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カテゴリ:樹木
☆9月30日、立川市の生涯学習・たちかわ市民交流大学市民推進委員会主催の講座「散歩が楽しくなる植物観察入門3 東京の公園めぐり」の4回目「都会の公園・水辺の植物」に、共同企画者として参加しました。新たな植物との出合いもありました。上野公園での自然観察を紹介しています。ツリバナの果実です。(2017年9月30日撮影)。
☆ツリバナは、北海道から九州の低山の山地に生えるニシキギ科ニシキギ属の落葉小高木です。樹高は、1~4メートルになります。 ☆ツリバナの本年枝は緑色で丸く平滑で、古い枝は次第に紫褐色になります。 ☆ツリバナの葉は、対生です。葉身は長さ3~10センチ、幅2~5センチの卵形または長楕円形です。 ☆ツリバナの葉は、縁に細かくて鈍い鋸歯があります。 ☆ツリバナは、5月~6月に葉腋から集散花序を下垂し、緑白色または淡紫色の花を数個~30個ほどつけます。花は直径8ミリほどで、花盤が発達しており、花弁・雄蕊・萼片は5個で、雌蕊は1個です。 ☆ツリバナの果実は、直径1センチほどの球形の蒴果(さくか)です。9~10月に紅色に熟して5つに裂けて、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が5個顔をだします。蒴果(さくか)とは、乾果(乾燥果)で裂開する果実のことです。 ☆ツリバナの果実を上から観察して見てみました。10月に近所で撮影した写真ですが、浅く5つに分かれている萼とともに、紅色に熟した果実が5つに裂けているのがよくわかります。(2017年10月8日撮影)。 ☆ツリバナの果実を下から観察して見てみました。10月に近所で撮影した写真ですが、紅色に熟した果実が5つに裂けており、橙赤色の仮種皮に包まれた5個の種子がよくわかります。(2017年10月8日撮影)。 ☆ツリバナ(吊花)の名は、長い花(果)柄の先に花や果実を吊り下げていることから名づけられました。 ☆ツリバナの花言葉は、「片思い」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.28 05:00:16
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