思うことを適当に

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• 恋。。

  レポートと試験の準備に追われている。今、イースターバケーションといって日本の大学でいう春休みに入っているが、イギリスの大学（院）の場合その休み明けにレポートと試験がまっているので、この時期学生は忙しい。特に自分のようなギリギリ君はどこに出かける予定も作れず、図書館に通うばかりの毎日。４本のレポートに８科目の試験。他の学科や他の大学と比べてもハードなほうだろう。卒業後のメドもたたんし、やること多いし、もうわけがわからん。青い目の子をつかまえるという当初の予定、というか目標、というか夢、というか幻想はいったいどこにいったのやら。。なんてことを、昼飯食いながら、香港人のエリックに話したら、「いやー、おれって保守的だから青い目はダメだなー」と日本語で返された。。彼が一番得意な外国語は英語ではなく日本語で、自分とは普段は英語だが、感情をこめたいときは日本語で話す。元彼女は華僑のタイ人と華僑のシンガポール人で、香港人とはつきあったことがないという彼はその方面の国際経験が豊かなので、良いアドバイスをくれるかもしれないと期待したのだが。彼はそんなことよりも、メジャーに行った中村がいかにダメか力説することのほうが大事だったようだ。。自分がネットでスポニチを見てたら、「あー、スポニチよりもサンスポのほうが詳しいよ」こんな香港人なんかいやだ。。この男、プライベートな話にはほとんど興味をしめさないが、野球や元教授の手鏡事件等の時事ネタ政治ネタとなると異常な関心をよせる。こういう奴話してると、何人だっていいやって気になる。クラスの女の子にもこういう風に思わせたらうまく行くかもしれない。サンクス、エリック。何かわかったよ。

  2005年04月04日

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• 一人ぐらし♪

  同居人のイギリス人がキューバに旅立った。２週間ぐらい行ってくるらしい。ギリシャ人も里帰りしていないから、これから２週間ほど一人で生活することになる。うーむ。ドラッグ野郎のキノコ君でもいなくなると微妙にさびしい気がする。キノコ君はインフルエンザをうつしたり、突然キレたり、分担した掃除をやらなかったり、色々と問題児なのだが。本来なら、せいせいした！と思うところだ。イギリスに来て弱くなってんのかな、おれ。それとも、人間って一人になりたくないように設計されてんのかな。。まあ、彼もただ気まぐれなだけで悪い奴ではないし、自分とまともに口をきいてくれる数少ない欧米人の一人だ。そのせいもあるんだろう。なんだかんだ言って、今住んでいるフラットは今まで住んだどのフラットよりも快適だ。ここに来るまで、６つほどのフラットを経験したが、どこもあんまりよくなかった。問題の大半は同居人とのトラブルで、苦い思い出がばかりだ。ここでもトラブルがないわけじゃないが、トラブルの度にお互いの理解が深まっていっている気がする。こんなフラットははじめて経験した。７回目にしてようやくいいフラットに出会えたわけだが、これは別に運が悪かったというわけではない。今までは全くのアウトサイダーとして部屋に応募していたが、今回は友達の紹介で入った。コネというのはどこにいっても重要だ。完全なアウトサイダーの場合と比べ、信用の度合いが全く違う。お互いの間に友達がいるから、その手前もあって、長期的な関係を築こうというモチベーションがある。それに自分との接点を容易に見出せるので、仲間意識もできやすい。公募のフラットだとまったくのアウトサイダーが集まるので、お互いに短期的な関係にすぎないという割り切りがあるため、いとも簡単に切ったり切られたりする。海外に住むと人間関係が淡白になりやすいのはこういう背景があると思う。どうせ今だけ、ここだけ、という思いがどこかしらにある。イギリスに住む日本人は特にこの傾向が強いんじゃないかなあ。まあ、何にしろ、物事は人の輪に沿いながら進めたほうがうまく行きやすいということだ。単に確率の問題だと割り切っていると、いつまでたってもうまくいかない。悪いことが続いたら、確率的に次はすっごいいいことがあると考えるのは、気持ちはわかるものの、まだ分析が甘い。とはいえ、人生には色んなゲームがあるから、そういう確率的なアプローチを繰り返して成功を収める場合もある。要は自分がやっているゲームの仕組みを正しく理解することなんだろう。

  2005年03月31日

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• 美味しいか、イギリス？

  あー、今フラットに誰もいないや。同居人２人とも部屋を空けている。。ギリシャ人は１月ほど里帰り。１９歳の彼女が待ってるらしい。う、うらやましすぎる。。彼は最初はとっつきにくい奴かと思っていたら、実はけっこう人情味のある男気のある奴だった。いなくなると実にさびしい。もう一人の同居人のイギリス人はドラッグパーティに出かけていて昨日からいない。やばそうな野郎だと思っていたらやっぱりやっていやがった。。なんでもいいマジックマッシュルームが手に入ったらしく、きのう出かける前に興奮した面持ちでいろんなドラッグの効用について解説してくれた。LSD、マリワナ、スピード、コカイン、etc。。いろいろ試したが、結局のところソフトドラッグの部類に入るキノコに落ち着いたらしい。ちなみにマジックマッシュルームやマリワナに関してはイギリスでは合法にちかい非合法ドラッグに分類される。一応、非合法なのだがほとんど取り締まりがないのである。というか、大学のスチューデントバーで堂々とマリワナが吸われている。あ、ちょっと説明するとイギリスの大学って一般的に学生用にバーを運営していて、お酒も売っている。で、イギリス人の知人にきいたところ、大学のバーはinternational placeとされる場所で一種の中立地帯なので、地元警察が介入するのが難しい。そこでドラッグをやっていても警察がやってくることはほとんど１００％ありえないらしい。タバコには高い税金をかけて日本のタバコの倍以上の値段で売られていたりする一方で、ソフトドラッグには寛容。一見意味がわからないが、下手に取り締まりをきびしくしすぎてマフィアの温床をつくってもしょうがないという考え方があるのかもしれない。アメリカの禁酒法がマフィアを潤わせたのと同じ教訓だ。ま、そこで資金をたくわえて大統領になった奴がいたりするのだが。。マリワナぐらいのソフトドラッグだと、毒性については実はタバコと大差がない。日本で取り締まりが厳しいのはマリワナが覚せい剤などの麻薬に移行するステップとなりやすいとする考え方によるもので、マリワナの非合法化は覚せい剤などの他のドラッグに対する防波堤的な役割なのである。とはいっても、日本は、戦前、覚せい剤が薬局で普通に売られていたような国なのだが。。マジックマッシュルームもマリワナに近いドラッグなんだろう。その程度のドラッグだという認識があるからこそ、同居人のイギリス人が堂々と自分に話したのである。イギリスにいる日本人も実はやってる人がけっこういる。意外かもしれないが女性に多い。イギリスに長く住んでいる、特に２０代後半以降の日本人女性は不細工、性格悪し、裏が多いの三拍子がきっちりそろっている。ま、そうじゃない人もいるんだろうけど。イギリスに対して好印象を持っている日本人は多いが、こういう部分はなぜかあんまり知られていない。イギリスに住んだことがある人間ならこういうことを知らないはずがないのに、イギリスについて日本人が書いた書籍を読むとなぜかいいことばかり書いてある。イギリス人が日本について好意的に書くことはほとんどありえないというのに、なぜ日本人はこうもイギリスのことが好きなんだろう。BBCにしろGurdianにしろアジアに関して偏見だらけの記事を平気でのせる。これもイギリスに一度でも住めばわかることだ。わかっていながら、自分たちのことを嫌っている人間をほめちぎるその神経がまったくわからない。ねえ、林○さん。いったいどこがどう美味しいんですか？ま、そういうことにしたほうが本が売れるんだろうな。海外に出る前に色々と情報を集めたが、結局、一番信頼おける情報は自分がつかんだ生の体験だけだ。つまり、実際行くまで全くわからねえ、のである。身内や親しい友人から聞いた話なら別かもしれないが、それにしたって、その個人の能力や性別によってまるで体験が異なってくるから、やっぱり自分で行って判断するしかない。特にヨーロッパに関してパブリックに流れている情報は信用してはいけない。日本人のほとんどは本音を言っていない。これは欧米のものとなれば手放しで喜んで聞いてしまう日本人の体質にも原因がある。アジアに関しては本音を書いたほうがウケルのに欧米に関してはそうじゃない。そろそろそういう体質から脱出する時期だと思うのだが。。

  2005年03月27日

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• ま、正夢？

  日本が負けた。いやな予感が的中してしまった。実は今日の朝は日本代表が０－３で負ける夢を見て飛び起きた。。夢では前半で３点取られて、中田が試合後苦々しい顔でインタビューに答えていた。実際の試合は１－２。システムは当初の予定通り４－４－２。Yahooの掲示板で試合経過をチェックしたが、どうも加地君が良くなかったらしい。彼は中国でのアジア杯でもあんまり良くなくて、前々から批判されていたがこの試合でもダメだったようだ。イージーミスが多く、テンポが遅い。代表レベルではないこの選手をなぜジーコは使いつづけるのか。。中田君に関しては評価が分かれていた。全般的にみると彼は悪くなかったようだ。能力NO１としての仕事はしたんだろう。中村君はちょくちょく槍玉にあがっていた。まあ、個人技中心の中村のようなタイプの選手は本来弱いチームで実力を発揮するタイプで代表ではどうかという話だろう。高原君の評価も最低。玉ちゃんも全然ダメだったようだ。やっぱり日本のFWは久保しかいない。途中出場の大黒君は何もやらないうちに試合が終わったらしい。まあ、残り１５分で仕事をしろというのも無理な注文だ。小野を小笠原にかえたことも批判されていた。小笠原も何にもやらずに終了したみたいだ。まあ、試合も見てない自分が他人の評価だけを参考にどうのこうの言うのはさすがに気がひけるが、ひとつだけ確信を持って言えるのはジーコじゃだめだってことだ。とっととやめれ。今頃、K国やC国では日本が負けて大喜びしてる人間がたくさんいるんだろう。特にK国は日本で震災があったときも大喜びするような国だから。。なんでもその時地下鉄で号外をくばってたおっさんが、「グッドニュースだよ！」と叫んでいたらしい。。ドーハの悲劇のときだって韓国サッカー協会は日本のゴールを奪ったイラク人を招いてサイン会を開催したらしい。アタマがどうかしているとしか思えない。竹島（独島）に関しても芸能人のぺ・ヨンジュンやBoAがなぜか政治的なコメントしている。彼らに竹島（独島）を韓国の領有だと主張させていったいどうなるというのか。わけがわからない。日本もキムタクに北方領土についてコメントさせたらさぞかしおもしろいことになるだろう。日本だったら冗談にしか聞こえないことが韓国では本気で実行される。あ、こんなこと書いてるからって自分は韓国のことがキライなわけではない。少なくともイギリスよりかはずっと好きだし、一番仲がいい非日本人の友達は韓国人だ。彼らのような人間からニュースで聞くような韓国は想像すらできないのだが。。まあ、大衆の次元の低さはどこの国に行っても同じか。日本だって程度の差はあっても似たようなことがあるに違いない。まあ、球けり遊びにかこつけて政治ネタをもってくる自分も低次元か。。結局のところは自分自身。どこの国の人間かってことを気にしたり気にされたりしているうちはその程度の個性、その程度の能力しかないってことだ。

