いっぱいまで。こんなことでいいのかしらん。。来週、その金融系の会社に行ってくる。給料などの条件面の話をしてくれるらしい。電話での簡単な説明によると初年度の年俸はITより良い。非日本人が圧倒的に多いその会社。計４回の面接のうち２回は非日本人との面接で、最終面接はアメリカ本国の社員と電話面接だった。その最終面接は相手側からタメ息が「ハー」という漏れるぐらいダメだったが、なぜか内定がもらえた。もしかしたら日本側のスタッフが強く押してくれたのかもしれない。来週会う人も非日本人。同じ外資でも｢外資度｣はITのほうよりもはるかに上だ。将来また海外に出ようと思っている身としては、そういう会社でもまれたほうがいいのかもしれない。。まだまだ考え中。。。

2006年01月21日

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ロンドン的東京。。

ふう、寒さが一息ついて、ここ２日ほどはだいぶすごしやすくなった。雨も降って湿度が高い。こういう天気はロンドンを思い出させる。毎日のようにどんよりと曇っていて霧雨が降る、というのが冬のロンドン。夏は冬とは対照的にカラッと晴れて日も長く、日没は夜の９時以降。夏にロンドンに来て気にいってしまい、そのままロンドン就職を決めた人の話を聞いたことがあるが、その判断はやや早計すぎたかもしれない。夏のロンドンはいわば仮のすがた。あっという間に終わってしまい、すぐに長く暗い陰鬱な冬が訪れる。もっとも、慣れてしまえばそんな冬もどうってことなくなるのだが。。自分の理想は夏はヨーロッパ、冬は東南アジアという生活か。さて、そのロンドンから今月の２０日に友達が日本に遊びに来る。ロシア富豪の息子Pだ（参照「お金持ちって。。」）。彼は日本語学科に在籍していて、今年の９月から交換留学生として日本の我が母校に留学する。今回はそのための視察旅行といったところで、１週間ほどの滞在予定。なんでも、実業家のお父様もご一緒とか。ってか、Pのお父様が何をなさっているのかいまだに知らないんだよね。。よくPにおごってもらっていたのだが、一度、これはダーティマネーだ、って言っていたのが、すこーしひっかかっているのですが。。うーむ。まあ、あんまり深く考えないようにしよっと。。

2006年01月15日

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内定！！ふぉーっ！！！

年末に最終面接を受けた外資２社から内定の連絡を受けた。もっともそのうちの１社は今週のはじめにはもう連絡を受けていたのだが、もうひとつのほうが志望度が高かったので羽をのばしきれない心境でいた。これで不良学生生活＆無職生活終了！バケーション期間終了！！毎日のようにとってたシエスタも終了（爆）！！！ぐうたら生活も今月まで！うう、うれしいナリよ。ようやく社会人として人並みにスタートラインに立てる。東京を離れずにすむし、自転車で通えるし（ホントなんすよ、ロケーション最高！ふぉーっ！！）。イギリスにもどるプランはほとんどなくなった。東南アジアで仕事する機会もあるかもしれないと思うけど、シンガポールか香港だろうな。タイやマレーシアはなさそう。。実は、東南アジアへ行くには日系のメーカーが一番チャンスがあると思って、そちらのほうも積極的に応募していたのだが、ことごとく惨敗だった。日系で内定をくれた企業はひとつも無し・・。肌があわなかったんだろう。組織も人間と同じで性格がある。能力以前の問題として、あう・あわない、があるのである。少なくとも就職活動の段階では、自分は日系よりも外資、製造業よりもサービス業というタイプの人間らしい（日系でも外資っぽい企業はたくさんあるが）。日系でも金融に関して言うと、感触はさほど悪くなかった（結局ダメだったが）。ちなみに内定をくれた外資は金融系とIT系。自分が行こうと思っているのはITのほう。ITと言っても、もちろん技術系の採用ではなく経理職としての採用だ。自分は経済学専攻だが、会計についてもある程度やっていたので、他の職種に比べたら適応は早いと思う。金融系の会社での仕事も会計のスキルを使う職種。学問を続けない場合のリスクヘッジとして勉強していた会計が今回役にたったかたちだ。今回の就職活動は本当に色々勉強になりました。社会についても、自分についても。。正直、つらいことや屈辱的なこともありました。でも、おかげでまた少し強くなれた。頭にきたら、心の中で３回「ありがとう」ってつぶやいてみる。そうすると次のことを考える力がでてくる。怒りや憎しみは自己防衛として本能的にそなわったもので、なくすことはできない。でも、短期的に自己防衛になっても、長期的には自身の心身をむしばむ。まるで活性酸素だ。走っても泳いでもその活性酸素はなかなか取れなかったけど、「ありがとう」って言ってみたら少しは取れた気がした。「あなたは感謝が足りない」聞いたときはそんなに気にとめなかったけど深い言葉だった。新しい発想、本当にありがとうございました。「辛抱強く、そして執念深く」がモットーの自分には、まだまだ使いこなせない思考法ですが、精進いたします。よしっ！！今日はフィリピンパブ行くどっ！！！

2006年01月13日

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快調！ふぉーっ！！

体調大幅に改善。先月に急性胃腸炎になってからどうも体が重く、息も時折苦しい感じだったが、急激に改善。足ツボを刺激してもいつもより痛みが少ない！電気が走るような痛みを感じていた部位も今ではマイルドにイタ気持ちいいぐらい。きのうまではすぐに息が上がって、ランニングマシーンに乗っても軽いウォーキングにしていたが、今日は走っても走っても問題なし！その後の水泳もスーイスイ！これはやはり先日受けた東洋医学の先生によるマッサージおよび気孔のおかげ？もしくはカミカミ作戦（よく噛んでメシを食うことです）が功を奏したか？それとも最近独自に編み出したリラクゼーションによるものか？自分としては、独自に編み出したリラクゼーション＞カミカミ作戦＞マッサージおよび気孔の順番に体に作用したんだと考えている。うーむ、さらに精進して健康ノウハウを確立しよう。将来出版できるかもしれんし・・。

