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カテゴリ:上海からの贈り物-大事な大事な旦那様-
今朝、テレビを見ていると、中国人の6割が、将来、日本との戦争が起こると思っているとの報道がなされていました。
主に、若い世代でそう回答する人が多かったそうです。 驚いた私は、夫に報告してみました。 「中国人の6割が、日本と戦争が起こるって思ってるらしいよ!」 すると、夫。 「そうだよ。 歴史をみても、50年くらいに一度の割合で、中国と日本は戦争してるもん。」 平然と、こう応えました。 きっと、夫は朝のたわいもない会話だと思っていたに違いありません。 歴史上、事実としてそういうころがあるのだと、簡単に考えたに違いありません。 ですが、私には全く受け入れることのできない言葉でした。 息子には、その、中国と日本の血が、流れているのです。 私は、息子に向かって言いました。 「そんなこと、お父さんが言ったら・・・。 ○○は、半分こになっちゃうね・・・・。 ○○は、一人なのに、お父さんとお母さんの子どもだから、 どうしたらいいか、わからないよね・・・。 半分こは、嫌だね・・・。」 夫は黙って聞いていました。 「○○が、まだ言葉を理解していないから、そんなことを簡単に言うのかもしれない。 でも、それは心の中で思っていることに、違いはない。 将来、そう思っていることは、何かの拍子に言葉にでてくるのだと思う。 だから、今からそんなこと、○○の前で、絶対に言ってほしくない。 お父さんとお母さんの国が、戦争するなんて・・・。 ○○の二つの母国がそんなことになるなんて・・・。 歴史がたとえそうなのであっても、親がそんなことないって、間違いなんだって、子どもに言わなくてどうするの??」 夫にも、そう言ってしまいました。 朝から、少し険悪なムードになってしまいました。 夫が、どれだけ私の受けたショックを理解してくれたのかわかりません。 ですが、言わずにはいられませんでした。 私は、日常的に親が他人を批判している家庭の子どもは、人の悪口を言うようになると思っています。 ゴミを道端に捨てる親をもつ子どもは、公共の場でもゴミを捨てることに抵抗を感じないようになると思っています。 どんなにささいなことであっても、親の一挙手一投足を、子どもは逃さず見ながら育つのだと思っています。 中国と日本。 子どもを持つ親の願いは、一つだと信じている私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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