  2005年03月26日

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• ふっとぼーる

  ああ、サッカー日本対イラン戦観たかった。しかし、ロンドンでは観れるはずもなく、ネットで結果を確認するだけになるだろう。どうやら、ジーコは今回システムを変更して、元来彼がベストだと主張してきた4バックでいくらしい。確か、今まで2度ほど試したがどちらも失敗だったような。4バックがうまくいかないのを見て変更した3バックだったのに、ここにきて再び戻すとは。。さすが裸の王様だけのことはある。そして稲本を先発からはずすという。これも意味がわからない。ケガをしたこともあってアジア杯は出ていないが、出た試合のほとんどで彼は勝利に貢献してきたと思うのだが。特にチェコ戦など稲本が欧州最優秀選手に輝いたネドベドを完全に抑えていた。彼がいなかったら日本の勝利は絶対になかった。そしてケガをした藤田にかわって召集されたのが柳沢。どうしてMFの代わりがFWなのか。またしても意味不明。４バックは中田を中心にすえたシステムだが、その中田はこのところ不調で活躍していない。代表では彼はもう1年近くプレーしていない。彼が代表にいたころも日本は超格下相手に苦戦を強いられた。。中田は才能あふれるすばらしい選手だ。能力だけとれば今の日本で彼は間違いなく一番だ。しかし、能力の高い選手とチームを強くする選手は同じではない。適切な戦術とそれを機能させる選手という基準で今の日本代表を考えると、中田英寿はベストの選手とは言いがたい。1０年前の日本代表だったら、うまい選手＝ベストな選手だった。でも、今の日本代表はそうじゃない。うまくても、能力が高くても、戦術にあわなければ、チームにあわなければそれまでなのだ。それほどに日本はレベルアップしてきた。。中田だけが特別扱いされなければいけないほど日本は弱くないのである。ジーコは「名選手名監督にあらず」の典型的な例だ。一部の天才がゲームを決めると思ってやがる。ジーコがプレーしていた時代はうまい選手をだせばそれでゲームが成り立ったかもしれないが現代サッカーはそうじゃない。ジダンやマラドーナのような選手は例外中の例外で、中田は優秀といってもそこまでの選手ではあきらかにない。また、たちの悪いことにジーコは過去の栄光を引きずるタイプだ。カズや中山を代表に召集しようとか言い出すのも自分が選手としてだんだん忘れさられたことと重なるからだろう。イランはダエイを中心にいいチームだが日本のほうがあきらかにタレントがそろっている。アウェイとはいえ、負けたらあきらかに監督のせいだ。ま、負けてジーコ更迭なんてことになりゃ、それはそれでいいか。。そのときはジーコ人事にかかわった川渕も一緒に更迭するべきだ。加茂のときもそうだったが、川渕は自分がかかわった人選に何の責任もとろうとしない。W杯に行けなかったらしらけるよなあ。まあ、日本が負ければ、C国やK国の人間は喜びそうですが。ひょっとしてジーコってK国が送ったスパイなんじゃねえのか。。

  2005年03月23日

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• うなぎ食いてえな。

  うーむ、苦しみのピークは超えたものの、熱がおさまらない。なんか気持ち悪いし。。そういや、インフルエンザって発熱が３日から７日続くんだっけ。稼動できないほどひどくはないため、学校に行って授業は受ける。もっとも今日はあまりのしんどさに一コマ残して早退したが。インフルエンザになっても自分のように公共の場に顔を出す者がいるから、どんどん蔓延するんだろう。とりあえず、腹の調子は完全にもどってカタイうんこが出るようになったので、晩飯は豚肉を食う。炒めたにんにくと塩、こしょう、しょう油で味付けした焼き豚。簡単に作れてものすごくうまい。ビタミンB１が豊富な豚肉は体に良く、にんにくと一緒に食うとさらに消化吸収が高まる。夕飯後、微妙に小腹がすいたので、調子にのって近所の日本料理屋にうなぎを食いに行こうかと一瞬考えたが、財布を見てやめた。。ここでうなぎを食おうと思ったら２０００円は払わなくてはいけない。そして、その値段の半分にも値しないうなぎがでてくる。始末の悪いことにうなぎのことを考えたら生牡蠣まで食いたくなった。どっちも体を壊しているときやスタミナをつけたいときに最良の食材なのだが、とても手がとどかん。残念なり。。はあ、病気のときぐらい好きなものを好きなだけ食いてえな。。

  2005年03月16日

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• 復調。

  風邪の峠こす。せきをともなわない発熱、関節のふしぶしの痛み、急激な症状の悪化等を考慮するとインフルエンザと思われる。立って小便をするという男の特権すら失うほどひどい風邪にやられたのはイギリスに来て初めてだ。普段あまりに当たり前なので意識してなかったが、立って小便をするのは実は高度なバランス感覚とエネルギーを要するものだ。そういや、小便してるときって無防備だもんな。。よっぽどその行為に神経を集中してるに違いない。きのう一日苦しんで、今日の朝にはだいぶ良くなった。いままで色々なサプリメントを試してきたが、最終的にいきついたコエンザイム＋朝鮮人参は実に良く効く。食欲は完全にもどったものの、消化器系がまだ不調なので消化に悪い肉を食べるのは避けて野菜スープを作る。はあ、自分でつくらにゃいかんのよね。。あー、肉食いてー、たらふく食いてー。メシを作っていたら、同居人のイギリス人があらわれて、「おー、メシ作ってんのか。おれの風邪、徐々によくなってるぞ。彼女がさー、おれが病気だから看病にきたいってせがむんだよなー。でも、うつしたら悪いから断ったよ。はっはっは」て、てめえ、、、彼女のことより、おれに風邪うつしたことについてなんか言いやがれ！日本人的にはなんか言ってもらいたいところだが、イギリス人の場合、こういうシチュエーションであやまる人間はほとんどいない。あきらかに非があるという場合ほど、状況がシリアスになればなるほど、彼らはあやまらない。彼らがsorryと言うのは道で肩がぶつかったときぐらいなもんだ。まあ、最近の日本人はイギリス人みたいのがたくさんいるが。。彼も誰かからうつされたんだろうから責任はないか。。。それにしても、いいなー、看病してくれる人がいて。。まあ、自分はものすごく強い人間だからそんなものは必要ないのですが（泣）。

  2005年03月13日

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• 後日談～とばっちり（２）～

  風邪をひいた。。っというか、同居人のイギリス人にうつされた。よっぽど強力なウイルスもってきやがったらしく、もう一人の同居人ギリシャ人もベッドにくぎづけ。彼は２週間前ぐらいにひいた風邪からようやく回復したところなのに気の毒だ。共同生活をするってことはこういうリスクを背負うってことでもある。まあ、でも、自分がうつしたんじゃなくてよかった。新入りがそんなことしたらさすがに立場がない。それに今日は土曜日で幸い授業がない。愛用の朝鮮人参とコエンザイムQ１０をいつもより多めにとってゆっくり静養しよう。で、実は前回書いた中華料理屋のレックスだが、後日談がついた。彼にものすごい目でにらまれて以来、すっかり足が遠のいていたものの,昨日偶然レックスをふった日本人の女の子に学校のそばの韓国料理屋で遭遇。その日本人の女の子と自分はお店で一度顔をあわせただけで、自分はすっかり顔を忘れていたが、むこうはしっかり覚えていたらしく、自分がとなりのテーブルについたら露骨に表情を変えた。最初は、全然わからなかったので、感じわるいな、、としか思わなかったが、となりのテーブルの会話から判別がついた。日本人の女の子（以下A子）「レックスさー、やめてって感じだよねえー」同じテーブルでメシを食ってるAの友達とおぼしき子（以下B子）「えー、何が？」A子「今、彼だれとつきあってると思う？私のフラットに住んでいる韓国人の子とつきあってるんだよー」B子「え、別にいいんじゃない？」A子「いやー、友達としてねぇー、なんかねえ。やめてって感じ」B子「そっか。A子ちゃんてすごいよねー。中国語も韓国語もわかるもんねー。レックスとも中国語でしょう？」A子「うん、韓国語はそんなでもないよー」A子「でね、レックスだけどね、韓国人の子と初デートでいきなりつきあうことになったらしいよ。わたしさー、彼そういう経験ないと思ってたけど、けっこう手がはやいんだー、とか思って。しかも、その時に韓国の子に前の彼女に似てる、、とか言ったんだって！」Ｂ子「げー、最悪じゃん。どういう意味なんだろ？」A子「さー、ぼくの好みのタイプの顔です！って言いたかったじゃない？韓国って住んでたことあるけど、おしゃれな人っていないのね！整形大国だし。」B子「そうそう、旅行で行ったことあるけど、ヨーロッパのトレンドとかそういうのなくって、韓国独自なんだよねー。そういえば、強姦の発生率が世界一らしいよ、韓国って。。」この時点でもう食べかけのビビンバがまずくなってしまった。まず、無関係な自分をものすごい目でにらんだレックスに改めて腹が立った。それから、そんな後日談を暗に自分に報告し、加えて、ふった相手がもっていた保険の女の子に対して、韓国全体をおとしめる形で悪口を言うA子の神経。しかも、場所はまわりの客のほとんどが韓国人である韓国料理屋。。中国語と韓国語がわかる日本人がいるように、日本語がわかる韓国人がいるとは想像できないんだろうか。。こんな性格の悪い女にのぼせあがったレックスもアホだが、彼にしても保険をもっていたりして、どっちもどっちか。まあ、レックスから日本人の子と聞かされた時点でうすうす予想していた展開なのだが。。

  2005年03月12日

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• と、とばっちり・・・。

  行き着けの中華屋の店員たちはフレンドリーで自分に親切にしてくれる。そのなかでもレックスという名の青年が特にフレンドリーに自分に話しかけてくる。彼にはどうやら目当ての日本人の女の子がいるらしい。その子を喜ばせるために覚えた日本語を試したかったり、日本についてもっと知りたかったり、そんな理由があって彼は自分にフレンドリーだった。欧米の連中に同じコトをやられたら即座にむかついて相手にしないところだが、アジア人なら話は別である。特にマレーシア人の彼が日本人の女の子を、それもヨーロッパに留学に来ている日本人の女の子をゲットすることは相当高いハードルがある。彼はeasy game を求めて日本の女を狙うイギリス人やインド人とは根本的に異なる。自分は基本的に挑戦する人間が好きなので、彼の助けになればと、中国の新年でその子からもらったらしい、なぜか日本語で書かれた年賀状を英語で説明してあげたり、日本語のスラングを教えてあげたりしていた。彼はマレーシア系の華僑でその日本人の女の子とはお店で知り合ったらしい。夜おそくお店に顔を出すと、その日本人の女の子とマレーシア人の彼が店内で仲良く食事している姿を見かけることもあって、２人の関係は順調に進展しているようで微笑ましかった。店に行くたびに彼の調子は盛り上がる。彼が知りたがる日本語も、「愛している」とか、「きみしか見えない」とか、そんなものばかり。。そして今日。お店に顔を出したら、なぜかいつもフレンドリーな彼がカウンターで苦虫をつぶしたような顔をしている。そしてなぜか時々自分のほうをにらんでいる。おかしい。他の店員たちは彼に気を使っているようで、まあ、許してやってくれよ、みたいな笑顔を自分に向ける。そうなのだ。彼はフラレタ。。彼は自分とまったく口をきこうとしなかった。というか自分を憎んでいる様子。うーむ。これをきっかけに日本人全体に対して不信感をもってしまったんだろうか。。その日本人の女の子は多少気のある素振りを見せていたんだと思う。だからこそ彼は盛り上がっていたんだと思う。でも、素振りはあくまで素振りなのである。平均的な日本人の女の子なら自分を好きになってくれそうな相手には気のあるそぶりぐらいはする。大陸から来ている中国人の女の子にしても使えそうな男に色目は使う。マレーシアでもそういうことはあると思うんだがなあ。。。まあ、でも、日本人の女の子は、特にヨーロッパに来ている子たちは少し度がすぎるところがあるとは思うが。。結局、気にするな、と声をかけてやることもできずに店を後にした。正直、今後店に行くのは少し気がひける。。せっかくタダでお茶を出してもらえるぐらいに仲良くなったのに、これから行けなくなると思うと残念なり。。おれも悲しいよ。レックス。