2006年01月10日

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オリエンタルの深さ

先日、東洋医学の先生に会ってきた。年末に歌舞伎町の整体師に診てもらったときに背骨が右にややずれていると言われたことが気になっていたのだ。歌舞伎町の整体師はもともと普通の医学部出身の人で、東洋医学は片手間的にやっている感があったので、本格的にやっている人に診てもらいたかった。それで、実際、本職の先生に診てもらったところ、確かに多少背骨がゆがんでいるらしい。背骨のゆがみは姿勢の悪さといった習慣的な原因もあるが、東洋医学では、内臓の疾患が影響を与えていると考える。自分の場合は、消化器系の弱さが背骨にあらわれているとの先生の診立て。自分自身は過去にイタイ目にあった心肺のほうに問題があると思っていたが、そちらは大丈夫らしい。マッサージやゆがみの矯正といった治療をしてもらった他に、食事についてのアドバイスも受けた。とにかく良くかんで食べることが重要だそうで、良くかんで食べ物を消化吸収のしやすい状態にすれば、たくさん食べる必要なんてない、また、胃腸にかける負担も減る、と。これにはかなり納得してして、おうちに帰った後早速実践。先生のアドバイスではいつもより気持ち多めにかめば良いとのことだったが、それではたいした効果がない気がする。そこで、いつもより１０倍以上多い回数でかんで食べてみたら、確かに腹持ちがよくなった気がする。食事の量もいつもより少なくなった。そしてう○こがほどよい固さだ。もっともかむ回数を増やしたことで食べる時間が長くなったので、胃袋がいっぱいになる前に血糖値が上がって満腹感がでた、ということもあるから、食事の量が減ったことはそれほど驚かなかった。しかし、なかなか腹が減らなくなったのは栄養の消化吸収が良くなったからだと思う。今までは食べ物をろくろくかまずに胃袋に詰め込めるだけ詰め込んで、あー、食った食った！胃腸君、あとはよろしく！みたいな食べ方をしていた。たくさん食べてるのに腹がすくのが早く、食ってから２，３時間もすると空腹感を覚えていた。自分の胃腸に対して横柄な態度をとっていたと思う。胃下垂でもないのに食っても食っても太らない体なのはそんなところに原因があったのかもしれない。消化吸収のプロセスは食べ物を口に入れたその瞬間から始まっているのであって、よくかむことで意識的に吸収をよくすることは可能なんだろう。「よく味わって食べる」、というのは食べ物に対する感謝といった儀礼的なところにとどまらず、自分のためでもあるのである。うーん、深い、深いナリよ、オリエンタル・・。思えば、人間の体の大部分は意識的にコントロールできない。消化吸収にしても、心臓の鼓動にしてもそうだし、意識的にコントロールできると思っている手足にしてもまったく思い通りに動くわけではない。免疫にしても、さあ、ウイルスをやっつけるぞ、と思ったらできるわけではなく、ほとんど自動的にできる。人間という個のシステムの存続は、自我と認識されていない部分の活躍で成り立っている。それは古代に水中で微生物であったころから連綿とうけつがれた生命の仕組みなんだろう。リラクゼーションが免疫の向上に効果的なのは、自我や意識を身体から寸断することで、本来もっている生命の仕組みを引き出すからだと思う。自我や意識に邪魔をさせずに、数億年かけてつちかわれたシステムに本来の能力を発揮させようというわけだ。ヨガも禅もそういう意味では実に理にかなっている。英国で会ったマッサージ師兼占い師兼霊視能力者の「あなたは、自分自身に対する感謝が足りない。もっと感謝しなさい」という言葉はこういうことを指していたんだと思う。アンコントローラブルなのは外界のみならず自分自身についても同じ。それを自我で無理やり動かして、結果その意思どおりに動いてくれたなら、それは感謝すべきであり、自分自身に感謝するということは、何億年もかけてつちかわれた生命の歴史とその根源に感謝するということなのである。自分は葬式の時以外に宗教を自覚することはないが、このシステムとその根源については素直に感動する。ぶらぼー。ありがとう。思わぬところで少しかしこくなったなりよ・・。これからは、良くかむことで感謝をあらわそう。自分自身の中と外にあるアンコントラーブルに。そしたらもちっと思い通りに動いてくれるかもしれない。顎（がく）関節症、悪化しそうだな・・。

2006年01月08日

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今年もよろしくお願いします。

２００６年明けましておめでとうございます！元旦の今日は台湾在住のM氏と再会。２年以上ぶりに会うのになぜか全然久しぶりという気がせず。これはM氏がマイペースな人間であるせいもあるが、ネットの力も大きいと思う。不思議なもので、しばらく会っていない人はもちろんのこと、会ったことがない人たちでも、ネットでやり取りがあるとすごい親近感がある。この楽天ブログで出会ったみなさまもダンにとって親近感ありまくりの本当に大切なお友達で、色んな刺激を受けている。２００６年もどうぞよろしくお願いします。

