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カテゴリ:母の様子
母とお別れして、早くも3回忌となりました。
特養に入所していましたが、 コロナ禍で面会制限があって、 母の最期の時には、側にいられませんでした。 母が亡くなる前日に、 特養から電話があって、最期が近付いている 様子が見られるので、面会されては いかがでしょうか、という内容でした。 いよいよか・・・と思いながら、 コロナ禍で、ご迷惑をおかけすると申し訳ない ので、面会を控えておりましたが、 早速ですが、明日の面会を お願い出来ないでしょうか? と聞いたら、 面会は、入所者様お一人につき一日一組と なっておりまして、明日は、妹さんの面会 予約となっていますので、明後日の予約と させてください、との返事でした。 それで、明後日の面会予約となりましたが、 明後日では、間に合いませんでした。 母は、電話の翌日、妹の面会が済んだ直後に 老衰の為に亡なりました。 コロナ禍になった時から覚悟していたので、 仕方ない事だ、と、自分に言い聞かせました。 用事で出かけていた夫に電話して、 車で直ぐに特養に向かいました。 車中で妹に電話しましたが、出ないので、 LINEとショートメールで連絡しました。 妹からの返信は無く、特養に着きました。 こんなにあっけなく、人の命は消えてしまう、 と、なんと表現して良いのか分からない 特別な思いがこみあげました。 いつまでも、施設に居させてもらうのは 申し訳ないので、葬儀社に連絡しました。 その後、妹からのメールの返信があり、妹も 駆けつけました。 その時も、その後も、妹は、 さっき別れたばかりなのに・・・ 最期に会ったのは私、と、 親戚に会うたびに何度も話していました。 何だか複雑でした。 あの時、言えなかった一言。 あなたの予約の為に、面会出来なくて残念に 思っているのだから・・・と言えませんでした。 今も、妹からは、母のお世話をありがとう、 お疲れ様、という、私の心に届くような 労いの言葉もないままです。 今年は三回忌で顔を合わせ、 次は七回忌で会うかもしれない・・・, 何年たっても、妹からの労いの言葉は、 無いのだろう、と複雑な思いを抱え続けるのは、 おしまいにしたい、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年09月30日 10時21分29秒
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