  2005年03月05日

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• 判別できない。。

  自分は基本的に人の顔や名前をよく覚えているほうだと思っていたが、どうやらそうでないらしい。いや、正確に言うと、日本人の顔ならよく覚えられるのである。欧米人の顔は、覚える覚えない以前にみんな似たような顔に見える。。南アジア人など似ているどころか同じ顔してるんじゃねえかとすら思う。。人種的には近いはずの中国人にしても、大陸の女は典型的な顔と髪型をしている人間がけっこういて、人違いをよくする。あのストレートのロング＋丸顔という組み合わせはいったいなんなんだろう。本当に工夫がない連中だ。。あ、丸顔は工夫しようがないか。。ヨーロッパの連中にしてみればアジア人のほうがよっぽど区別がつきにくいんだろうと思う。人間なれていない顔の判別は難しいものだ。こんなこと書くと、美人なら別だろう、みたいに言われそうだが、そうでもない。多少顔の形がととのっていても、個性がないともうアウト。平気で知らずに通り過ぎる。同じクラスにいる女の子でも、道で会っても気づかずに通り過ぎる。むこうがムッとした表情をしていたりするので後で気づくのだが、もうおそい。まさか、「いやあ、きみたちの顔って判別つきにくいんだよねっ！はっはっは！」なんて言えるはずがなく、けっこう気まずい。まあ、自分は女性に無視されることがよくあるので、自分のほうで無視しても別にいいんじゃねえか、とも思うが、そのあたりの非対称はどこの国にいっても同じだ。。とはいえ、男でも女でも、無視したぐらいのことで、非難がましい顔で見られると腹が立つ。どうせサルの延長としか思われていない以上、そんな顔される道理は全くないのであるが。あ、サルに無視されたら屈辱か。。ソフィアコッポラがかなり反日的な映画を作ってくれたらしいが、連中が日本で感じる疎外感には純粋な孤独感のほかにあきらかな見下しがある。そういう意味では欧米にいるアジア人が感じる疎外感のほうが質的に深刻だ。欧米の連中に何を言われようと気にしてはいけない。連中がアジアの人間が言うことを気にするはずは絶対にないのだから。

  2005年02月26日

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• Lion King!

  ミュージカル観てきましたよ。それもLion King。これでロンドンにいるって堂々と言えるわ。ガイドブックを見ればわかるが、ロンドンでの観光といえば、観劇である。芝居、ミュージカル、オペラを観るために世界中からロンドンに人が来る。チケットは業者やネットを使って予約する方法のほかに、公演当日にLeicester Sq.に並ぶ半額当日券を専門に扱うお店で買うという手がある。一応、政府公認のハーフプライス専門店がひとつあり、ガイドブック等で勧められているが、他のプライベートのハーフプライスショップのほうが安かったり、あつかっているチケットの種類が豊富だったりする。自分たちも当日のハーフプライスチケットをトライした。目当てのLion Kingは政府公認のお店で売っていなかったので、プライベートを何件がまわったところ、ようやく立見席のチケットを１８ポンド（３６００円ほど）で入手。座って観れる席はもうすべて売り切れだった。それにしても土曜日の夜の公演で開演４時間前という状況で、立ち見とはいえよくLion Kingが見つかったものだ。ヘンなところでツキがある。で、行ってみたら、ひろーい劇場の２階の一番うしろの通路から観る席だった。。まあ、しゃーない、とあきめてぼんやり劇場を眺めていると、ミュージカルが始まっても座れる席がけっこうあいている。これはもしや、と思っていたら、案の定、幕間のあとに係員が来て、あいているから座って良いという。おおー、ラッキー。チケットをとっておいてこない人の席だと思うが、そういう人ってけっこういるみたいだ。まあ、世界中から予約が入るんだろうから、当日に交通機関等の理由で来れない人も多いのだろう。で、肝心のLion Kingについての感想だが、はっきり言うと、特に良いと思わなかった。こんなものに世界中から人が集まるなんてみんなどうかしている。まあ、自分の感性の問題もあるんだろうが。だいたいストーリーが単純すぎる。まあ、これから観る人もいるだろうから詳しいことは書かないが、暴れん坊将軍や水戸黄門と大差ない。子供だましもいいところだ。音楽にしてもオペラのほうがよっぽどいいし、オペラならオーストリアの国立劇場のオペラが立ち見で３００円ほどで観れる。ロンドンはあまりに高い。役者は遠すぎてよく見えないし。。みんな盛大に拍手してピーピー指笛を鳴らしている人までいたが、正気とは思えない。。高い金はらってわざわざ観にきたから良いものだと思いたい心理なんじゃないかなー。。ま、それはそれで悪くないけど。自分は下北の小劇場でやるような芝居が好きなのである。生身の人間を観に行くんだから人間くささが見えないといけない。今度はメジャーなのはさけて学割がきく芝居を観に行く。前回の滞在時にはよく学割でマイナーな芝居を観にいっていたが今回は忙しくてまだ一回も行っていない。それにしても映画や芝居って一人で観に行くのがベストだよな。。

  2005年02月20日

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• 春節。

  どうやら今月は中国人にとっての新年、春節であるらしい。どおりで中国関係のみなさんが里帰りするわけだ。こないだの日曜、ロンドンのチャイナタウンも新年を祝う祭りでえらいさわぎだった。とはいえ、ロンドンのチャイナタウンはチャイナタウンというよりむしろチャイナストリートと表現したほうがいいぐらいの規模なんで、人がこみあっていたのはごくせまい限られた範囲でしかなかったが。。行きつけの中華屋でも春節を祝うデコレーションで店をかざっていて、それらしい雰囲気を作っている。そこの店員のほとんどは大陸の中国人ではなく、中華系マレーシア人、いわゆる華僑だ。東南アジアの華僑は大陸の中国人と比べると小柄で、年齢よりもだいぶ若く見える。現地の人間との混血が進んだ結果なんだろう。東南アジアへ行くとよくわかるが、みな年齢よりもだいぶ若く見える。カンボジアなんて２５ぐらいの女性が高校生ぐらいに見えたりする。中華屋の店員たちも二十歳ぐらいだと思って訊いてみたら自分と同い年。若い若い。いつもサービスでお茶をつけてもらっているが、先週は中国人が春節に食べるというお菓子がついてきた。日本の和菓子とそっくりだ。というか、日本の和菓子が中国のお菓子にそっくりなのか。お礼を言っておいしくいただいた。それにしてもロンドンにいるというのに学校でも学校の外でも中国関係の人たちとかかわることが実に多い。サブスクライブリンクもなぜかみんな中国関係の人たちだ。世界中どこに行っても中国とかかわらずに生きるのはほとんど不可能だってことなのかな。まあ、なんでもいいが、中国語を勉強中のイギリス人をはじめとするヨーロッパのみなさん、覚えたての中国語をぼくに試すのはやめていただきたい。日本人だとわかっていて、中国語しゃべれるかって得意気に訊いてくるのも腹立たしい。そんな質問はイギリス人にロシア語しゃべれるかって訊くようなものだ。とりあえず、おれの目はあんなに中華料理よろしくギトギトしてないですから。はい。

  2005年02月15日

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• カギがないトイレ。。

  うちのフラットのトイレにはカギがついていない。したがって、うっかりあけたら使用中だったみたいなことがないように、使われていないときは少しドアがあいている。完全にしまっていたら使用中で、少しあいていたら誰もいないという暗黙のサインがなのだ。フラットに住んでいる自分ら３人の間ではこれは基本的に機能しているのだが、問題は友達等を呼んだときだ。同居人のイギリス人もギリシャ人も来客にちゃんと説明していると思うのだが、泊まりできた客が朝寝ぼけていてうっかり、みたいな事態は当然起こり得る。ってかさ、今朝方あったんだよね。。うんこしてたんすよ、おれ。おちついて、ファー、とかため息ついてたら、突然ドアのノブがゆっくりとまわりはじめるじゃん！おどろいたのなんの。入ってます！って日本語でさけんだら、「あ・・」って、かわいた女の子の声。日本文化フリークのギリシャ人がきのう日本人の友達を何人か部屋に泊まらせていたんだけど、そのうちの一人なんだよね。まあ、完全にあけられなくてよかったけど。。自分はこういう目にあうことがけっこうある。日本でも歌舞伎町のバーでのんでいたとき、うっかりトイレのカギをかけわすれたまま用をたしていたことがあって、そのときは、ドアがいきおいよく、そして完全に開かれた。しかも小さなバーだからトイレは男女兼用で、あけた人は女性。。しかも、その人とっとと閉めりゃいいのに、絶句しながら３秒ぐらいまじまじと見て、ドアをおそるおそるゆっくりと閉めてくれた。じょぼじょぼとおしっこを出している姿を異性にみれられたのは小学生以来だ。ってか、そんなに見ごたえがあったのかな。。最近よく思うんだけど、女の性欲ってどのぐらいなもんなんだろう。こっちにくると露出度の高い服を着た人をよく見かける。冬でもオナカが見える服を着てたり、お尻の割れ目を微妙に見せていたり。腹こわさないのかな。。まあ、それを性欲うんぬんで見てしまうのは自分が男だからか。とはいえ、自己表現のひとつと割りきることもできるといっても、みんながみんなやるとねえ。。まあ、みんながやるから逆にできるんだろうけど。。そういう意味じゃ、ヨーロッパ人も日本人も大差ない気がする。「赤信号みんなでわたれば怖くない」の心理は万国共通か。タケシはするどいよなあ。まあ、肉がはみでてるみたいな人がほとんどなんで、自分としては許可制にでもしてもらいたいんだけど。どこの国の人でも、みんな実は素っ裸で歩きたいんじゃないかなあ、できるもんなら。トイレのドアなんかもとっぱらって、垣根のない社会です！みたいなのが本音かもしれないって時々思う。ってか、そういう本音を見ない限り、異文化の人間と分かりあうなんて無理なんじゃねえのって気がする。人間の３大欲求って、けっこうシンプルかつ合理的だったりして、わりといろんなことを説明するのに便利なんだよな。表面的なタブーやルール、行動様式だけ見てるとけっこう簡単なことがわからくなったりする。自分は単純な人間だからそう思うだけなのかな。。ありゃりゃ、今日はなんか支離滅裂だ。

  2005年02月13日

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• 同居人たち

  新しいフラットに引っ越して１０日ほどになる。徐々に同居人の性格もわかってきた。同居人は２人でイギリス人とギリシャ人。インテリで基本的に親切でいい人たちだ。ただ、２人とも相当変わっている。イギリス人はお父さんが国連の職員で、子供の頃アフリカで育ったらしい。イングリッシュにもかかわらず、自分のようなマイノリティーのアジア人に対してもまったく偏見がないのはそのせいだろう。彼はLSEで途上国開発系のマスターをとった後、NGOで働いている。仕事でいつも疲れているらしく、部屋にもどると、ふぁあああ！とよく叫んでいる。。。初対面のときに、給料安いんだよな、、とこぼすあたり、不満がたまっていることが見てとれる。彼が本当にやりたいことはアフリカのドキュメンタリーをとることだ。ギリシャ人のほうはLSEのドクターに在籍している。専攻は政治学。２４歳にしてドクター２年目というから、イギリスの教育制度で最短距離を走っていることになる。すでに演習の授業をもっていて、学部生のレポートの採点などもしているから、相当優秀なんだろう。彼は日本のサブカルチャーに対してものすごい情熱を持っていて、宮崎駿の映画はほとんど全てもっている。一番のお気に入りはトトロだと言う一方で、北野武の映画も大好き。アキラやブラックジャックまで知っていて、映画版と漫画版どっちが好きだ？などと訊いてくる。アキラの映画版と漫画版の違いを知っているヨーロッパ人にはいまだかつて会ったことがない。村上春樹や北野武がヨーロッパで多少脚光をあびようとも、それは一部の識者の間の話で、基本的にヨーロッパでは日本文化はマイナー文化に属する。そんな日本文化について詳しい人はたいてい変人と相場が決まっているので、彼もおそらくそうだろう。彼は少し感情的に起伏がはげしいところがあって、ギリシャ人にはよくいるタイプだ。腹を立てると、「ファッキン」を多用しはじめるからすぐわかる。正直、苦手なタイプ。。でも、親切だし、日本文化や日本人に理解があるのはうれしい。２人とも日本人の友達がいるみたいで、自分に対しても普通に接してくれている。イギリスではこういうことはほとんどありえないので、本当にうれしい。さてさて、環境もととのったところで自分の半端な英語力をもっと上達させねば。。