2006年01月01日

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「杉山くんたちは夜専門」

今日も映画について。久しぶりにいい映画を観た。コミカルなタイトルからして予想通り前半は笑い通しだったが、終盤に入ってからから泣きっぱなし・・。舞台から映画になったものらしいが、舞台のほうも観たかった。役者のパワーを肌で感じられる舞台はもっとよかったんだろう。しっかし、完全な喜劇だと思って借りたのに、予想外な展開に妙な気分になっちまったじゃねえか。よかったから許すが。吉野紗香ちゃんかわいかったし。他には「ゲロッパ」も観た。監督がどんな奴だかは深夜のバラエティを見てある程度知っていたが、バラエティで受けた印象まんまのいかにも彼らしい映画だった。くさすぎる・・。ま、キライじゃないけど。ただ、終わりどころがややくどかったか。もっと前で終わったほうがよかったような。このところ節約生活で、楽しみといえばDVDを観ることぐらい・・。はよ抜け出したいなりよ、この生活。あー、ぱっと夜の街で散在したいにゃ。歌舞伎町から徒歩１５分という生活圏はお金がない人間に実に酷な環境である。まあ、生活のクォリティが低いのはイギリスにいたころも同じだが。今は風呂もトイレもキッチンも一人で使えるだけまだましか。不思議なもので海外にいると生活レベルの多少の低下は気にならないのに、日本に帰ってくると途端にいやになる。まあ、目的が明確だったことや外国だからみたいなアキラメがあったためだと思う。もっとも欧米で暮らすのとアジアで暮らすのとでは、外国人としての意識はまったく違ってくるとは思うが。ここでは自分はマイノリティではないし、多少不愉快な目にあってもやり返す手段がより多くある。でも、そこによりかかる気の緩みが間違いなくあって、環境だけとればずっと楽になっているはずなのに、意識の変化が楽を感じさせない。つまり、心がなまっているのである。やっぱフィットネスクラブの会員にもどろうか。サウナには女の子たくさんいるしにゃ。。

2005年12月18日

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韓国映画。。

先週の話になるが、近所のレンタルビデオ屋で半額セールをやっていたので、週末は映画デーだった。借りたのは韓国映画のラブコメ数本と重そうなものをひとつ。タイトルは忘れたが、韓国の女子高生の援助交際についてあつかった映画。韓国にもこの手のニヒリスチックな映画があるんだとけっこう楽しみにしていたが、予想は見事にはずれ。。ニヒリスティックどころかアツすぎ。。端的に言うと、わかりやすい少女信仰を残した、おっさん感性丸だしの映画だった。少女＝無垢で純真、買春する男＝悪、というわかりやすい対比のもと、娘の売春を知った父親が怒り狂うという話。怒りの矛先が娘ではなく、買春した男たちというのも韓国らしい気がする。期待はずれだったが、ある意味笑いどころ満載の映画だったので良しとする。出てた女の子もかわいかったし。。なんか元気でちゃった☆

2005年12月14日

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ネアカ人間のひ・み・つ

「ハウルの動く城」を観た。あんまり良くなかったような。イラクを意識しすぎだし。。メッセージはせいぜい地球環境保護ぐらいにしてくれ。映像はよかったけど、PCで観たから迫力ないし。ストーリーはもうどうでもいいとして、どの登場人物にも魅力がなかった。個性に強さがない。それが何よりも残念。まあ、保険にと思って、もう２本ほど借りてきたからいいけど。他の２本は笑えるのにしといた。というか、自分がビデオを借りるときは基本的に「お笑い系」が中心なのである。人間には、つらい経験でも長期間つづいてしまうと、その状態にあることに快感を覚えだすようになる習性があるように思う。そうなってしまったらデフレスパイラルにはまってしまう。笑うことでネガティブな感情を断ち切ることは、免疫学的にも、厄除け的にも、重要なのである。したがって、中島みゆきも演歌も大っ嫌いである。不幸を感じることに快感を見出すようになったら、人生のストーリーが固定されてしまう。その安定感に快感を見出すのかもしれないが、そういうのって、なんというか、クリエイティブじゃない。つまらないのである。好んでデフレスパイラルにはまる人たちってけっこういる。ただ、そういう人はかなり余裕があるんだと思う。浅田氏も小説で書いていたが、逆に、ネアカに見える野郎ほどやばい状況にいる。ネガティブな考えをもたげた瞬間に根こそぎ持ってかれるような状況にいる人間は明るくなるしかない。やっぱすげえよ、アメリカ人。

2005年12月08日

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カレーライスは何料理？

きのう、ボビー（K-1のほうね）が母国ナイジェリアから親類の子供たちを日本に呼ぶといったTV番組があった。日本に来たナイジェリアの子供たちを日本文化に触れさせて、異文化のギャップとその反応を楽しむというスタンス。日本人も日本文化が特異だと認識してるからこそ成り立つ番組だ。そこでナイジェリアの子供たちがどんな日本料理を好むかというコーナーがあったのだが、そこで子供たちに食べさせた料理が、カレーライス麻婆豆腐焼きそばおでん・・・・。これ、日本料理って言ってしまっていいんかな。。カレーは日本風の味つけといっても、インド料理だろう。いや、もはやポピュラーになりすぎてしまって世界料理といってもいい。日本にのみ帰属する理由などまったくない。麻婆豆腐なんてどう考えても中華。焼きそばは日本にしかないがソースは海の向こうから来たはずだ。最後のおでんが唯一日本料理だが、きっと番組の製作者が気を使ったんだろう。日本人だって、もしK国で寿司がK国料理と紹介されたら相当な違和感を覚えると思う。日本発祥のものでもK国のものにされてしまう話はよく聞くが、日本人もけっこう負けていないと感心した。どちらも実に節操がない。まあ、世界にはさらにツワモノがいて、魚のフライとポテトという世界のどこにでもある料理を自国料理の代表にしてしまう国すらあるが。だいたいどこの国でも文化の借りあいみたいなところがあって、固有を主張しえるほどの強い文化を持っている国のほうが世界では少数派か。

