脳みそについて。
教授さまに邂逅。というか、その教授の指導をうけているドクター在籍の友達にスケジュールを聞き出し、偶然をよそおってようやく捕まえた。。男をストーキングするのははじめてだ・・。おっと、女をストーキングしたことも無論ないが。というか、自分のような繊細な人間はちょっとでも嫌がられているのを感じると傷ついてしまって、とてもストーキングなどできない。ストーキングできるような図太さがほしいぐらいだ。。話がそれた・・。で、やっぱ性格悪いよ、教授さま。ってか、くせありすぎ。。一応、後日メールをくれるみたいな話になったのだが・・・。ダン「ぷろふぇっさー!ぷろふぇっさー!お時間ありますかっ?」教授さま(ゆがんだ笑顔をうかべながら)「急いでるなあ・・」ダン(予想どおり!)「・・えーと、それならいつ会えますでしょうか?」教授さま(引き続きゆがんだ笑顔)「わからない・・」ダン(うぐっ)「えーと、実は、ドクターに行くことを考えています。自分のリサーチに必要と思われるリサーチ方法について相談したいと思っています。」(ファンドについての情報が一番ほしいんだっ!)教授さま(いっこうにゆがんだ笑顔)「メールは見た・・。ドキュメントはこれからダウンロードするつもりだ・・。急いでいるのかね?」ダン「いえいえいえっ!全く急いでないですっ!今日またメール送りますっ!」(あーあ、今週中にはUKでたいんだよな・・)教授さま(続・ゆがんだ笑顔)「いいよ、前に来たメールがあるから。後日メールを送る・・」ダン(ひえー)「お願いしますっ!」この調子である。とはいえ、以上のようなやりとりは彼にしてみればごく普通のことで、自分が特別悪い扱いをうけているわけではない。ゆがんだ笑顔は彼の通常時の表情。不愉快そうな表情でなかっただけまし。これからどうなるかわからんが、よく考えたら、メールのやりとりだけで当面は問題ないから、自分のことを覚えてもらっていることだけでも確認できてよかった。彼は性格的には問題あり、だが、論文やレクチャーはすごい。脳みそに関しては尊敬しているのである。自分の修士論文の指導教官にしても、アジア人の名前をおぼえようとしなかったりでどこか人格に問題があることは間違いないが、レクチャーそのものはすばらしい。直感的にわかるレベルにまで掘り下げてかみ砕けるのはここでは彼だけだ。逆に親切でオーソドックスな授業をしてくれる先生たちは、いい先生だな、と思うが、のう味噌の個性があわないと、少し魅力に欠けるなあとも思う。自分が好きな脳みそではないんだろう。。頭が良い悪い、というのは正しい言い方ではない、と思う。脳みそのベクトルは多方向にむいていて、つりあいがとれている人間は(自分のまわりには)あんまりいない。ベクトルがどんな方向に向いていてどんな形でどのぐらいのびているかが問題で、2元的に良い悪いと言ってしまえるような品物ではないのである。CPUの性能やハードの容量はいいに越したことはない。でも、新しいものを創る決定打にはなりえない。人を評価するとき、こういう部分は完全に切りはなして考える。むかつく野郎でもすごいものはすごいし、おもしろいものはおもしろい。逆に友達でも、すごくないものはすごくないし、つまらないものはつまらない・・。でも、そのあたりをオープンにしてしまうと人間関係でつまづきやすい。難しいなりよ・・・。