  2005年02月02日

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• おいすたー

  行ってきましたよう！オイスタータウン！友達との予定があわなくて冬休みは実現しなかったが、ついに昨日行ってきた。ロンドンのVictoria station から列車で１時間２０分ほど行ったところにあるWhitstableというKentの漁港の町はオイスタータウンとも呼ばれ、生牡蠣をはじめ海の幸を安価に楽しめる。ちなみにWhitstableはホワイツテーブルではなく、フィツタブルと発音する。ヨーロッパで生牡蠣といえばフランス料理を思いうかべる人が多いと思うが、イギリスでも普通に食べられる。生で食べる習慣のないヨーロッパ人も牡蠣だけは例外のようだ。やはり牡蠣は生牡蠣に限る。このオイスタータウン一応観光地らしいのだが、見所まったくなし。特に冬はまさにオイスターをはじめとする海の幸のみのために存在している。いくつかオイスターレストランをまわったのだが、値段は店によってまちまち。なかには王室御用達とよばれる店まである。自分が行った店は一番安いところで、半ダースで4.2ポンド（約８４０円）というおどろきの安さ。２人で３ダースたのんだので一人あたり９個もたのんだことになる。ワインビネガーとレモンであっというまにたいらげた。次に行く時はしょう油を持ち込もうか。それからイギリス定番のフィッシュアンドチップスもオーダー。これもうまかった。ロンドンで食べるフィッシュアンドチップスとくらべると段違いに大きい。身がふかふかふわふわしていて口にいれると幸せ感がいっぱいになる。ふぁー、えがったー。今まで、白身魚のフライとフライドポテトに特別な名称をつけて自国の代表料理にしてしまうイギリス人の神経がイマイチわからなかったが、Whitstableで食べられるフィッシュアンドチップスはその特別な名称に値する。Whitstableは日本人の間ではほとんど知られていないし、見所のない観光地だが、魚好きの日本人にはうってつけの観光地だと思う。ロンドンから近いので日帰りで行けるし、イギリスでおいしいものを食べたい人たちにはぜひお勧め。夕方にはロンドンにもどって、今度は中華屋。普通に軽くすませようと思ったら一人当たりミニマム１０ポンドは頼まなければいけない店に入ってしまって、コースを頼むはめになった。。友達が半分ぐらいしか食べれなかったので、自分がかわりに食べた。その後ハーゲンダッツでアイス。ひたすら食べ続ける自分に友達あきれ顔。。はあ、幸せ。。食べどおしの１日っていいよね。で、翌日の今日だが、めちゃくちゃ体調がいい（気がする）。なんというかエネルギーが体のそこから沸いてくるようだ。これはオイスターのパワーか。さすが栄養の王様と言われるだけのことはある。下手なサプリメントなど到底かなわない。でも、台湾だったら毎週でも牡蠣食えるんだよな。。アジアっていいにゃ。。

  2005年01月30日

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• 新生活。

  今日から新しいフラットに住み始めた。荷物はきのうのうちにほとんど運び終えて、今日は布団などの軽い荷物のみをかかえてそのまま新フラットに入居。旧フラットに自分のかわりに住み始める人にカギを渡して、手続き全て無事終了。新フラットの話がきてから全ての作業が1週間以内で終わったので、時間的にはスムーズにことがはこんだ。まあ、内容的には決してスムーズではないのだが。。自分のかわりに入る人がたまたますぐに見つかったのが幸いだった。決断が早い人が一番最初に来てくれてよかった。きっと、とっとと新しいところに引越しなさいという天意だろう。風がふくってあるんだろうな、きっと。とはいえ、試練を課す天意もあるから要注意。なにはともあれ諸々ありがとうございます。

  2005年01月24日

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• 継続が愛をうむ？

  最近、いきつけの中華屋の店員たちと仲良くなった。中華料理屋は基本的にどこの国でも店員は愛想が悪く、自分がよく行くところも例外ではない。食べ終わった後にサンキューとこちらが言っても返事がないのは当たり前、食べてる最中に勘定をもってきたり、おつりをもってこなかったりする。イギリスのガイドブックなどを見ると、どこどこの中華屋の店員の態度が悪いとか書いてあるが、それはおそらく中国人全体のカルチャーなので特定のお店だけというわけではないと思う。最初はそんな態度が腹立たしかったが、安くてうまいので気にしないで足しげく通っていたのだ。店員たちもだんだん自分の顔をおぼえてきて、すこーしずつという感じで話しかけてくれるようになった。まあ、一人で来て２～３人前分頼んだりすることもあるので、いやでも覚えてしまうということもあるのだが。。今ではすっかりなじみになって、行くとお茶をサービスしてくれる。また、自分が財布をテーブルの上におくまでは決して勘定を持ってこない。かたよった商売してるなー、とも思うが、けっこううれしい。学校のサンドイッチ屋でも店員に顔を覚えてもらっていて、閉店間際に行くと、賞味期限の最終日の品だからといって、タダでサンドイッチをわけてもらったりしている。こういうのもやっぱりうれしい。人間、慣れってけっこう大切だと思う。キライな相手でも頻繁に会うとそれほどキライじゃなくなる。逆にどんなに好きでも会わないとだんだん感情が薄れていく。中華屋にしてもサンドイッチ屋にしても自分はかなり頻繁に顔を出すので、次第に親近感が生まれていくんだろう。というわけで、気になる人がいたら、ソフトなコンタクトを繰り返すのがカギかもしません。。。☆

  2005年01月23日

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• 引越し決定！

  大学の友達の紹介で新しいフラットに移ることが決定。今度のフラットはイギリス人とギリシャ人とのシェアになる。週の初めに話が来て、おととい移ることが正式に決まって明日引っ越すという急な展開。。今住んでいるフラットは、出て行くときにかわりに新しく入る人を見つけないとディポジットがもどってこない。移る話が決まってすぐにネットや日本食材店その他にフラットメイト募集の広告を張る。運良くその翌日にネットで募集を見たとの電話があり、その日のうちに見学にきてもらって、決めてもらった。展開がはやいはやい。新しく入るフラットはQueens way というところにあって、ジュリアロバーツ主演の映画でおなじみのNottinghill gateの近くだ。家賃が少し高くなってしまうものの、3人だけでシェアするのでもうお風呂の順番を気にすることもない。また、今回は公募ではなく友達の紹介なので、フラットメイトはおかしな人ではない（ことを祈る）。すくなくてもアジア人に偏見がある人たちではなさそうだ。そして何より男どおしなので話がはやい。無論、自分はホモではないが、女の子と仲間になるのは色んな意味で難しい。。フラットシェアでは協力できないことが一番のコストなのでそういうのは困る。幸い学校のロッカーが空いていて、重いものはそこにあずけておいたので、明日の移動は比較的楽に進みそうだ。というか楽に進みますように。

  2005年01月22日

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• ロンドンでの部屋探し。。

  高いポンドと不動産バブルのため、ロンドンで部屋を借りるとなるとかなり高くつく。東京よりも住宅事情は悪い。冒頭にもあるように自分は6人で風呂トイレキッチン共有の部屋に住んでいるが、それでも、家賃は月330ポンド（6万6千円ほど）で、公共料金を別に払わなくてはならない。ロンドンで日本でいう風呂トイレキッチンのついたワンルームを借りようと思ったら、中心から離れていても12万以上は覚悟しなくてはいけない。そんな部屋に住んでいる日本人はたいてい企業や国などの機関から派遣されて来た駐在員の人たちなどだ。ちなみにうちの大学のドクターにいる某アジア系の研究所から派遣されて来た人は手当がでて月20万円ぐらいの部屋に住んでいる。。学生のほとんどは自分のような暮らしをしているものだ。もっとも学生寮の場合はいくぶん安く、風呂トイレがついてロンドンの中心というロケーションの部屋でも月360ポンド（7万2千円ぐらい）だ。外見上のコストパフォーマンスは学生寮が一番だと思う。とはいえ、ここでもキッチンは共有。学生の個人での部屋探しは基本的に不動産屋を使わない。というのも、不動産屋が扱うのは、ハウスや2部屋以上のフラット（アパート）を借りる契約ばかりだからだ。誰かが代表してそういった物件を契約して、空いている部屋に関して親しい友達に住んでもらうか、フラットメイトを学校や飲食店・スーパーなどの掲示板に広告を出して募集するというのが一般的な形だと思う。そういった情報を専門にあつかう雑誌やネットの掲示板もある。それから、家族で住んでいるのだけど、部屋がひとつふたつ空いているという場合に、あまっている部屋を人に貸すということもままある。そういった物件を仲介する不動産屋もあるがマージンがあるため当然高い上、悪質な業者もけっこういて個人での契約よりもトラブルが多い。部屋探しは個人の募集に応募することが一番メジャーな方法だと思う。メンドウな契約書の作成や日本であるような礼金などはないため、イギリスでの引越しは楽である。問題は赤の他人とプライベートな空間を共有することで発生するトラブルである。しかも、うちのフラットメイトはほとんどが女性なので、気を使うことが多い。というか、バスタオルまいただけの姿で廊下をうろうろするのはどうかと思うよ。パンティを廊下でほすのもやめてくれ。。日本の親御さんたちは娘を一人でイギリスなどに留学させるときはこういっったことをちゃんと考えたほうがいい。あまり書く気はないが、イギリスに限らず、外国に出ると、環境の変化から国籍・男女を問わずけっこう何でもありになってしまう。。まあ、国内でもけっこうなんでもありなんですが。。。はあ、新しい部屋みつけてとっとと出よっと。

  2005年01月14日

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• 人種のかべ。

  なんて重いテーマをかかげて差別がどうだ、なんて言うつもりはない。ただ、最近少し気になっている人たちがいる。インド人などの南アジア系の人たちだ。彼らは英語に関してネイティブだし、基本的に気さくでフレンドリーないい人たちだ。頭のいい人もたくさんいる。日本人などに対する偏見みたいなものもないし、個人的にはけっこう好きなのだ。しかし、である。どうして彼らはそんなに白い肌にあこがれるんでしょうか。。こちらに来ると、見てるこっちがむなしくなるほど、日本人や中国人などの東アジア系の女の子にアプローチをかける南アジア系の男性諸氏がたくさん見受けられる。ある日本人に振られたら次にねらうのも日本人や中国人などの東アジア系。無論、日本人と中国人とでは外見が多少似通っていてもその性格はまるっきりちがう。そして、どちらも決してやさしくはない。それでもおいすがるように南アジア男性諸氏ががんばるのはひとえにその肌の色である。彼らは本当に白い肌が好きなのだ。その理屈でいくと、欧米の女性がベストということになるが、欧米の女性だとなかなかうまくいかない。有色人種のなかでもとりわけ黒い彼らに対して根強い偏見があるからだ。そこで、日本人や中国人で代替していると思われる。日本人の我々からすれば白いとも思えなくても、彼らにしてみれば東アジア系の人たちは十分すぎるほど白い。そして欧米の女性に比べればあきらかにハードルが低い。もう、顔や性格がどうとかそういうところを通りこして、とりあえず白い肌！みたいなものすごくわかりやすい基準が彼らにあるように思える。青い目とブロンドの髪の彼女ができたらステキだにゃあ、なんて日ごろから考えてる自分が言うのも気がひけるが、彼らは少し度がすぎている。同じクラスに、インテリで外見だって決して悪くないナイスガイの南アジア人がいる。その彼でさえそうなのである。自分は個人的に彼をけっこう高く評価しているものの、ひたすらに中国人や日本人にトライする彼の姿を見ると非常に悲しくなる。なんて言うかもっと民族としての誇りが欲しい。自分としては南アジアや中東の女性のエキゾチックな魅力は世界のどこにいる女性にも勝ると思うのだが。。あ、彼らにとってはエキゾチックじゃないか。。友達の韓国人が、世界で一番美しいのは韓国の女性だ！と自信をもって断言していたが、聞いててバカバカしいと思ったものの、同時に韓国の女性はこんなことを言ってくれる男性を自分の国にもっていてつくづく幸せだとも思った。日本の男でこんなこと言う奴が一人でもいると思えない。さすがアジアのラテンと呼ばれるだけのことはある。気概として実に気持ちがいい。と、極端な一般化をしてしまったけど、実際のところ南アジア系の人たちもふくめてカップルのほとんどは同じ国の人種的に近いカップルです。南アジア系の人たちも上記のような行動をとる人はたくさんいても全体に対して大部分ではなく一部なんだと思う。ちょうど日本人女性全体に対するタクシー呼ばわりされる日本の女の子と同じぐらいの比率だろう。あ、けっこう多いかもしれない。。