2005年12月04日

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錯覚

米がうまい。夕飯で２合食べきった。面接がある日は必ず朝から食欲不振。朝からほとんど何も食べないで、食事は面接が終わって食欲がもどる夕飯からということになる。今週はほぼ１日一食だったような。。夕飯でその日１日取るはずだった食事を取り戻すと、一回の食事で３食分食う羽目になる。これって胃にけっこう負担かけてるよな。。週末は足ツボマッサージを入念にやろう。メシを食っておちついたところでPCに向かったら、ロンドンで知り合った中華な子からメールが来ていた。けっこう熱烈な内容だし。。日本に帰る間際に、ほんの数回、短期間のうちに会っただけだったが、彼女にとっては、自分は、初めて滞在した外国でできた初めての非中国人の友達ということで印象深かったんだろう。こういうシチュエーション的な幻想って大事だよね。そういや、上野千鶴子（だったか？）がなんかの本で、「男は自らつくりあげた女という幻想とつきあってるにすぎない。だから彼らはたとえセッ○スしていようが実はマスター○ーションと変わらない」みたいなことを言ってたような。その理屈を使うと、男女にかかわらず人間すべてのつきあいがオ○ニーと変わらない。結局は自らの想像力を駆使して相手を理解、認識しているにすぎないのだから。人を好きになるのだって勝手な幻想といえば、勝手な幻想ともいえる。愛し合ってる二人はお互いの体を借りながらオ○ニーしていると。。プラトニックだなあ。

2005年11月25日

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外資にて

就職活動進行中。。面接の度に緊張して食事がとれなくなるので、このところ不調だ。足つぼマッサージに加えて、気孔を再開しようか。今日は金融系のとある外資に。面接官は２人で２人ともアメリカ人。特に人事の人間というわけではなく、働くことになった場合、上司になる人たちらしい。外資でも日系でも面接は、普通、人事と現場の人間で構成されるものだが。。ローカルの人事の人間が採用の意思決定に介入せず、米国本社から送られた人間だけで採用を決める、と。。いかにも外資っぽい。。面接では、実際にケーススタディのようなものを与えて質問してくるあたりもいかにも外資という感じ。もってる知識から答えられる質問ではなかったので、想像力にまかせて適当なことを言ったら、反応は悪くなかった（ように見えた）。ネックは既卒にもかかわらず自分に実務経験がほとんどないこと。パワーポイントやエキセルのスキルを訊かれたが、むこうが満足いく返答を与えることができず。実は、今回の募集は中途採用の募集で、自分は例外的に書類が通ったらしい。どんな奴かとりあえず会ってみるかぐらいのノリだったと見える。。うーむ。彼らとの面接が終わった後は日本人の人事の人と話した。若い女の人で、待遇等の事務的な説明がほとんどだったから、彼女との面接は採用の意思決定にあまりかかわっていなさそう。にしても、表情ひとつ変えずにたんたんと説明してくれた。まったく笑わない。。こういう人って英語をしゃべらせると急に社交的になったりするんだよね。。彼女の話では業務そのものはドメスティックで、会社全体で英語をしゃべる日本人は１割ほど、同じ建物にいる日本人スタッフでも半数しかいないとか。。ま、数年前までバリバリの日系だったものが外資に買収されたんだから当然だ。結局、トータルで１時間ほど話して開放された。結果はともかく、またひとつ面接慣れできたし、会社内部の事情みたいなものもうすうす感じられた。こればかりは資料を眺めるばかりでは一向にわからない。こういうのってけっこう楽しかったりする。就職活動は大変だけど、面白い面も実はけっこうある。それに、自分についてしゃべれるのは、どんな場面でも気分がいい。まあ、自分ばっかり気分がいいときはダメなんですが。。なんか恋愛みたいだな。

2005年11月21日

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株式口座作りました。

土曜日の朝。にもかかわらず、企業研究以外にやることもない。ただいま、５社ほど同時進行。まだYesともNoとも答えを受け取っていないが、来週あたり引導をわたされそうでコワイ。。企業研究はもちろん就職活動のためにやっている。だが、よくよく考えてみると、投資する上で必要なデータを集める作業とほとんど完全にかぶる。。これを機会に将来の投資先でも見つけようか。企業のHPを見れば、上場企業であれば、ふところ具合や何をあつかっているのか、今後何をしたいのか、みたいなものはひととおりわかる。まあ、HPを見なくても、どこの業界で何を作っているかがわかれば、ほとんど自動的にそれらが決まってしまうところもあるが（特にメーカー）。それを自分が思うところの社会や経済全体の流行やテーマのなか一致するか否かで今後伸びてくるかどうかを判断する。PERやROE等の有名な指標はあくまで参考程度。どの株の解説書でも言われているが、みんなが知っている指標や情報は、それがあっという間に値段に反映されるから、あんまり使えないのである。みんなが買ってしまった後に買っても、値段はもうすでに上がった後だ。上がる前に買うにはみんなが知らないうちに買わなくちゃいけない。みんなが知らないインサイダー的な情報を持っているか、みんなが知っていることでもみんなが考えないような解釈をして結果的にみんなが持っていない情報を持つことができれば、勝てる可能性は高まる。ただ後者の場合、大損する可能性も多いに高いが。。就職活動は実際に企業に訪問してそこで働いている人間の程度を知ることができるという点で、ある意味インサイダー的な情報を得ることもできる、かもしれない。なんにしろ、他の人間がやっていることを他の人間がやるようにやっているうちは、絶対に大きなリターンはこない。それは株に限らず、どの分野でもそうだと思う。こんなことは海のむこうではごくごく当たり前に認識されているが、日本では最近になってようやく公に言えるようになった。日本人だって昔からわかっていたとは思うが、なぜか公に言うのは難しかった。不況と構造変化を経験して、まわりと同じようになることが小さなリターンにさえつながらない、ということがあまりに明白になってしまって、建前を維持できなくなった、と個人的には思っている。ま、理由はどうあれ、どんどん新しいモノが生まれてきているのは確か。おれもなんか創れるかなあ。

