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カテゴリ:樹木
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年半、連載は連続2,300回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[3]】はニシキギ科の植物で、第4回はマサキです。(2013年12月16日撮影)。
☆マサキは、北海道南部以南の海岸の林に自生するニシキギ科ニシキギ属の常緑低木です。刈込に強く枝や葉が密生することから、生垣や庭木としても植えられています。(2012年12月8日撮影)。 ☆マサキの葉は対生し、楕円形で、縁には浅い鋸歯があります。(2012年12月8日撮影)。 ☆マサキは、葉腋から集散花序を出し、黄緑色または緑白色の花を7~15個つけます。(2013年6月23日撮影)。 ☆マサキの花は、直径約7ミリで、萼片と花弁が4枚、雄蕊が4本です。花盤が発達し、雄蕊は花盤の縁につきます。(2013年6月23日撮影)。 ☆マサキの果実は、直径6~8ミリほどの球形の蒴果(さくか)です。蒴果(さくか)とは、乾果(乾燥果)で裂開する果実のことです。11~12月に熟し、熟すと果皮が4つに分かれて橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。(2013年12月16日撮影)。 ☆マサキの果実は、熟すと果皮が中央から4つに分かれていきます。果皮が4つに分かれ始めています。(2013年12月16日撮影)。 ☆果皮は種子の後ろで丸まってしまい、赤い4つの種子がすっかり出てきてしまいました。橙赤色の仮種皮に覆われた種子の形は、ニシキギやツルウメモドキが丸いのに対して、細長い形です。(2013年12月16日撮影)。 ☆マサキ(柾、正木)の名は、常緑の真青木(マサアオキ)の転訛や、芽を土に刺すと良く根付くので芽指木(メサシキ)の転訛などの諸説があるそうです。(201年12月14日撮影)。 ☆マサキの花言葉は、「厚遇」「円満」などだそうです。(2012年12月20日撮影)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.06 05:42:06
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