  2005年01月10日

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• 月にだっていけるんだ。

  まだ冬休みなのだが、図書館と学校付属のジムはひとあし早く再開。2週間ちかく体を動かしてなかったので、さっそくプールに行ってきた。初日なので軽く流すつもりが、同じレーンで泳いでいる人が飛ばしているのに触発されて、自分もはりあってしまった。水泳を本格的にやってた人みたいでまるで相手にならなかったのだが。。むこうは、こっちがはりあってるとすらわからなかっただろう。ちなみにその人は女性でした。。水泳をやってた人の泳ぎは自分のような自己流とは全然違う。まず、体の軸がぶれず、息継ぎの間隔が長い。そして休みなしで何往復でもできる。自分も真似してみたものの、一往復めですぐに息が苦しくなってしまう。すると、軸がぶれて息継ぎの間隔も短くなってしまうのだ。フォーム以前に体力が全然違うということなのか。体力に関して、最近おもしろい記事をネットで発見した。冒険家の三浦雄一郎氏に関する特集で、彼は70歳にしてエベレスト登頂（最年長記録）に成功した人物だ。彼の101歳の父親、三浦敬三氏は今も直現役のスキーヤー。息子の三浦豪太氏はスキーでオリンピック出場を果たしている。三浦家は冒険家の一家として有名らしいが、専門家によれば、彼らの輝かしい業績は、遺伝的な要素のほかに、ハードなトレーニングと適切な食事によるところがおおきいとのこと。もって生まれた才のみならず、絶え間ない鍛錬で年齢から来るハンデを見事に跳ね返している。。雄一郎氏は７２歳にして体力は20代というおそるべき身体能力の持ち主だ。三浦親子は共に北大出身で、敬三氏は農学部、雄一郎氏は獣医学部だから、そのトレーニングや食事は理論にもとづいた科学的なものなんだろう。そもそも人間が自然に生きたら20年ぐらいしか生きられない。みずからの意思で選択し創りだした不自然で人口的な行為（食事、医療、トレーニング等）をつみかさねて限界を超えていく。科学の根底には限界を超えたいという人間の情熱がある。いやそれはそもそも生物全般の情熱なんだろう。何億年も前は生物はみな海のなかにいた単細胞生物だ。それが陸にあがり、ついには大気圏だって突破した。強力な意思が、情熱があったゆえだ。そんなことを考えるとなんだってできそうな気がしてくる。なんて、自分の当面のフィジカルの目標は女に負けない体力づくり、なんですが。。。☆三浦雄一郎氏に関するURLhttp://www.gks.co.jp/y_2001/interview/talent/miura_yu.html

  2005年01月06日

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• 2005年元旦！

  明けましておめでとうございます。みなさま今年もよろしく！いよいよ2005年スタート。とはいってもよく考えたら日付が変わっただけなんだよな。。とりあえず、今日ぐらいはアイデンティティを取り戻そうと、もちが入った年越しそばを食べた。ロンドンにいても年越しそばぐらいは食わんとねえ。長生きできますように、と。日本から遠く離れたところで独りでぐつぐつとそばを煮てるとなんとも言えない気分になる。小説家の浅田次郎氏が、留置場で年越しすることの寂しさといったら、、みたいなことをエッセイか何かで言っていたが、今なら留置場で新年を迎えたときの浅田氏の気持ちがほんのちょっぴりわかる気がする。無論、留置場はもっといやだが。さびしいけど、いい経験だと思う。自分みたいな鈍感な人間はこういう経験をしない限り家族のありがたみを認識しないと思う。当たり前だと思っていたものがけっこう当たり前じゃなかったりする。思い上がってたなあ、とつくづく思う。そうそう、福島に住む祖母には年賀状を出しといた。いつもは年賀状など送らないが、海外から来る年賀状だとご近所の話のタネにでもなるだろう。ばあちゃんも長生きしますように。

  2005年01月01日

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• new year eve!

  おっとと、もう３１日か。ちなみにこちらはまだ昼前です。イギリスでは大晦日をnew year eve と呼ぶ。これはchristmas eve と同じ感覚だ。みんながおうちに引き篭もっていたクリスマスと違って、今日はどんちゃんとさわぐのがしきたり（？）らしい。Tube(地下鉄)も深夜運転して、人々は夜の街を俳諧する。花火も上がる。そして、おどろくことに行きかう人どおしでキスしても良い（ということになっている）。。前回の滞在時、イギリス人にならって、new year eve の夜の街を友達数人と歩きながら新年を迎えたところ、歩いている途中、一緒にいた女の子が見知らぬ野郎に抱きかかえられそうになった。。日本人の女の子は特に狙われそうだ。今回は学生寮にいた前回と違って友達が近くにいないから、new year eve の夜を俳諧することはなさそうだ。とりあえず、日本食材店でモチと年越しそばを買ってきたので、日本流の越年をしよう。で、今年の反省をいくつか。まず、意思決定に時間がかかりすぎた。再渡英を決めたのは飛行機に乗る１週間前だった気がする。おかげで住む場所等を決めるのにあわただしくなって、体調をこわした。来年は、即決断、即実行！時間の余裕はそこから生まれる。次に、自分をつくりすぎた。そのせいで、余計なストレスがかかったと思う。怒りを抑えて、いやなことをいやだと最初に言わなかったばっかりに、グループプレゼンで余計な負担を強いられたり、クレジットカードを貸せなどというわけのわからん頼みごとをされたり。。。結局、最終的に怒りが頂点に達して、いやだとはっきり拒絶することになるのだが、どうせ拒絶することになるなら、最初に自分の気持ちを伝えていれば怒りが頂点に達するようなことはなかった。怒るってけっこうエネルギーがいる。そんなエネルギーがあったらもっとクリエイティブなところで使ったほうが良い。正直は最高の戦略と誰かが言ったような。。もっと正直でいいや、というのが結論。あと、夜食を食いすぎた。。夜中に腹が減ってついつい食べすぎる。おかげで、翌朝めちゃくちゃ胃がしんどいことがよくあった。夜食をとらなきゃならんのは、やることをあとのばしにしている証拠。タイムマネジメントができていない。とっととやることやってはやく寝よう。これが一番むずかしいな。はあ。最後に、ビビりすぎた。再渡英決断に時間がかかったのも、ビビりすぎたのが原因だ。不安は先手を打つために必要なストレスらしいが、過度に不安になると、何もできなくなってしまう。コワイと思うのはしょうがないが、ビビるのはダメ！来年はもっと良い年にしよ。

  2004年12月31日

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• 人！人！人！

  25、26日はほとんど完全に街の機能がとまっていたが、27日の今日から復活。クリスマスセールも今日あたりから本格的にはじまる。１年に１度、この時期に行われる大規模なセールはイギリスの名物のひとつだ。おもにアパレル関係の商品がいっせいに値下げされて、50％引きの商品がそこらにならぶ。この時期にいっきに在庫を処分してしまうのだ。まあ、安いといっても普段よっぽど利益をのせているということもあるのだろうが。。イギリスに観光に来る人のなかには、この時期にねらって来てショッピングを楽しむという人もいる。それにしても、みんなクリスマスがよっぽどヒマでしょうがなかったのか、街には人があふれんばかり。なんだ、やっぱりイギリス人だって退屈に感じてたんだ、とややホッとする。やっぱりおんなじ人間だ。自分も友達とショッピングにでかけたものの、どのお店に行っても人の山で、レジの前の長蛇の列にすっかり買う気をそがれた。こんなに反動があるんなら、クリスマスに極端に街の機能を停止するのはどうかなあ、と思ってしまう。文化と言ってしまえば身もふたもないが、実際みんな退屈でしょうがなかったからこそ、クリスマス直後の街は人でごったがえすのだ。とはいえ、日本も昔は正月の三が日はお店なんてどこもやってなかった。変化したのは時代の要請か。イギリスもいずれ変わるかもしれない。あきらかにクリスマス前後の極端な機能停止はイギリス人も歓迎してない感じだ。それはそうと、東南アジアをおそった津波のニュースがこっちでも大々的に取り上げられている。スリランカなどのイギリスの旧植民地が被害にあったからか。オーストラリアなどはかなりの規模の額の寄付をまっさきに表明したらしいが、日本は名前さえでてこない。ただ単にこっちのメディアが報道し忘れたのか。日本のやることが遅いのか。どちらにしても、こういうときに迅速に対応してそれをアピールできないと、国際的な信頼は得られない。日本の外交べたはこういうところにもあらわれる。東南アジアには個人的に特別な思い入れがある。地域の一刻もはやい回復を望む。

  2004年12月27日

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• １２月２４日！

  ふう、まだこっちは２３日だけど、日本は２４日だな。ちなみに自分にとって２４日はクリスマスイヴではない。世間がなんと言おうとクリスマスイヴではないのである。というのも、実は、自分の誕生日なのですよ、このクリスマスイヴとか呼ばれている日は。ていうか、キリストが生まれたのは25日だろう。なんで24日にさわぐんだ。クリスマスなんだからクリスマスに祝えばいいじゃん。よりにもよっておれが生まれた日に前倒しすることはないだろう。おかげで、子供のころは誕生日にクリスマスツリーを飾るもんだと思っていた。バースデーケーキにはなぜかサンタがのっている。友達の誕生会に呼ばれて、あれ、クリスマスツリーはないの？などというまぬけな質問をしたことさえある。無論、誕生日プレゼントをもらってもクリスマスプレゼントはもらえない。同じ日にふたつもプレゼントを与えるほど太っ腹な両親ではない。というか、普通の子供は１年に２回おおきなプレゼントがあると知ったのはだいぶ後になってからだ。大人になっても不愉快なことは変わらない。この日に一緒に祝う相手がいないとダメージは通常の倍である。なにせ誕生日もクリスマスも同時に独りなのだから。だいたい、この時期はなぜか悪いことが多い。もう３回連続でこの時期独りだ。まあ、人生の大半が独りなのだが。。４年前のクリスマスは独りじゃなかった。。。それでもハッピーなのはつかの間だ。２０日ごろから毎日のように同じお店に通い、どのプレゼントだったら喜んでもらえるか必死に考えてうろうろしていた自分。２４日当日になってようやく店員さんに、あの、いつもいらっしゃってますよね、などと声をかけられてなんとかプレゼントを決めた自分。そしてその３日後に、妙に明るい声で、別れましょ♪と電話で告げられた自分。っていうか、そういうの金使わせる前に言おうよ。。自分の誕生日に相手にクリスマスプレゼントを贈らなきゃいけないこっちに身にもなってほしい。。その翌年のクリスマスはイギリスにいた。友達はみな実家に帰り、独りでろうそくに火をつけて喜んでいたのを覚えている。その翌年のクリスマスはタイのバンコクで病院のベッドの上にいた。屋台で食ったシーフードが当たって３日ほど入院していた。点滴につながれながら見たバンコクの夜景は忘れない。去年のクリスマスは親知らずを抜いたときに処方された抗生剤が体に合わずダウン。食べたもはすべて水のように流れ２、３ヶ月苦しんだ。で、今年。ろうそく、買ってこよう。。どうもジーザスとは相性が悪い。はいはい、とっととレポート終わらせますよう。。

