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テーマ:楽天写真館(356024)
カテゴリ:樹木
☆昨年10月9日から11日まで、福島県の裏磐梯に行きました。秋の裏磐梯での自然観察を紹介しています。ミツバアケビの果実です。(2017年10月10日撮影)。
☆ミツバアケビは、北海道から九州の山野にふつうに生えるアケビ科アケビ属の落葉つる性木本です。小葉が3枚なので、ミツバアケビと考えました。 ☆アケビは掌状複葉で小葉は5枚ですが、ミツバアケビは3出複葉で小葉は3枚です。ミツバアケビの小葉は長さ2~6センチ、幅1.5~4センチの卵形で、先端は少しへこみ基部は丸く、縁には大きな少数の波状鋸歯があります。 ☆ミツバアケビは、雌雄同株で、4~5月に葉腋から総状花序が斜めに垂れ下がり、花序の先端には雄花が10数個、基部側に大型の雌花が1~3個つくそうです。この果実は4個付いているように見えますが、よく見ると果柄が2本見えており、左側の3個と右側の1個のようです。 ☆ミツバアケビの果実は、長さ約10センチの長楕円形の液果で、10月に熟します。熟すと紫色を帯びて、裂開します。 ☆ミツバアケビの種子は黒褐色で、長さ4~5ミリです。 ☆ミツバアケビ(三葉木通、三葉通草)の名は、「ミツバ」は葉が3小葉であることから、「アケビ」の名は果実が熟すとぱっくりと口を開けることから「開け実」から「アケビ」に転訛したという説が一般的だそうです。漢字名の「木通」や「通草」は、ツルを利尿剤に用いることから「小水を通じる木」からの命名であるという説や、つるを切って吹くと空気が通るからという説などがあるそうです。左上に見える葉は、ミツバアケビの名前の通り3小葉です。 ☆ミツバアケビの花言葉は、「才能」「唯一の恋」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.03 05:23:51
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