2005年11月19日

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パスワードがもれた・・・

ホットメールのパスワードが漏れていた模様。。以前からその疑いがあったで、先日意を決してパスワードを変えた。すると、パスワード変更直後はサインインできていたのに、翌日以降、以下のような表示が出る。サインインに失敗しました。誤ったメールアドレスまたはパスワードを使用して、アカウントへのサインインを一定回数以上試みました。または、悪意のあるユーザーがこのアカウントにサインインしようとしています。ぐがっ！疑念的中！犯人は今もなお旧パスワードで執拗にサインインを試みているんだろう。本人のアクセスまでブロックせざる得ないほどの回数のサインインっていったい何回だ？？こえー。あんまり人を疑うのってよくないけど、犯人の目星ついてるんだよね。パスワードは至極単純なものだが簡単にわかるものでもない。おそらく、パスワードを忘れた場合に訊かれる項目が問題だったんだろう。その項目に簡単に答えられる人間は、この世で自分以外に数人いる。うちの家族・・・（爆）。たぶん、犯人うちの親父・・・（爆）。彼以外に考えられない。。もしかしたら、アニキの可能性もあるが、最近家を買ってローンをしょいこんだ、会社のホープの彼がそれほどヒマなはずはない、と思う。。お袋にそんな知恵あるわけないし。母親の旧姓は？なんて項目選んじゃダメだよなあ、そりゃ・・。ばれるようなパスワードを設定した自分も悪いが、メールを盗み見るのは法律違反ですからっ！まあ、まだそうと決まったわけではないが。みなさんもパスワードの設定にはご注意を・・。

2005年11月08日

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ほーむぱーてぃ

きのうは友達諸氏と飲み。久しぶりに家飲み（ホームパーティのことね）で、みんなで鍋をつつく。けっこう食べて飲んだのに一人当たり１５００円もかからなかった。日本では、ホームパーティよりも外で飲み会をやるほうが自然なのが不思議。大学生でさえ高いお金を出して居酒屋に行く。まあ、日本の大学生はバイトをやってるのがほとんど常識で、学生でもお金をもっている、ということもあるが。久しぶりに会った面々は社会にもまれながら、たくましく成長している。彼らの性格がどんどん変わってきているのが見てとれる。自分の友達は良くも悪くもマイペースな人間が多いと思う。マイペースと言っても２通りあって、やりたいことをやる、というタイプと、やりたくないことはやらない、というタイプ。両方のタイプがいるけど、自分の友達はどちらかと言えば後者が多い、かな。無論、会社ではそんなこと言ってられるはずもなく、必死になって適応しようとしているのが、なにげないやり取りからも伝わってくる。大変なんだな、と思って見ているが、もうすぐに他人事じゃなくなる。気をひきしめねば。親父いわく、「就職するとその職業の人間になる」らしい。たまーにギクっとすること言いやがるんだから。

2005年11月06日

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タイ語学習☆

タイ語の勉強中。まだ入門レベルなのでわかったことを言うのは少し気がひけるが、タイ語はおもしろい言語だと思う。文型はSVOが主で英語に近い。形容詞が名詞を後ろから修飾するあたりはフランス語のよう。そして声調があるところは中国語みたいだ。日本語と似ている部分もある。たとえば、日本語で「ご飯」といえば、「食べ物全般」もしくは「米」を意味するが、タイ語でも同様の単語が存在する。「カーオ」という語がそうで、「米」のほかに「食べ物全般」「食事」の意味がある。カーオ・チャーオと言えば、朝ごはんの意でカーオ・イェンと言えば夕ご飯になる。（チャーオは早朝の意、イェンは夕方）。それから、複数形の作り方も日本語に似ている。英語では、例えば、「5 tables」のように単に名詞の語尾にｓをつけるだけですむが、日本語の場合こうはいかない。「車が５台」のように最初に名詞をおいて、次に数量、そのうしろに頭においた名詞に対応する数量名詞を置く。しかもやっかいなことに数量名詞は種類が多い。「台」「本」「枚」「杯」「膳」などなど。名詞を多少変化させるだけですませる英語のような言語を母語にしている人たちにしてみれば不可解きわまりないだろう。「５くるまズ」でいいじゃんっ！って自分もちょっぴり思うもん。。このあたりもタイ語は日本語と同様なのである。それから文字に関しては表音文字。日本人の自分としてはなじみがない形。新鮮でおもしろいがいかんせん頭になかなか入らず。なので文字に関しては今のところ後回し。。東南アジアの言語はタガログ語（フィリピン公用語）が簡単そう。文型は日本語とも英語とも違うVOSらしいが、文字はアルファベットだし、スペイン語と英語の要素が加わったところもあって覚えやすそう。。会話でしか使われない言語だから覚えることもすくなそうだ。それに日本ではフィリピン人のほうがタイ人よりも多い。新宿はタガログを練習するには理想的な環境かもしれない。。でも、フィリピン人は英語を話すし、日本語のうまい人も多いから、自分があえて勉強するとすればよこしまな（？）理由があるときだけだ。まあ、タイ語を勉強するのもヨコシマな理由でいっぱいですが。。

