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テーマ:楽天写真館(356024)
カテゴリ:樹木
☆9月30日、立川市の生涯学習・たちかわ市民交流大学市民推進委員会主催の講座「散歩が楽しくなる植物観察入門3 東京の公園めぐり」の4回目「都会の公園・水辺の植物」に、共同企画者として参加しました。新たな植物との出合いもありました。上野公園での自然観察を紹介します。アキニレの木と果実です。(2017年9月30日撮影)。
☆アキニレは、本州中部地方以西の荒れ地や川岸などに自生するニレ科ニレ属の落葉高木です。幹は高さ15メートル、直径60センチにもなるそうです。公園樹や街路樹として植えられているそうです。 ☆アキニレの樹皮は、灰緑色から灰褐色で褐色の小さな皮目があり、不ぞろいな鱗片状にはがれて斑紋が残ります。 ☆アキニレの葉は互生です。葉身は、長さ2.5~5センチ、幅1~2センチの長楕円形です。 ☆アキニレの葉は革質で表面には光沢があり、先端は鈍く、基部は左右不相称です。縁には鈍い鋸歯があり、両面とも葉脈に沿って短毛があるそうですが確認できません。 ☆アキニレの花は、9月に本年枝の葉腋に両性花が4~6個ずつ集まってつくそうです。 ☆アキニレの果実は翼果で、長さ1センチほどの扁平な広楕円形です。翼には顕著な網状の脈があり、種子は長さ約5ミリの広楕円形で、翼果の中央にあります。アキニレの果実は、10~11月に成熟するそうです。 ☆地面に落下していた翼には顕著な網状の脈があの果実です。翼に顕著な網状の脈があるのがよくわかります。 ☆アキニレ(秋楡)の名は、ニレ科の樹木は多くが春に花を咲かせますが、秋に花を咲かせることから名づけられました。ニレ(楡)は、樹皮の中がねばねばしてなめらかなことから、滑れ(ぬれ)が変化して楡(にれ)となったと言われているそうです。 ☆ニレ(楡)に共通する花言葉は、「高貴」「尊厳」「威厳」「愛国心」などだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.25 05:00:15
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