|
カテゴリ:お母さんの好きな・・・・
今日、リンクさせていただいている、
マンション管理士 ベルモンドJFK さんの 「今日のわが子」を拝見して、思い出しました。 夏休みといえば、カキ氷ですね♪ あれは、確かまだ我が家に隠居があったので、私が中学生の時だったと思います。 夏休みのある日、寅吉じいちゃんが 「おい! 隠居に来んか?? カキ氷を食べんか!!」 そう、妹と私に声をかけてくれました。 きっと、前に買ったカキ氷機で作ってくれるのだと思い、 隠居に向かいます。 すると、寅吉じいちゃんが居る部屋から、 ちょっとカキ氷機とは違うような・・・ 不気味な音が聞こえてきます。 シャッッ・・・・ シャッッ・・・・ シャッッ・・・・・・ 何かを研いでいるような、 そんな音です・・・。 恐る恐る、襖を開けてみます・・・・。┃(;●ω┃襖┃ 「おっ!! 来たか!! もうすぐでくいぞ♪ (●´ω`)ノ~~」 そう、振り返った寅吉じいちゃんの手には、 鉋(かんな)が・・・。 はい・・・・。 あの、大工さんなんかが、木材の表面を削る時に使う、 あの、 鉋です・・・。 目がテンになる妹と私。( ゚ ゚ ; ) 「おっ・・・ ちょっと、刃が出すぎちょいけ・・・。 (「・_・)」 小さなカナヅチを持ち出して、 トントン、トントン と、微調整。 寅吉じいちゃんは、お構いなしに作業を続けています。 ビニール袋に水をいれて、予めカキ氷用にと大きな氷を作ってくれていたのでしょう。 それを、大きなボールの中に入れて、 器用にシャッッ、シャッッと削っていきます。 ですが、断然、細かくなった氷が溶けるスピードよりも遅く・・・。 ボールの中は、雪が少しだけ降った時の地面のようになっています。 寅吉じいちゃんは、 その中から、ボールに接していない山の部分の氷を取って、 ガラスの器に移してくれます。 そして、買い置きしておいたのでしょう。 緑色のメロン味、赤色のイチゴ味のシロップを持ち、 「どっちがいいか?? (o´-`)o」 私はイチゴ、妹はメロン。 「じいちゃん!! まさか、鉋でカキ氷を作るなんてっ!! びっくりしたけど、 アッタマいいよね~~~♪*´∀`)´∀`)*´∀`)*´∀`)あはは☆」 そんなことを話ながら、美味しくいただきました。 じいちゃんは、私たちをニコニコ見ながら、 自分では食べずに、 おかわりを削ってくれていたのでした。 あれ、 美味しかったなぁ~~~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お母さんの好きな・・・・] カテゴリの最新記事
|