2005年11月03日

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女医ちゃん

きのう、久しぶりに歯医者に行ってきた。イギリスにいたころに詰め物がとれてそのまま放置していたのを、ようやく治療することにした。放置していたのは、海外旅行傷害保険では歯の治療に保険が適用されないからだが、他にも理由がある。顎（がく）関節症なので長期間口をあけられないのだ。口を大きく開けてから閉じるとあごがカクカクなる。また、長時間大きく開けると、閉じたときにボキっというにぶい音すら鳴ってひどく痛む。歯医者に歯を削られる痛みよりもそちらのほうがやっかいで、億劫になっていたのである。ネットで額（がく）関節症を調べたところ、歯軋りが原因のひとつらしい。歯軋りしているときのかむ力は体重の2倍だとか。。普段食べているときの力は体重ほどらしいから、歯軋りがあごにかかる負担は相当なものだ。歯軋りの音をなくすマウスピースみたいなものがあるみたいだが、歯軋りそのものをなくすことはできない。なにせ無意識にやってるからとめようがない。歯軋りの原因はストレスというが。。うーむ。そんなわけで、おっかなびっくり歯医者に行った。新宿のオフィス街にある歯科医院だったのだが、担当の医者と患者が異性になるようにマッチングしていた。。男の患者には女の医者、女の患者には男の医者という具合。最近はこういうところ多いらしい。自分としては体にかかわることなので、できることなら経験をつんでいそうなベテランの人がよかったのだが、若い、いかにも大学出たばかりという女の子がでてきた。。相談したら、口をなるべくあけないで、大きく開ける必要のあるときは短時間でぱっとやる、とのこと。まあ、それぐらいやってもらわねば困る。しょせん、（１）削って、（２）型をとって、（３）金属を埋める、という単純な工程だ。プラモデルの延長ぐらいにしか思えない。歯学部が6年もなきゃならない理由がイマイチわからず。。女医ちゃんはいい奴そうなんだが、どうも危なっかしい。女医ちゃん「詰め物がとれた部分以外には問題はない感じですねー。他の虫歯は大丈夫そう。」ダン（他の虫歯は大丈夫そう？虫歯はあるけど放置しても大丈夫ってことか？？）「ええっ！虫歯あるんですか？」女医ちゃん「え、ないと思いますよ、たぶん」ダン（たぶんって何、たぶんって！）ダン「そうそう無痛治療って広告がありましたよね？」女医ちゃん「ああ、あれ？点滴でやる麻酔になっちゃうんだよねー。やったら復活するのに時間かかるよ。これには必要ないですよ。麻酔すら必要ないかも。」ダン「ま、麻酔はしてっ！・・・ください。以前、同じところで詰め物とれて治療したとき、ものすごく痛かったんです・・・」（復活って、あんた。。ドラクエじゃないんだから・・麻酔なしは言いすぎだろう・・）　で、治療開始。ウィーンだのキュイーンだのとおなじみの音が恐怖心をかきたてられるも何とか削って、仮の詰め物を埋めるまでの工程終了。。が、かみあわせがおかしい。詰め物が少しでかい感じ。なので、もう少し削ってもらったがまだ大きい。ダン「まだ詰め物が大きい感じです。もう少し削ってください」女医ちゃん「そ、それは麻酔してるから感覚がおかしいんですよ、きっと」ダン（まじかよ・・今思いついたような口ぶりだし・・）「えっ、麻酔が覚めたら違和感がなくなるんですかっ！うーん、そうは思えないなー。とにかくやってください」で、やってもらった結果、違和感がなくなった。やっぱりだ。。基本的に医者なんて自分自身がやられているわけでないから、患者の体で何が起こっているかなどわからないのである。医学のテキストが教えられることなど限りがあって、彼らはけっこうテキトーにやってたりするものだ。まわりの患者たち（オジさんばかり）は色々口を出す自分のことを奇異な目で見ていたが、紳士ぶって何も言わないほうがどうかしてる。患者が色々言ってあげないと医者だって成長できない。人間という標本はばらつきがあって、テキストや１個人が扱うサンプルだけでは対応しきれない。患者の側から積極的にフィードバックしてあげないと医者だってわからないのだ。オジさまたちが若い女の子たちを甘やかすのは、気持ちはわかるものの、社会的には明らかに害悪だと思う。その害悪の被害を一番にこうむるのは、自分のような年代の男たちだ。。もっと家庭を大事にしてよ、お父さん。ま、お父さんだけが悪いわけじゃないと思うけど。。

