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テーマ:楽天写真館(356019)
カテゴリ:樹木
☆6回にわたって、雄蕊が花弁化して八重咲きになる植物を紹介してきました。今回で最終回です。八重咲きのサザンカの花です。(2015年11月3日撮影)。
☆サザンカは、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。(2016年11月23日撮影)。 ☆八重咲きのサザンカの花です。花びらの中央には、60本の雄蕊が見え、薄クリーム色の花糸の先端にある葯から花粉が出ています。中央には雌蕊花柱が見え、柱頭が3つに分かれています。(2016年11月23日撮影)。 ☆別の八重咲きのサザンカの花です。花の中央の花びらが変わった形のようなので、近づいて見ました。(2016年11月23日撮影)。 ☆中央と左側の花びらは、右端が薄クリーム色の雄蕊の花糸のように見え、先端に花粉が出ている葯があるように見えます。(2016年11月23日撮影)。 ☆別の八重咲きのサザンカの花です。やはり、花の中央の花びらが変わった形のようなので、近づいて見ました。(2016年11月23日撮影)。 ☆左側の花びらは、左端が薄クリーム色の雄蕊の花糸のように見え、先端に花粉が出ている葯があるように見えます。右側の花びらには葯が見え、花粉が出ているようです。(2016年11月23日撮影)。 ☆こちらの八重咲きのサザンカの花は、雄蕊の左右の花びらが変わっているように見えます。近づいて見ると、左右の赤い花びらの内側が雄蕊の花糸と同じような薄クリーム色です。その花糸のような部分の先端には、黄色い花粉も見えるようです。(2015年11月3日撮影)。 ☆右側の花びらです。花びらのはしが雄蕊の花糸のように見え、先端に葯があるように見えます。(2015年11月3日撮影)。 ☆左側の花びらです。花びらのはしが雄蕊の花糸のように見え、先端に花粉が出ている葯があるように見え、花粉が出ているのが見えます。これは、「雄蕊の一部が花びらのようになって八重咲きになる」ことを示しているようです。(2015年11月3日撮影)。 ☆なお、ツバキの仲間は八重化しやすく、雄蕊も花弁に変化しやすい形質があるそうです。(2015年11月3日撮影)。 ☆サザンカ(山茶花)の名は、中国語でツバキ科の木を「山茶」といい、その花を「山茶花」と称したことに由来し、「山茶」と呼ばれるのは葉がお茶のように飲料となることから「山に生える茶の木」の意味だそうです。「サザンカ」は、山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれるそうです。(2015年11月24日撮影)。 ☆サザンカの花言葉は、「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」だそうです。「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」は、寒さが強まる初冬にかけて花を咲かせることに由来するといわれているそうです。(2015年11月24日撮影)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.15 06:00:26
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