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テーマ:楽天写真館(356025)
カテゴリ:自然現象
☆8月21日から23日まで、栃木県の那須高原に行きました。新たな植物との出合いもありました。那須高原での自然観察を紹介します。宿泊先から見た雲海です。(2017年8月22日7時55分撮影)。
☆宿泊先のホームページには、「気象状況にもよりますので毎日見られるとは限りませんが、標高1,230mに位置する当館から見る雲海は絶景です。」と書かれています。 ☆この機会に、雲海ができる条件について調べてみました。「YAMA HACK登山」の記事を利用させていただきました。山や飛行機など高度の高い場所から下を見た時に、雲が海のように拡がっているのが雲海です。雲海が発生するためには、次の5つの条件が必要だそうです。 1.季節:主に春や秋。 2.時間帯:夜明け前から早朝。 3.気象:湿度が高い、放射冷却がある、無風状態、快晴。 4.気温:前夜の気温と次の日の早朝の気温に差がある。 5.場所:山間部や盆地。 ☆ウィキペディアフリー百科事典によると、「那須高原とは、栃木県北部の那須岳の南側山麓地域を言い、那須岳の標高千数百メートルの地域より東北本線、国道4号が通る標高300m辺りまで、緩やかな斜面が広がる。また、那珂川を挟んで那須野が原、那須高原の北西側は福島県の甲子高原に連なる。」とあります。標高1,230mの宿泊先から見下ろした那須高原です。(2017年8月23日9時6分撮影)。 ☆この地形は、上記の「5.場所:山間部や盆地。」という条件を満たしています。(2017年8月23日9時6分撮影)。 ☆また、雲海は、次の4つのステップで発生するそうです。 1.放射冷却などで地面が冷える。 2.地面付近の水蒸気を含む空気が冷える。 3.無風で冷えた空気が溜まる。 4.空気中の水分が飽和状態を通り越して霧ができる。 ☆那須町のホームページでの、那須町の紹介です。「那須町は、栃木県の最北端に位置し、首都東京からは約170キロメートルにあり東京から仙台間の中間に位置しています。那須連山と八溝の山並みに広がるわが町は、北西部に那須連山の主峰、茶臼岳(1915メートル)がそびえ、今なお煙を吐き続けています。その南斜面には、1380年の歴史を持つ温泉があり、日光国立公園「那須温泉郷」として観光の名所となっています。山麓地帯には、別荘地やテーマパークがあり高原地帯には、傾斜地を利用した酪農が続き、中央・東部地区には、水田地帯が広がっています。」茶臼岳9合目の那須ロープウェイ那須山頂駅から見上げた茶臼岳頂上です。(2017年8月22日14時35分撮影)。 ☆また、那須高原は、朝焼けが美しいところです。今回は見ることができませんでした。昨年10月に感動した那須高原の朝焼けです。(2016年10月3日5時20分撮影)。 ☆那須高原の朝焼けについては、「しろうと自然科学者の自然観察日記」の2016年10月12日の記事をご覧ください。 ◎那須高原の神秘的な朝焼け(2016年10月12日の日記)。 http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20161012/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.01 06:00:07
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