2005年11月03日

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Dan Jr. 発進！

PC購入。といってもけっこう前の話だが。通販でIBMのThinkPadが7万5千円で売ってたので、つい手が伸びてしまった。CPUもHDもメモリも問題ないレベルで、DVDとCDRWもついていたので、ほぼ即決。しかもカーソル操作は自分のお気に入りのトラックボール。タッチパネルもトラックボールも両方使えるが、後者のほうが自分は使いやすい。問題はWordやExcelが入っていなかったことだが、台湾在住の友達M氏の協力を得て、Officeを入れることができた。ただの箱同然だったPCに今ではアクセスもパワポもついている。すばらしい。M氏、謝謝！それから、ブラウザをIEからタブブラウザのSleipnirに変えてよりいっそう快適。ブラウザに関しては、以前のPCではOpera、その前はDonutを使っていたが、新たなブラウザを開拓しようと今回はSleipnirを入れてみた。OperaやDonutよりいい感じだ。それにOperaと違って国産だし。PCはソフトでどんどん進化できるから好きだ。何か入れるだけで生き物のように成長する。今後ともよろしく頼むぜ、ダンJr.！（←という名前にしました）加えて、ネットは無料キャンペーンを利用して光ファイバーをつないでいる。大都心にいる地の理はフルに活かさねば。理想的なIT環境ができあがりつつある。ただ、PCはさすがに安かっただけあって音が小さいなどの難点がある。最大音量にしても全然足りなくて、DVDを観ても、音楽を聴いても、まるで迫力がない。ただ、ヘッドホンで聞けば解決される問題なので、当面はこれでよしとする。余裕ができたら、別電源の外付スピーカーを買うことにしよう。問題は使えると思っていたプリンタがすべて壊れていたこと。今はプリントアウトの必要が生じるたびにネットカフェに行っている。ばかにならないコストだ。なんとかせねば。実家にあまっていそうな気もするんだが。。なかったら、アニキにたかろかな。PCが進化して喜んでいたら、パイプベッドの底が抜けた。バキバキと音を立てて木製の台がわれてしまった。ベッドは数年前にバイト先の友達からもらい受けたもので、友達が使っていた期間もあわせると結構な年数になる。寿命が来たんだろう。でも、出費はなるべく抑えたいので、買い替えはなし。では、床に布団をしいているかといえば、そうではない。木の棒をパイプベッドのパイプの上に何本かおいて、それをガムテープで固定。さらにガムテープを上から重ねて台を作る。それだけでは布団を上にのせても痛そうなので、その台にドンキで安売りしてたエアベッドをのせ、布団をしいたところ、寝心地最高！ふかふかしてあったかい。トトロの腹の上で寝たらきっとこんな感じだろう。プラス6800円でこんな安眠を手に入れられるとは思ってもみなかった。ベッドの下の収納スペースも維持できたし、ここ数日で発揮したクリエイティビティの中で1番のデキだ。そんなわけで、今夜は、トトロの腹の上でトトロ（DVD）観ることにします。あ、DVDは120バーツ（360円）也。

2005年11月02日

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ポム・ユー・新宿

久しぶりに下北へ。自分が好きな劇団が下北で公演していたので行ってきた。2年ぶりぐらいで楽しみにしていたのだが、これがぜんぜん良くなかった。昔は、情熱とパワーを感じるすばらしい芝居をやってくれたのに、今はもう見る影もない。おかげで、たまったストレスがたまりっぱなし。3500円。。返しておくれ。。下北自体はぐっど。街の空気がやわらかい。いると気持ちがなごんで落ち着く。大久保や新宿と大違いだ。。自分の家は歌舞伎町から徒歩15分という、飲み会で終電がなくなると必ず簡易ホテルにされてしまうロケーション。便利だが、住んでいて快適だと思ったことはただの1度もない。住み始めた当初は風呂すらなかったので、近くの銭湯に通っていたが、行くと必ず背中に竜の絵が入ったお兄さんたちがゴシゴシやっていたものだ。となりのワンルームマンションでは、夜中の1時ごろに借金取りと思しき人たちの、「○○さーん、いるのわかってるんですよー！」という怒鳴り声が聞こえてくる始末（昔の話です）。。今日なんて、近所でテレビの取材を見かけて、有名人でもいるのかな、とのぞいたら、「銭金」の取材だった。。日本のスラムと行っても言い過ぎじゃないと思う。。あやしげな三○人も多いし。。普段は意識していないが、冷静に考えてみるとひどい環境だ。とっとと抜け出したいものの、家賃ゼロ円、利便性、惰性、がどうしても自分をここにとどめる。ここを脱出しても痛くもかゆくもないぐらいお金が欲しいなり。。

2005年10月31日

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さばーい・さばーい

ネット開通。７月に一時帰国したときに光ファイバー６ヶ月無料キャンペーンを使ってネットをひいたのだが、支払い方法の用紙を送ってなかったので止められてしまった。再開通の手続きで１０日以上もかかるとは。。ファック、Bi○lobe。とはいえ、おそらく無料期間がすぎたらあっさりADSLに乗り換える可能性が濃厚なので、腹を立てるのは図々しい気もする。。なんにしろ、これでネットカフェを使う必要もなくおうちでブログ更新ができるのはうれしい。エロサイトを見るのも気兼ねする必要なし。ブラボー、プライバシー。にしても日本の商売は競争がきびしい。イギリスじゃネットの無料キャンペーンなんてやってない。スーパーで売ってる玉子にしても、イギリスと違って鶏の羽がついていたり、土やうんこがついてたりしないし、われているかどうかチェックする必要もない。レジが早いから、並んでいてもすぐに買える。電車も時間通りちゃんと来る。ほかには、時間指定ができる宅配。日本人にしてみれば、すべて当たり前のサービスだが、日本を出れば、どれもこれも決して当たり前じゃない。正直言うと、すさまじい国に帰ってきちまったなあ、と言う思いが少しある。こんなところで働くのは絶対にしんどいに決まっているのである。なんてことを考えながらも、地道に就職活動継続中。今週からようやく面接開始。はやく決まってくれ。。でないと、フィットネスクラブにも行けやしない。

