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テーマ:楽天写真館(356037)
カテゴリ:樹木
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年半、連載は連続2,300回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[3]】はニシキギ科の植物で、第8回はニシキギ科で種名がわからない植物です。マユミの品種なのかもしれませんが、種名はわかりません。(2017年10月10日撮影)。
☆裏磐梯の湿地で、たくさんの赤い実がなっている落葉低木を見つけました。野鳥が糞とともに種を落としたものが芽生えて、成長したのでしょうか。高さは、2メートルほどです。 ☆周りにはヨシ(葦)が生えています。湿地に1本だけ、赤い果実が鈴なりの木が目立ちます。 ☆茎は灰褐色で、左右対称に枝が出ています。 ☆葉は対生で、赤く紅葉しています。葉身は楕円形(長楕円形)で、周りには細かな鋸歯があります。 ☆果実の付き方から見ると、新しい枝(本年枝)から集散花序を出して花を咲かせ、果実ができたようです。 ☆萼は、4つの萼片に分かれています。 ☆果実の果皮は濃紅色で、果皮が4つの分かれており、鮮やかな朱色の仮種皮に包まれた種子が見えます。 ☆果実を下から観察してみました。やはり、果皮は4つに分かれています。 ☆以上の特徴から、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木に間違いないと思います。全てマユミの特徴と共通しているように思いますが、マユミの果皮は薄ピンク色なので、頭を傾げてしまいました。 ☆なお、調べてみると、マユミは「秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる」という記事を見つけましたので、マユミの品種なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.10 05:35:31
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