|
テーマ:楽天写真館(356077)
カテゴリ:樹木
☆昨年10月9日から11日まで、福島県の裏磐梯に行きました。秋の裏磐梯での自然観察を紹介しています。ミズナラと果実です。(2017年10月10日撮影)。
☆ミズナラは、北海道から九州の山地に生えるブナ科コナラ属の落葉広葉樹です。高さ25メートル、直径1.5メートルに達します。樹皮は灰褐色で、深く不規則な裂け目があります。 ☆ミズナラの葉は互生し、枝の先に集まります。葉柄は無いか、ごく短いのがミズナラの特徴です。 ☆ミズナラの葉の葉身は倒卵状長楕円形で、基部はくさび形に狭くなり、縁には大型の鋸歯があります。全般的にコナラに似ていますが、葉は長さ8~14センチメートルと大きく、逆に葉柄は2 ミリメートル以下と短いのがミズナラの特徴です。 ☆ミズナラの堅果は卵状楕円形で長さ1.5~2.5センチメートル、濃褐色に熟し、殻斗(かくと)は椀形で小鱗片が密にあり堅果の2分の1ほどを包んでいます。 ☆ミズナラ(水楢)の名は、材に大量の水分を含み燃えにくいことから名づけられたそうです。「ナラ(楢)」は、葉が広く平らであることから「なら」、枝に残った葉が風に鳴る(ナル)ことから、若葉・若枝がしなやかなので「ナラナラ」から、若葉の軟らかいさまの「ナヨナヨ」からなどの説がありました。春の芽生えの時期に軟毛が密生している若葉を見ると、しろうと自然科学者の実感では、若葉の軟らかいさまの「ナヨナヨ」に由来すると思ってしまいます。(2016年4月8日撮影)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.25 05:30:43
コメント(0) | コメントを書く
[樹木] カテゴリの最新記事
|