2005年10月25日

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バンコクな日々から

日本に帰ってきた。ただいま千葉の実家で親父どのからもらったおさがりWindows98で更新中。。大久保には明日戻る。タイミング良くお袋どのも社員旅行先のバリから帰ってきた。テロに遭わなくてなにより。二人とも相変わらず奇妙なバイタリティをかもし出している。。イギリスから帰る途中、自分にとってイギリスの次になじみぶかい国であるタイのバンコクによってきたのだが、あまりにも便利で発達していたので、逆にとまどった。6年前にはじめて行ったときは、いかにも途上国だという印象だったが。。タイが急激に変わっているということもあるが自分自身の感覚がどんどん日本人の平均からずれてきているせいだろう。イギリスに来た当初はいろんなことに腹を立ててばかりいたが、今はそれが当たり前になった。というか、日本の外に出るとイギリスのペースのほうが世界的にはむしろ普通で、日本が異常なのである。まあ、普通だから良い、異常だから悪いということはまったくないが。日本の異常さはアイデンティティのひとつとして誇っていいと思う。だからこその繁栄だし、その繁栄の上に築いた円の地位のおかげで自分は海外に行ける。ただ、外に出たときにそれを基準にモノを見るとイタイ思いをする。バンコクはロンドンよりも何倍も便利で快適だ。そして物価が低い。できたばかりの地下鉄もきれいで広いし、映画館も同様。しかも120バーツ（350円）で観れる。タイはオフィシャルなカテゴリ的にはまだ途上国だが、中進国になるのは時間の問題だ。実際にデパートに行って品をチェックしてみたが、高度な電子機器についてはほとんどがmade in Thailand。もっとも現地生産であってもブランド名はほとんどが外資（主に日系）だが。衣類等の単純製品についてはmade in Chinaのものを多く見かけた。統計や文献からわかっていたことではあるが、コスト面ではもう中国に勝てないタイは、安い労働力だけで勝負する次元から徐々に脱皮しているのである。そういう意味では、現時点、中国よりも経済の段階においては進んでいるんだろう。料理に関しては中華とよく似てる。違いはパクチーを多く使うことと、辛いことか。それにしても辛すぎる。。中華にアイデンティティをのっとられないためであろうか。。タイサラダを食ったら、あまりの辛さに食事が15分以上も中断した。しかもその中断の間、常に口に水をふくんでいないと、やけどしたように舌が痛い。まわりのタイ人を見たら平気な顔をして食っていた。ブラボー・タイ人。体のつくりが根本的に違うんだろう。それから新たな発見は、唐辛子をつけたナンプラーをご飯にかけるだけでものすごいうまかったこと。小２のころ、ご飯にバターをいれてしょう油をかけて食うのを親父に教わって以来の同種の感動。女の子に関してはスタイルが良い。これは日本以外のアジアの国は概してそうだ。他にタイの女性の特徴は、とにかくやさしくて、不可解なほど感情的なところだと思う。まあ、フィリピンなどの他のアジアの国の女性も似たような傾向があるかもしれないが。ホテルのスタッフの子たちと仲良くなって毎日タイ語を教えてもらっていた。おかげでテキストを片手に簡単な会話と数ぐらいは言えるようになった。タイ語で簡単なやりとりがでたきるだけですごいよろこんでもらえた。イギリス人と大違いだ。。帰るときは目に涙をためながら見送ってくれるし。。前回のタイ滞在時も旅行代理店の子と仲良くなったりしたが、アジアだとこういうことが普通に起こるのがうれしい。イギリスじゃまずありえない。もっとも前回は屋台で食ったシーフードが当たって3日間入院するというトラブルもあったが。。そんなこんなで日本に帰ってきた。東京は相変わらず機能的で快適。日本語通じるし。ただ、電車の広告がおおすぎてうざい。それからみんなおれと似たような顔してるからアイデンティティを奪われた気がする。。きのうは久しぶりの面子で飲み。下ネタ満載の飲みはくつろげる。日本の外じゃなかなかできない。こういうのもけっこう好きなのであるよ。これからどうなるか自分でもわかりません。とりあえず、しばらくは日本にいることになりそうです。そういうわけで、ダンin london は書き直さないと。。でも、ダン in tokyo はなんかなあ。。

2005年10月11日

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お別れ☆

日本への旅立ちは明後日。エリックは昨日巣立っていった。彼は１２月に東京に来るらしいから、またすぐ会うことになる。エリックはともかくほかの人たちにはなかなか会えなくなるので、先週はロシアの富豪の息子Pとメシ。彼はお金持ちを鼻にかけるようなところがあるので、少し距離をおいていたが、最後かもしれないと思って会ってきた。基本的にはいい奴なんだが。。Pはうちの大学の日本語学科の１年生でまだ１８歳！若い、若すぎる。にもかかわらず、なんでそんなにえらそうなんだ、おまえは。。会うと必ずおごろうとしやがるし。。彼は日本語を勉強しているが、自分を言語交換のパートナーには決して選ばず、英語しか話そうとしない。日本語を話せば優位性がくずれるからだ。こういう性質は実業家をしているお父さんの影響かもしれない。おれも貫禄が欲しいよ。今回久しぶりに会ったが、距離をおかれたことに彼も少しは反省したようで、割り勘に素直に応じてくれた。どうやら言語交換をしている日本人に注意された模様。よしよし。日本にきたらまた会う約束をしてお別れ。他には最近仲良くなった中華な子とデート。よく考えたら日本人以外と約束してデートしたのはその子がはじめてだ。悪い子じゃないんだけど、やっぱり中華な感じ。大陸から来た中国人は日本についてほとんど知らない。こちらは中国の王朝とその初代と末代の皇帝をすべて暗記させられたというのに。。その子はイギリスに来たばかりで、日本人の友達は自分がはじめてだとか。。漢字を書いたら中国語を勉強したことがあると思うあたりが初々しい。日本人はみーんなできるのよん。にしても、いなくなる間際になって女の子と縁が生まれるのは悔しい。いつもタイミングが悪いんだから。さてさて、今後自分はどうなることか。１年か２年かたってまたイギリスにもどってくるプランも一応たてたが、状況しだい。。なんにしろ目的は東南アジア。手段はなんだっていい。

2005年09月19日

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