  2004年12月24日

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• クリスマスぅ。。

  ビザの申請に必要な書類を発行してもらえた。。よ、よかった。これで日本に帰った場合、大使館で申請ができる。念のため日本のイギリス大使館のHPで開館状況を調べたところ、ところどころで休みがあるものの、基本的にバケーションはないみたいだ。日本にあるとイギリス大使館でもちゃんと仕事するんだ。。まあ、日本人のスタッフがたくさんはいっているしな。とはいえ、レポート３本のうち２本については８０％、１本は３０％未満という状況。帰国するかどうかは微妙だ。もう一本を８０％まで仕上げて帰国中にチェックするという手もあるが、どうしよう。。それに日本もイギリス同様寒いんだよな。。どうせならもっと暖かいところでのんびりしたいなり。。ところで、昨日はpicadily circusで買い物をした帰り、regent streetのクリスマスデコレーションを見て歩いた。こちらのクリスマスは本場だけあって街中がクリスマスのイルミネーションでいっぱいになるが、regent streetは特にそのイルミネーションが美しい。日本でいったら代官山みたいな感じか。レンガの古い建物もイルミネーションに照らされて子供のころに親しんだ絵本の世界みたいだ。古くて味わいあるヨーロッパ特有の街並みも、普段はすっかり慣れきってしまって、こんな古くて小さい建物だから家賃だって高いんだ、とっとと壊してもっと高いビルにしたらいいのに、と思ってしまうが、この時期ばかりは別だ。ああ、やっぱりいいなあ、味あるなあ、と思う。さてさて、明日から３日ほど街の機能は完全にストップだ。デパートはもちろん、スーパーも休み。交通機関のほとんどがほぼストップ。地下鉄もストを打つとか言ってたっけ。学校の図書館だって明日から１月３日まで使えない。学校付属のフィットネスジムも休み。ほとんどの人が実家に帰ってのんびりする。。うーむ。

  2004年12月23日

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• This is Great Britain!

  もしかしたら日本に帰れるかもしれないので、ビザ申請のための証明書を発行してもらうために大学の事務局（registryと言います）へ。イギリス国内からビザの申請をすると直接内務省に行った場合250ポンド（約5万円）、郵送だと155ポンド（約3万１千円）もかかってしまう。以前は無料だったが、去年の12月ごろから制度が変わって有料になってしまったのだ。大学の授業料だって非EU圏の学生はEU圏の学生の3倍以上払わねばならんし、つくづくよそものにきびしい国である。日本に来るイギリスの学生にも同じ仕打ちをしたらいいのに。。って、そんなことしたら日本みたいなマイナーな国に来るイギリス人はいなくなるか。まあ、それはそれでいっこうにかまわんが。で、事務局へ。必要書類の発行をお願いする。すると、URLの書かれた紙を差し出され、「ここにアクセスして証明書をダウンロードしてもってきて。あとはこっちでスタンプおしてサインするから」おおー、なんか新しいことはじめてる！って、本当に機能するんかなー。心配になって同じ建物にあるwelfare officer(WO)のところへ相談へ。welfare officerとはエラソウな肩書きだがなんのことはない、学生生活全般のアドバイスをしてくれる相談相手だ。ビザ関係の相談もできる。WOによって頼りになる人と頼りにならない人がいることが難点なのだが。。。ダン: あのー、ビザの申請の相談なんすけど。。さっき事務に行ったらURLの書かれた紙渡されてここにアクセスしろって。。ホントに大丈夫なんすかねー？WO:「えー、URLぅ？そんなことはじめたのね！知らなかったわ。」ダン：（マジかよ。。）　　　　あのう、じゃ、大丈夫かわからないんすか？WO：「大丈夫じゃないわね！絶対！だってそもそも今この建物にあるコンピューターが全てダウンしてデータベースが一切機能しない状態にあるんですもの！」ダン：（事務所の野郎！知っててURLにアクセスしろなんてほざきやがったな。。）WO：「まったく事務の人たちもしょうがないわね！コンピューターは今日の午後には復旧すると思うけど、念のため、プリントアウトじゃなくてハンドライティングで紙に書いた証明書を発行するよう私から話をつけるわ！」と、目の前で電話をしてくれた。おお、これはいいWOに当たったぞ。で、念のためWOからもらったメモを持参して再び事務局へ。ダン：「あのう、コンピューター、ダウンしてるそうじゃないですか。。ぼく、クリスマス前後ぐらいまでにおうちに帰りたいんで、とにかく早急に発行してもらいたいんですけど」事務：「何あんた、自分でわかってるんじゃないの。PC動かないの！データベースも全然ダメなの！発行なんて1月になるわよ、1月！」ダン：（て、てめえら、さっきWOからの電話は誰が取ったんだ！）「いえ、そのう、コンピューターは今日か明日には復旧するんですよね。。。」事務：「だーかーら、言ってるでしょう、今コンピュータ動かないって！動かないの？わかる？」ダン：（て、てめえ。。おれが英語わからないと思ってやがるな。。ってかお前こそわかってねえじゃねえか。。）「わかってますって！コンピューターが動かずデータベースも使えないんでしょう。それはわかりましたぁ！でも、コンピューターは午後か明日には復旧する。書類の発行がどうして1月までかかるんですかあ？」事務「・・・」ダン：「WOにここに来て証明書をすぐに発行してもらえというアドバイスをもらってます！これはWOが書いてくれたメモです。そう書いてあるでしょう！」と言ってメモを見せる。事務「ちょ、ちょっとcarol(上役の名前)に聞いてくるわ。。。」で、数分後。事務「そうね、手書きで発行してスタンプとサインを加えるという手があるわね。それにコンピューターが回復したらすぐ発行できるはずだから木曜にまた来てくれる？手書きなら今あげらるけどあなたもプリントアウトのほうがいいでしょ？」ダン：（よ、ようやく当初に目的が達成される。。）「Yes! Yes! Yes! Definately agree!!! Thank you very much indeed!!!(もっちろんですよう！心から大感謝です！)」で、事務所を後にしたわけだが、よく考えたら、彼女らの言うとおりに木曜に取りに行って大丈夫なものか。。木曜になってもコンピュータが復旧しないことはありえるし、担当者がいないとほざかれる可能性もある。木曜が終われば事務所もバケーションに入ってしまう。そうなれば完全にアウトだ。うう、やはり手書きでもいいからその場で書類をもらうべきだった。。と道々後悔する。こんなこと書くと心配しすぎだと思われるかもしれないが、この国では決してそうでないのである。で、別のキャンパスにある図書館に移動。すると、扉がしまっている。おかしい。今日は開いてるはずなのに。。すると係りの人がやってきて、「今日は停電で全館使えない。他の図書館利用してください」ダン　「えー、明日は大丈夫なんでしょうね？」係りの人　「さあ、なんとも。。来る前に電話して確かめてください。はい、これ学校の電話番号です」ダン「・・・」ってな具合である。これがイギリスという国で働く人間の日常的な対応である。何も国立大学だから日本の公務員同様非効率な仕事をしている、というわけではない。大学に限らず万事が万事この調子だ。イギリスに対して良いイメージを持っている日本人はたくさんいると思うが、こういうイギリスを知っている人はあんまりいない。実際、これこそがGreat Britain!なのである。いったい何がGreatなんだか。。ロンドンの街を走っているバスのなかには扉がないバスだってある。信号でとまっているバスに、入り口が開いているのをいいことに、そのままのる人だっている（自分のことですが。。）。レポートの進度も遅いしどうなることやら。別に日本帰国はどうでもいいけど、クリスマスぐらいヨーロッパを出たいよ。。

  2004年12月21日

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• キム。。

  高校の時の友達の話だ。名をキムラという。彼のクラスメートに在日韓国人がいたらしい。その在日の人は、高校生のある日まで自分が韓国籍であることを知らなかった。彼の父親が、ある日突然彼に、彼が日本人でないことを告げたらしい。彼の日本名は鈴木（仮名）というが実は李（仮名）という名前が戸籍上の名前なんだ、ということも知って、その李君はずいぶんなやんだらしい。数日間悩んだ末ついに意を決して、彼が仲良くしていたクラスメートの数人（含むキムラ）を集めてカミングアウトした。「おれ、実は日本人じゃなくて韓国人なんだ。。名前も鈴木じゃなくって李っていうんだ。。」集められた友達は瞬間言葉を失ったという。それは韓国人に対する偏見とかそういうものではなくて、高校生という子供にいきなりアイデンティティにかかわる問題を提起したところで反応のしようがないといったところだろう。ただ、とりあえず、本人がものすごく深刻な問題だと捉えている以上、雰囲気は重く深刻になる。おもいがけない非日常に一同沈黙してしまって数秒が流れたその瞬間、キムラが沈黙を破った、「し、心配すんなー！おれもキム（ラ）だぜー！」一同驚愕（ば、ばかか、こいつは。。）キムラは基本的には良い奴なのだが、重い空気に耐えられないタイプなのである。彼なりに気を使った末の冗談だった。しかし、李君「ええ！！ホントなの！？」さすがに李君はこの空気で冗談を言う人間など想像だにしていなかったのだろう。キムラ：「え、いや、その、キ、キムラだから。。」とりあえず、一同の一人がものすごいツッコミをキムラの頭にいれて事なき（？）を得たらしい。これは大学に入ったときに聞いた話だ。あのころはそんな笑い話もあるんだなあ、ぐらいに聞いていたが、今考えると、パスポートの記載内容を深刻に受け止めなきゃならない環境なんだよなあ、と思う。孫正義が高校生という若さでアメリカにわたった理由のひとつにアメリカという環境なら韓国人として生きて行けるということがあったらしい。マイノリティーとして生きる、漠然と海外生活にあこがれていただけのころはまるで考えていなかった。でも、実際に住んでみて、それなりのトラブルを体験するとマイノリティーを実感する。学校でも病院でも何かの交渉の時でもここでは自分は彼らと同等ではない。気分は悪い。でも良い経験だ。その状況で工夫しようとするからだ。「がんばる」だけでなんとかなる環境ではたいした成長は望めない。がんばるプラスアルファが要求される環境で人間は変われるんだと思う。ギャップ、ハンデ、制約はエネルギーと創意工夫のもと。って、青い目の彼女が欲しいだけなんですが。。

  2004年12月19日

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• 火災報知器ならしちゃった。。

  やってしまった。。図書館のfire alarm(火災報知器)を鳴らしてしまった。鳴らしたといっても、日本の火災報知器のように押して反応するそれではないので、意図的にやったわけではない。図書館には飲食物は持ち込み禁止、水のみが許される。水がいいんならお湯もいいはずだ、hot waterっていうじゃん、と自分は家でお湯をわかして自前の水筒に持参。で、図書館の自習室でとくとくと湯をコップにそそいだ１０秒後。じりりりりり！！！な、なんじゃー！そうなのである。熱に反応するんだよ。湯気たくさんでてたしね。ハイテクだなあ、イギリスのくせに。妙に関心しつつ、いそいそとついだお湯を水筒に戻す。まわりで勉強してた数人が原因を察知して冷たい視線を自分に送る。き、気まずいなり。とりあえず、なんで火災報知器がなったんだろう、まったくしょうがないなー、という顔をして知らん振り。火災報知器が鳴っている以上、図書館にいるすべての人間は外に一時避難しなくてはならない。。めちゃくちゃ迷惑をかけていることは承知しているものの、どうしようもない。知らん顔するのが一番だ。約一名ものすごい目でにらんでくる人がいたので、にっこりスマイルで返してあげた。笑顔ってすてき。いそいそと外に出て、別の図書館に移動。。飲食代を節約しようと水筒持参にしたが思わぬところで落とし穴があったものだ。これから気をつけよう。

