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テーマ:楽天写真館(356044)
カテゴリ:樹木
☆ウォーキングコース(玉川上水)で見かけるヤマモモの木です。ヤマモモは、本州(関東南部・福井県以西)・四国・九州の常緑樹林に生えるヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木です。庭木や公園樹として植えられています。
☆ヤマモモは雌雄異株なので、花の時期に観察してみることにしました。これは雌株です。 ☆ヤマモモは、枝先の葉腋から穂状花序を出します。これは雌花序です。長さ約1センチで、あまり目立ちません。(2017年4月4日撮影)。 ☆雌花序は、ややまばらに多くの雌花がつきます。雌花は雌花序の先のほうから開花しており、花被はなく赤い雌蕊花柱が見えます。 ☆3日後に再び観察してみると、雌花から赤い花柱が2つに分かれて飛び出していました。6月には球形の果実が赤く熟してきます。(2017年4月7日撮影)。 ☆こちらは雄株です。枝の先に雄花序がついているのが目立ちます。 ☆雄株も、枝先の葉腋から穂状花序を出します。雄花序は長さ2~4センチで、密に多くの雄花がつきます。 ☆雄花からは花粉が出ているようです。 ☆雄花には、それぞれ5~8本の雄蕊があるそうです。それぞれの雄花には、赤紫色の葯が数個あるのがわかります。葯は2室で、縦に裂けています。 ☆ヤマモモの葉は互生し、枝の先に束状に集まっています。幼苗では葉に大きな粗い鋸歯があり、若枝でも葉に小さな鋸歯がありますが、通常は全縁で丸い葉です。 ☆ヤマモモ(山桃)の名は、山で食べられる実がなることから、また中国名「楊梅(やんめい)」からの変化とも言われているそうです。ヤマモモの花言葉は、「教訓」「一途」「ただひとりを愛する」などだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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