  2004年12月18日

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• 宗教？

  自分は健康オタクである。ブックマークには言うまでもなく「あるある大辞典」のHPをのせて、ひまさえあれば「健康」や「東洋医学」等の検索ワードを検索エンジンにかけて喜んでいるような人間である。酒もタバコもやらず、お茶だって飲まない。水泳、足ツボ、気孔、丹田式呼吸法、漢方薬、コエンザイムQ１０を試している。日本にいたころはこれに野菜ジュースが加わっていたものだ。しかし、これだけ試すといったいどれが効いていてどれが効いていないのかさっぱりわからない。わかったことと言えば、信じてやったほうがより効いた気がする、効いた気がすればとりあえず気分がいい、ということぐらいだ。しかし、この気分がいい、というのが何よりも重要なのである。というのも、体を壊す時は決まってかなりのストレスにさらされているときだからだ。多少のアルコールやニコチンの害などストレスが与えるそれに比べたらたいしたことはないのかもしれない、と思う。だからみんな体に悪いことを承知でそれらの嗜好品を楽しんでいるのではなかろうか。自分も以前はタバコも酒も多いに楽しんでいたが、３年前に体を壊したことをきっかけに一切やめた。以来健康オタクに変身したが、それで多少体が丈夫になったものの、依然として、風邪はひくし、疲れがとれず集中力に欠くこともおおい。結局のところ、フィジカルな部分で完全に不安要素を取り除くことなど不可能で、多少の体調の不良は気合と根性で克服されるしかない、という結論にいたっている。ガン患者の人たちも病気に対して戦う気持ちでいる場合のほうが延命期間が長いらしい。気持ちの持ちようは重要なのである。ただ、よし、じゃあ、前向きな気持ちで行くぞ、気合だ、根性だ、と思って簡単にそういう気持ちを維持できるか、と言えば、かなり難しい。そう思えるだけの裏づけが必要なのだ。スポーツ選手がオーバーワークしやすいのは不安要素をかき消すための裏づけを求めているからに他ならない。大きなプレッシャーのもとでは、人によっては自らの体を壊してしまうぐらい、前向きな気分を自ら創り出すのは難しいのである。じゃあ、どうすればいいのか、と言えば、自分の場合、もうバカみたいに信じることにしている。理詰めで行くといとも簡単に崩壊する。とりあえず信じてやってみる。ひたすら自己暗示をかける。これは絶対に体に良い、こんなに体に良いことをやってる、だからこの程度のワークロードで体を壊すはずがない、みたいな感じである。もうほとんど宗教だ。いろいろ理屈をつけたところで最終的にはこの手の宗教を信じられるかどうか、につきる。あ、でも、実は、自分の場合、うまいもん食うことが一番大事です。はい。

  2004年12月17日

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• うまいもん食いてえ！

  ううむ、レポートの進度極めて遅し。どうしてもクリスマス前までに終わらせてどっかに行きたいのに。同じコースにいる人たちのほとんどは冬休みは実家に帰るみたいだ。もっとも彼らの場合、ほとんどがイギリスもしくはヨーロッパ諸国から来ているから時間的にも金銭的にも帰省が楽なのだ。。それにしても、みんな自分のようにレポートに苦しんでいる様子がない。自分もスイスイと終わらせたいよ。フラットメイトに冬休みの予定を訊かれ、クリスマスバケーションでもお前は勉強するのか？と驚かれたが、そんなことは関係ない、おれは仏教徒だぜ！と答えておいた。。実はただノロイだけ。。冬休みの予定がないわけではない。仮にレポートがクリスマス前に終わらずにイギリスに釘付けになったとしても、日帰りで行きたいところがある。オイスタータウンだ。ロンドンから１時間ほどで行ける漁港なのだが、そこで食べれる生牡蠣が最高にうまいらしい。イギリスは食事がまずくて有名だが、食材そのものは決して悪くない。イギリス人に作らせるからまずくなるだけだ。パスタ、パン、チーズ、アスパラガス、スモークサーモンに関して言えば日本よりも絶対にうまい！生牡蠣はまだ試していないが、漁港で食べるそれは相当うまいらしい。念のため金持ちロシア人に牡蠣について訊いたら、予想通り、「ロンドンではダメだ、漁港まで行け」とアドバイスを受けた。やっぱ金持ちはグルメだから、そういうことに詳しいよなー。ちなみに彼は冬休みは２週間ほど家族といっしょにタイのチュンマイですごすとか。うらやましいぞ！というわけでオイスタータウンには必ず行く。

  2004年12月14日

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• クレジットカード。。

  香港人の友達（？）からお願いごと。なんでも彼が受ける試験（GRE）の試験料支払いにクレジットカードが必要なのだが、彼はクレジットカードを持っていないため自分のクレジットカードを使わせてもらいたいとのこと。欧米に留学する人間がクレジットカードを持たないで来るなんてことがありえるのだろうか、近親者のクレジットカードは使えないのか、クレジットカードでの支払いしか認めないような試験があるのか、などなど多少いぶかったものの、親しいつきあいをしているので、ストレートにはNOとは言いずらい。まったく気がすすまなかったが、お金を先にもらうこと、申し込みの手続きを自分に全てまかせてもらうこと（個人情報を守るため）の条件でいいなら自分のクレジットカードで支払いをしてもいいよ、と答えた。まさかクレジットカードの番号等を他人に教えるわけにはいかない。インターネットだと署名もなしに簡単にクレジットカードでの支払いができてしまうからだ。それにクレジットカードに関しては、以前、自分の知らない間に勝手に使われて身に覚えのない請求が来たことがある。そのときはすぐにカード会社に電話して確認してもらってリファンドされた。それ以来請求書の明細はこと細かに確認するようにしている。香港人の彼は自分の返答に対して、「いやー、会って一緒にやったほうがいいよ。」と食い下がる。セキュリティを守りたいからダメだよ、と答えると、「おれ、そういうの全然わからないから！」「まあ、とにかく会って話そう！」の一点ばり。という電話が来たのがきのう。もう、この時点で彼はダメなのである。彼は友達づきあいをして具体的に自分に利益をもたらすような人間ではないが、おもしろい男で自分はけっこう気にいっていた。だが、彼と友達づきあいをすることはもうない。一応、彼が受ける試験の内容をネットで確認したら案の定クレジットカード以外にも小切手やmoney order(郵便為替)等の支払いが認められている。彼に悪意がなかったとしても（９０％以上あるにきまっているが。。）、ろくろく調べもしないで、友達に理不尽なリスクを背負わせるような人間とは絶対に一緒にいたくない。今日も何度も電話が来たが一切無視。こっちでの生活はおもしろいことが多い。その反面、むかつくことがその倍以上ある。状況を楽しむぐらいになればいいんだろうが、まだまだその域に達するには時間がかかりそうだ。。

  2004年12月13日

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• イギリス英語？

  イギリス英語特有と言われる発音でよく言われるのは、can'tをカーントと発音することだろう。でも、イギリスでもキャントと発音することもままある。ネイティブの友達にキャントはアメリカ英語の発音だよね？と訊いたら、いや、イギリスでも普通に言うよ、との返事。というか、英語についてネイティブに聞いてもけっこう個人差があって、イギリス英語はあきらかアメリカやカナダの英語とは違うものの、こういうものだみたいな一般化は難しい。例えば、前に映画（どの映画か忘れた）で、how are you?の質問に対してvery nice!と答えてるシーンがあったので、自分もそれを使ってみたら、人によって反応が思わしくない。心配になってネイティブにvery niceじゃダメかなー？みたいに訊いてみたら、ダメダメ！そんな風に言ったら、i am a very nice person!の意味になっちゃうよ！と言われた。。他の人にも訊いたら、少し考えた後で、うーん、まあ、大丈夫だと思う。一応、意味は通るよ、との返事。また他の人は、うーん、変だ！とにかく変！ダメ！とかたくなに拒否。全体的に見て、very nice!が良くないということはわかったが、その良くない程度が人によって違うということもわかった。うーん、言葉って難しい。特に自分のようにテキストやテープで身につけた英語だと限界に直面する。あきらかな壁が目の前にあることはよくわかってるのだが、その対処法が日本でやってきたような勉強ではダメなのである。これはもうネイティブとしゃべるしかない。イギリス英語に関して、ひとつ言えるのは日本で英語教育を受けてきた人間にとっては適応しにくい英語だということ。自分の英語にしても、アメリカやカナダから来た人には通じてもイギリス人には通じないことがよくある。印象としてはカナダから来た人が一番日本人の英語をわかってくれる感じだ。そしてカナダ人の英語が一番分かりやすい。次に南アフリカやアメリカなど。イギリスが一番わかりずらい。まあ、カナダは国内にフランス語を話す地域があったりするから、外国人の英語に慣れているのかもしれない。

  2004年12月12日

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• 冬休み突入。

  今日からwinter vacation!　で、初日の今日はクリスマスコンサートに行ってきた。友達が英日混声合唱団に入っていて、そのクリスマスコンサートに招待されたのだ。教会でやるクリスマスコンサートなので、ヨーロッパらしいクリスマスコンサートだったと思う。でも、正直言うと教会って少し苦手。。あの十字架がなんかな～。コンサートそのものは悪くなかった。久しぶりにこじゃれた雰囲気を堪能した。明日から課題のレポートにかかりっきりになる。当初あきらめていたが、なんとしてもクリスマス前にかたづけてしまって、ヨーロッパを脱出したい。クォリティを少し引き換えにすれば、なんとかならなるかもしれない。

  2004年12月11日

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• 前期もそろそろ終了。

  来週で前期が終了。は、はやい。はやすぎる。留学生活の１年なんてこの調子だとあっという間だ。前回の１年はずいぶん長い気がしたけれど、今回はそれほど長く感じない。まあ、毎日のように帰りたくて帰りたくてしょうがなかったあのころとちがって、今は日本に帰りたい気持ちはほとんどないからか。なぜか今回はそれほど帰りたくならない。まあ、帰ったところで職の保証があるわけじゃないことが一番の理由か。自分がこのまま博士課程に行くことはまずない。お金の問題があるし、それ以前にもう情熱がない。それよりも開発途上国（東南アジア）にもっとダイレクトにかかわりたい。とっとと現地に行ってしまえばいいんだが、どうも考えることが多い。まあ、早い話が腰がひけてるだけなんだが。。冬休み、ビザの延長の申請もかねて日本に帰ろうと思っていたが、帰れるか微妙な状況。課題が終わりそうにない。久しぶりに充実野菜を飲みたかったがしょうがない。ま、冬休みは日本食材店で買った材料で雑煮でも作るか。。

  2004年12月04日

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• スリに遭遇。。

  スリにやられそうになってしまった。携帯ラジオを買おうとお店のなかでカタログを見ていたら、自分の上着のポケットになぜか他人の手が！おどろいて振り向くと中東系か南欧系とおぼしき男が、「no problem, no problem」と言いながら、そ知らぬ素振り。な、何だお前！今お前の手がおれのポケットに入ってただろ！「だからどうした？なんか無くなったか？」何もなくなっているわけがない。スリが手をつっこんだポケットにはプラスチックのメガネケースがあっただけで、触れた瞬間貴重品ではないとわかる代物だ。ものが無くなってなければ彼がスリである証拠はなにひとつない。シラを切られたらそれまでだ。一瞬、security!と絶叫しかけたが、同時に刺される可能性が頭をよぎり、出かけた声を抑えた。数秒間、無言でにらみあい。スリはめんどくさそうな顔をしてすたすた店内を歩き出した。うろつくスリをにらんでいたら、横にいた男が、わけのわからん言葉でさかんに話しかけてくる。男にふりむいた間にスリは自分の視界から消えた。ああ、こいつらグルだ！関わりをさけようと急いで店を出た。下手なことをして報復されたらたまったものではない。自分にスキがあったのだろうか。２年ぶりにロンドンに来てそろそろ３ヶ月。慣れたせいか、気がぬけたところもあったかもしれない。気をつけねば。とりあえず、自分の財布がなくならず、無事におうちに帰れたことに感謝。そう、イギリスにいるってことはこういうリスクとつきあうってことでもあるんだ。前にひどい目にあってるのに最近忘れてたよ。。

  2004年11月25日

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• 日本通の香港人とメシ。

  香港人のエリック君とメシ。彼は日本と韓国に留学経験があって、広東語、北京語、日本語、韓国語、英語が話せる。専攻はアジア政治史。彼とは日本語で話してまったく問題ないのだが、自分がネイティブのアドバンテージでしゃべってしまうと会話が一方通行になりやすいので基本的にコミュニケーションは英語にしている。彼は相当の日本通で日本のことがかなり好きな様子。昔ヤンキースにいたソリアーノがその昔日本の広島カープにいたことを知ってる香港人は彼ぐらいだ。。また、彼はそうとう韓国を嫌っており、「冬のソナタのどこがいいんだ！だいたい視聴率が５０％超えたとかいってるけど、韓国が発表する数字はGDPでさえうそなんだ！韓国が発表する数字はどれも信用しちゃいけないよ！」いや、まあ、そういうこともありそうですが。。「おれは野球ファンで韓国のプロ野球もよく見たけれど、ありゃ日本の高校野球より少しマシな程度だね！」そういやロッテに来た韓国のホームラン王ってあんま活躍してないな。。「日本で韓国の芸能人が人気でてきたのは確かだけど、韓国じゃ、ぺヨンジュンが日本でキムタクと並ぶ人気だって報道されてるんだ！」それぐらいはまあ予想していますが。。。「日本は植民地時代いいこともしたんだ！たとえば、イギリスは植民地の現地人にパスポートは絶対に与えない。おれがもってるパスポートだって、British Natinal Overseasって書いてあるけど、これはイギリスの市民って意味じゃないんだ！その点日本は植民地時代ちゃんと現地人にパスポートを与えてた！」コ、コメント不能。。日本については、「石原さー、やっぱ三国人って言っちゃだめだろう！大衆をひきつけるのがほんとうまいよ！カジノなんてばかばかしい！」「うわー、カラオケ行きてー、おれ福山歌うんだようね！バッティングセンターも行きてー、なんであんなにいいものがイギリスにないんだ！」あるわけないよ。。とまあ、こんな具合に彼はアジアについてよく勉強しているのである。将来はドクターをとって研究者になるのが夢。日本の植民地政策に興味をもっているらしいが、いったいどんな論文を書くのか非常に楽しみだ。。やっぱ面白いやつ多いよ。ここ。。

  2004年11月21日

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• プレゼン完了！

  今年はじめてのプレゼン終了！２人でやるプレゼンだったが、ほとんど協力しなかったので、実質一人でやったも同然。お世辞だと思うけれど、まわりのクラスの人たちにいいプレゼンだったね、と言ってもらえた。けっこう気を使ってくれてるらしい。いつもはプレゼンをするとなると、かなりナーバスになるのだが、今回は緊張したもののいつもよりは緊張しなかった。これは、プレゼン前にプールで泳いでリラックスしたことと、普段なかなか発言できないので、よっぽどたまっていたことによるんだと思う。久しぶりに単独でたくさんしゃべらせてもらえてすっきりした。さえぎられることなくしゃべるのは実に気分がいい。最近、コースにいる欧米系の人たちと少しずつ話せるようになってきたのがうれしい。アジア系の人とは普通にしゃべるのだけれど、欧米系の男は自分のことをけっこう警戒しているみたいで、なかなか話しかけてこない。その点、女の子のほうが、異文化に対する抵抗が少ないのかけっこうフレンドリーだ。それにしてもこっちの文化ってしゃべりはじめがほんと楽だ。顔見知りだったら、一度も話したことなくても、目があったときに、ニコって笑って、Hi!って言ってしまえばけっこう自然にコミュニケーションが始まる。日本語だとけっこうおたがいにゆずりあうというか、とっかかりが難しいと思う。。プレゼンが終わったあとは、お金持ちのロシア人とランチ。って、またおごろうとしやがる。。ランチはなんとか自分が払ってかわしたものの、その後に入った喫茶店（NERO）では彼が全部払ってしまった。うぉい！ってか、彼、おれより６歳ぐらい年下なんですが。。ううむ。。

  2004年11月15日

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• i love uk!

  うー、眠い。明日からまた授業がはじまる。。来週プレゼンだし。。まだリーディング終わってないし。。冬休みにはレポートを三つ書かねばならんし。。あー、冬休みは東南アジアでのんびりしようと思っていたけどそれはかなわなそうなり。。イギリスでクリスマス（＆誕生日）をすごすのはあまりにさびしくわびしいので、どうしても避けたかった。イギリスというか、ヨーロッパの場合、クリスマスの前後は街の機能が完全にストップしてお店はほとんどやっていない。冬のヨーロッパ特有の重たい空も拍車をかけて、街全体の雰囲気がなんとも暗いのである。これは、こちらのクリスマスが、日本と違って、恋人ではなく家族と過ごすことによるんだと思う。日本の正月のようにみんな家でのんびりするため、店を開けたところで誰もこない。というか、そんなときに働きたい人間などいない。。まあ、これはある意味健全かつ常識的な思考だと思う。イギリス１年目のときは食事にしても、気候にしても、クリスマス等の行事にしてもショックを受けることが多かったが、１度ショックを味わってしまって、今冷静に見てみると、けっこうこっちの人たちの気持ちもわかってくる。めんどうくさいことはしない。無理に責任を果たさない。まわりがどうこう言おうが気にしない。この三原則を頭に入れておくと、クリスマスに交通機関までストップしてしまうこの国の考え方が見えてくる。不便なのはいやだが、自分はこういうのけっこう好きである。うん、i love UK!

  2004年11月07日

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• お金持ちって。。

  一月ほど前、中国人の友達に誘われて卓球クラブに入会した。健康を保つためのエキササイズと友達づくりが主な目的だ。自分がやれるスポーツはサッカー、バレーボール、バドミントン、卓球、ボーリング等だが、どれも平均程度で、特にずば抜けた能力を発揮できるわけではないものの、楽しむだけなら全く問題ない。と、思って軽い気持ちで参加したら、けっこうハイレベルでやんの。。ほとんどが本格的にやってた人ばかりで、温泉卓球の延長でやってる自分などとてもたちうちできない。特に中国人の友達がおそろしくうまい。。さすが本場から来てるだけのことはある。なんでも彼のお姉さんは卓球のプロ選手だとか。ううむ。。卓球クラブ辞めて、サルサ教室にかえようかしらん。今日は図書館での勉強のあと、その卓球クラブで知り合ったロシア人の友達と中華を食った。彼はＳＯＡＳの日本語科の１年生で日本語を勉強中。１０歳のころからイギリスに住んでおり、ほとんどネイティブと変わらない英語を話す。家がよっぽど金持ちみたいで、飲みにいったり、食事に行ったりすると、必ずおごろうとする。いつもおごってもらってばかりで申しわけないので、今日は、お返しにと自分が中華をごちそうしたが、「おれがいつもおごることがどうして悪い？お返しなんてする必要ない。だっておれのほうが金もってんだぜ！」うわー、はっきり言うなあ。こりゃ、ロシアの文化なのか、彼の哲学なのか。。ちょっと悔しいぞ！その後に入ったスターバックスでは、「うーん、向かいのハーゲンダッツでアイスを買ってここで食べよう」えー、そんなー、よそのお店のモノを持ち込むなんてだめだよう！と反論したら、「ロシアでは全く問題ない。イギリスでは全く問題ないということもないが、大丈夫だ！」ま、マジっすか。。それって下手すりゃ営業妨害なんすけど。。とりあえず、日本に来たらそれはやめとけと忠告しておいた。。こっちはおもしろい奴が多いわ、ホント。

  2004年11月06日

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• 野菜ジュースについて

  うう、そろそろ１週間のショートバケーションが終わる。実は、この１week vacation はreading weekというもので、正確にはvacationではなく、進度の速い授業についていくために設けられた自習復習期間なのである。学期ごとに１回ずつあるのだが、reading とは無論文献を読むことをさす。いつも朝から晩まで図書館でひたすらreadingをしなければとても授業についていけない自分にとっては文字通りreading weekになってしまうのだが、勉強に余裕がある人たちは旅行に出たりする。自分も余裕があったときはチェコに旅行にでたりした。授業に出て、図書館にこもり、時間の合間にスウィミングプールに通う。。なんかイギリスに来ても日本にいたころとやってることがまるで変わってない。。違うことといえば、松屋ではなくマックに通い、充実野菜ではなくミネラルウォーターを飲むようになったことぐらいかもしれない。。こちらにも野菜ジュースがあるもののトマトジュースがほとんどで味がめちゃくちゃ濃い上にしょっぱい。充実野菜の絶妙なミックスにはりあえる野菜ジュースがこちらにないのである。充実野菜は伊藤園の商品なので、伊藤園のＨＰを見て調べたところ、彼らは欧州にブランチを持っていないことが判明。ドリンクなんて簡単に進出できそうなものなのに。。松屋さん、伊藤園さん、欧州進出ぜひやってください！

  2004年11月05日

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• イギリスはおいしい？

  食事がまずいことで有名なイギリスだが、たしかにその通り。しかもまずい上に高い。外で食べようと思ったら、４ポンド（８００円）以上は当たり前にする。こちらのマックは、日本のマックのように熾烈な競争相手がいるわけではないので、８０円バーガーなど売っていない。でも、全部が全部まずくて高いというわけでもなく、アジア系のお店を中心においしいご飯が食べられるお店がけっこうある。自分がよく行くのは中華とタイ料理。きのうも、友達とkings crossの近くにあるThai caffeというお店に行ってきた。タイ人がやってるお店だが、こっちの人向けの味にしているので、それほど辛くなく、パクチーがあまり効いてない。自分にとっては少しものたりないものの、ほんのりした味でけっこういける。友達とは近況を報告しあった。こっちに来た当初短期で滞在していたフラットで知り合った友達なのだけど、ロンドンで仕事が決まったとか。ワークパーミットも取れるらしいので、本人にその気はないものの、何年もこちらにいることができるらしい。彼女は理科系のマスターを持っていて、その方面で開発の実務経験があるから、それが評価されたんだと思う。専門がきちんとあれば、外国人でもこの国でやっていけるということなんだろう。自分も能力を磨いて海外で仕事がしたい。

  2004年11月04日

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• （祝）ＨＰ公開！

  楽天ＨＰ公開！ＨＰはもともともっていたけれど、友達の楽天のページが使い勝手よさそうだったので、自分も使うことにした。うーん、ってか、楽だ。楽すぎる。自分でタグを組んでＨＰを書いていたころに、ホームページビルダの簡単さに感動したものだが、Ｂｌｏｇはメール送信とほとんど変わらない。しかも、自分のようなセンスのないものもわりとクールなページがもてる。グッド！さてさて今日は１週間のショートバケーションの真っ最中。図書館に行ってそれからプールに行こうかな。

  2004年11月03日

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